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映画「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」ネタバレ感想・解説

2023 9/01
レビュー・考察 60点以上
2021年6月13日2023年9月1日

映画「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」は2021年公開の映画。

19世紀の混沌としたオーストラリアを描く。

主人公はアカデミー賞を受賞した映画「1917」の主人公、ジョージ・マッケイが務める。

  • 映画「1917 命をかけた伝令」ネタバレ感想 レビューを見る

俯瞰から撮影されるオーストラリアの景色、森の中、荒野の中に佇む枯れ木や、何もない景色を馬が駆けていく姿が印象的でネッドが書いた詩的な趣のある手紙もあいまって、人間の残酷さが際立つ作品だった。

時々起こる2倍速のような映像は、この時代のオーストラリアの悲劇や狂った世界観を演出するのにも一役買っていて、演出面ではかなり見応えのある作品だ。

その反面脚本では「ネッド・ケリー」という人物とその周囲にいる者たちを知っている前提で話が進むため何も知らない者には理解しにくい構成になっている。

2003年にも故ヒース・レジャーの映画「ケリー・ザ・ギャング」が公開されているので、興味が出たら他の作品でストーリーを補完した方が良い。

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映画「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」のネタバレあらすじと感想・解説を書いていく。

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62点

脚本
3
演技
8
演出
8
音楽
7
総合
5
目次

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「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」映画情報

タイトルトゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング
公開年2021.6.18
上映時間125分
ジャンル伝記
監督ジャスティン・カーゼル

映画「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」キャスト

登場人物キャスト
ネッド・ケリージョージ・マッケイ
ネッド・ケリー(幼少期)オーランド・シュワート
ハリー・パワーラッセル・クロウ
フィッツパトリックニコラス・ホルト
エレン・ケリーエッシー・デイヴィス
ジョー・バーンショーン・キーナン
メアリートーマサイン・マッケンジー
オニールチャーリー・ハナム

映画「トゥルーヒストリー・オブ・ケリー・ギャング」あらすじ

19世紀、オーストラリア。貧しいアイルランド移民の家庭に育ったネッド・ケリー。頼りにならない父の代わりに、幼い頃から、母と6人の姉弟妹を支えてきたが、父の死後、生活のため母はネッドを山賊のハリー・パワーに売りとばす。ネッドはハリーの共犯として10代にして逮捕・投獄されてしまう。出所したネッドは、娼館で暮らすメアリーと恋に落ち、家族の元に帰るが幸せも長くは続かない。横暴なオニール巡査部長、警官のフィッツパトリックらは、難癖をつけてはネッドや家族を投獄しようする。権力者の貧しい者への横暴、家族や仲間への理不尽な扱い。自らの正義、家族と仲間への愛から、ネッドは弟らや仲間たちと共に“ケリー・ギャング”として立ち上がり、国中にその名を轟かすおたずね者となっていく…。

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映画「トゥルーヒストリー・オブ・ケリー・ギャング」ネタバレあらすじ

幼少期

1867年のオーストラリア。

オーストラリア移民のアイルランド人、ネッドは貧困家庭で育った。

母親のエレンは、イギリス人のオニール軍曹に身体を売り、酒を提供して生計を立てていた。父親は頼りにならずそれをただ黙ってみているだけだった。

父親には秘密があった。父親は女性のドレスを隠していてそれをオニールに見られたことがあった。ネッドはそれを発見した時怒って焼いてしまった。

父親は酒を飲み、家族を養おうともしなかった。そのため子供の1人は飢餓で亡くなっているほど貧困に喘いでいた。

ある日、ネッドは牛を捕まえてくる。ネッドの家ではひさびさのご馳走だったが、それは英国人の家畜を奪ったものだった。

後日、オニールは父親の犯行として逮捕に来た。ネッドは自分がやったと告白するも信じられず、父親は連れて行かれてしまう。

ある日ディック・シェルトンが溺れていることを助ける。その子供は富裕層で、ネッドとは全く別世界にいる人間だった。

その日の夜、ネッドの母親の元にディックの母親がやってくる。感謝の品を持ってくると同時に、ネッドを学校に行くようにしないかという提案だった。お金はディックの母親が全て払ってくれるという。

しかし、イギリス人のことを憎んでいた母親は追い返してしまう。アイルランド人はオーストラリアの地に無理やり連れて来られた移民だったからだ。

ネッドの父親が監房の中で死んだという知らせを受ける。オニールは自分が発見した時にはすでに死んでいたというが、ネッドはイギリスの警官に対して憎しみを抱くようになっていた。

