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映画「ウーマン・トーキング 私たちの選択」現代社会に起きたおぞましい実話 ネタバレ考察・解説
ウーマン・トーキング 私たちの選択は、2023年公開の映画。 アカデミー賞脚色賞にも輝いた本作は、実際にあった連続レイプ事件をもとに書かれた小説が原作。 南米ボリビアが事件の舞台だが、本作はキリスト教のとある村に設定を変え、男たちが女性を次々に... -
映画「aftersun /アフターサン」カルムはラストにどうなったのか? ネタバレ考察・解説
「aftersun/アフターサン」は、2023年の洋画。 思春期になりかけの11才の娘ソフィーと、31才の父親カルムが、トルコで一夏のバケーションを過ごす話。 「11才の頃、30才になったら何をしていると思ってた?」 この言葉にドキリとした人も決して少なくない... -
「ソフト/クワイエット」はワンショット撮影された胸クソ映画 ネタバレ考察・解説
「ソフト/クワイエット」は2023年の映画。 私が過去に見た作品の中で、印象に残っているセリフにこんなものがある。 「強い光が差すところには必ず濃い影も浮かぶもんだ。影に飲みこまれんなよ」 ドラマ「BORDER」より引用 正義と悪を相対して表現した一... -
映画「TAR / ター」は意味がわかると怖い話 ラストの意味までネタバレ考察・解説
「TAR/ター」は2023年公開の映画。 ドイツのオーケストラ・ベルリンフィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ターの栄光と凋落の物語。 異常なまでの演技力が魅力的なケイト・ブランシェットと緻密なまでに練られた脚本により、アカデ... -
映画「EO イーオー」のテーマとは?ラストの意味をネタバレ考察・解説
ポーランドのイエジー・スコリモフスキ監督・脚本による7年ぶりとなる最新作「EO イーオー」が2023年に公開。 サーカス団で平和に暮らしていたロバ。ある日、動物愛護団体にサーカス団を潰されたことで放浪の旅に出るという話。 人間のエゴから始まり、人... -
映画「ザ・ホエール」タイトルの意味をネタバレ考察・解説
「ザ・ホエール」は2023年に公開された映画。 ボーイフレンドを亡くし、過食症になってしまったチャーリー。病院へ行くことも拒否し、死期を悟った彼が、8歳から疎遠になっていた娘のエリーと再び出会うヒューマンドラマ。 「ノア」や「ブラックスワン」の... -
映画「Search/#サーチ2」のラストの結末とセキュリティ問題をネタバレ考察・解説
「Search/#サーチ2」は2023年の映画。 前作では、PCをはじめとしたデジタルの中だけで完結する編集は今回も健在。 母親が南米の旅行先で突如失踪。母親を探すために娘のジューンはiPhone、スマートウォッチにスマートホーム、SNSと繋がることでアメリカを... -
映画「エスター ファーストキル」は奇をてらいすぎていて怖くない ネタバレ考察・解説
「エスター ファーストキル」は2023年の映画。 前作から13年。 不幸のあった夫婦がエスターを養子として迎え入れるところから始まる「エスター」。 「エスター ファーストキル」では、孤児になる前の前日譚が描かれ、前作では少し触れられただけの精神病棟... -
映画「女神の継承」はちゃんと怖い この車は赤いの意味とは? ネタバレ考察・解説
女神の継承は、2022年公開のホラー映画。「哭声/コクソン」のナ・ホンジンが原案、製作したスピンオフスリラーだ。 タイの東北部で崇められている精霊をテーマにしたホラー映画は、人類を超越した存在、呪いによる恐怖を描く。 邪悪なナニカに体を乗っ取... -
映画「フェイブルマンズ」はつまらない?スピルバーグ監督の半自伝映画 ネタバレ考察・解説
映画