母と子供で生きていくことになったが、ある日母親の元にハリーパワーという男が現れる。牛飼いだという彼は金払いが良かった。

ネッドはエレンに生き方を学ぶために彼について行くように言われ、ハリーと行動を共にする

牛飼いだと思っていたハリーは盗賊だった。道端で出くわした者たちを襲い金品を奪っていた。

ネッドは犯行の手段に利用されていた。そしてエレンが自分をお金で売ったという事実を知る。

ハリーに面白いものを見せてやると連れて来られたのはオニールが娼婦を連れ込んでいる部屋だった。ハリーはオニールに銃口をむけ、ネッドに撃つようにいう。

父親のような腰抜けになるなと言われたネッドは、オニールの足を撃った後、ハリーにも銃口を向けるも彼の気迫に押されて銃口を下す。

ネッドはエレンの元へ戻ると、自分を売ったことを非難するも、エレンは「この世界に自由なんてないのだ」という。

翌日ネッドは逮捕され、家族から引き離されることになる。

青年期

青年になったネッドは金持ちたち相手に見せ物のケンカで金を稼いでいた。そこで出会ったジョー・バーンと友達になる。

10年ぶりに家に戻ったネッドはエレンや大きくなった兄弟と会う。そこにはエレンの新しい恋人がいた。アメリカのカリフォルニアから来たジョージという男だった。

彼は弟たちの面倒を見て盗みを教えていた。弟たちはまた、盗んだ女性のドレスを着ていた。

盗みを叱責したネッドはそのドレスを盗んだ家に返しにいく。オニールの代わりにいたのはフィッツパトリックだった。

ネッドのことを知っていて一目置いていたフィッツパトリックから歓待を受け、そこで出会ったアイルランド移民のメアリーと一夜を共にする。

ネッドは、家族から何を奪おうとしないフィッツパトリックに驚いていた。

生まれたばかりの赤子がいたメアリーに本気になるなと忠告されていたが、ネッドとメアリーは愛し合っていた。そしてとあるパーティーで母親と一緒にいたジェイソンにメアリーを紹介する。

するとジェイソンは挨拶もそこそこに戸惑ったようにそそくさと離れていく。実はジェイソンは、メアリーと一度関係を持っていて、その時に妊娠させていたのだ。

それを知られたジェイソンは、エレンとの関係もたち、どこかへ行ってしまう。

フィッツパトリックに、盗みを働いた弟を逮捕しないように頼んでいたネッドだったが、1年の刑期を4ヶ月にしてやると持ちかけられる。

そのことに怒ったネッドは彼の手を撃ち逃走する。同時にエレンもフィッツパトリックに暴行しようとして逮捕されてしまう。

ネッドは仲間を集めてケリーギャングを結成し、警察官や富裕層を狙って動いていた。

彼らは女性のドレスを身にまとうことで、そのクレイジーさでイギリス人たちに恐怖に陥れようとしていた。ネッドの父親もそうしていたのだった。

フィッツパトリックもネッドを追っていたが、最終的にはネッドたちに囲まれて殺されてしまう。

勢いづき、大勢の仲間が集まったケリーたちに、メルボルンからイギリス軍兵士が動員される予定だった。

その対策として線路を破壊し、その汽車に乗る兵士を皆殺しにする計画を立てていた。

近くの宿屋で待ち伏せしていたところ、そこにいた人質の1人が教師だった。ネッドが手紙を書いていたところに話しかけにきて英語について教えるという。

すぐ近くにある学校に本を撮りに行くと言いつつ、ネッドたちの計画をイギリス軍に知らせてしまい、ネッドたちは総攻撃を受ける。

圧倒的な数の違いにより、ネッドたちは全滅した。

捕まって生き延びたネッドは、処刑されてその生涯を閉じた。

映画「トゥルーヒストリー・オブ・ケリー・ギャング」ネタバレ感想・解説 

俯瞰から撮影されるオーストラリアの景色、森の中、荒野の中に佇む枯れ木や、何もない景色を馬が駆けていく姿が印象的でネッドが書いた詩的な趣のある手紙もあいまって、人間の残酷さが際立つ作品だった。

ネッドの手紙を軸にナレーションが進むけれど、自分の人生を振り返りその足跡をネッドが本当に残したのだとしたら、その文才を活かせなかったのは実にもったいない。

あの時助けたディックの母親にきちんとした学校に連れて行ってもらえればもっと違う道が待っていたのかもしれない。

ネッドケリーは、盗賊行為を働いていたが、それは富裕層やイギリス警察などの一部の権力者たちに絞られていたことで、彼はオーストラリアにおいてその歴史を注目されている。

この時代のオーストラリアは、映画「ナイチンゲール」でも同様のことが起きていた。

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この時代はイギリスやアイルランドから来た囚人がたくさんオーストラリアの地に来たという。それはアメリカに送られることもあったようだけど、独立戦争後はオーストラリアに送られてくることが多かったようだ。

原住民は入植時にかなり迫害されていたので、どうしてもイギリス>アイルランド>原住民という階級社会になっていた。

これは「ナイチンゲール」でアイルランド人の主人公の女性がアボリジニに対して、人とも思わない態度をとっていることから、差別問題の恐ろしさがよくわかる。

ここで描かれるイギリス人の警官はそこまで絶対的な悪としては描かれていないのも現実味がある。あくまで人間としての立場が違うという前提があって成り立つような振る舞いが物語の残酷さにリアリティをもたらす。

フィッツパトリックはケリー家に手を差し伸べようとしている点も見受けられるが、それは間違いなく、人間として同じ視点で彼らを見ていないことがわかる。

一方的な搾取と不当な扱いはおよそ現代の成熟社会では考えられない行為であり、オーストラリアという地の悲惨さが伝わってくる映画だった。

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映画「トゥルーヒストリー・オブ・ケリー・ギャング」の登場人物が出演する映画

1917-命をかけた伝令-
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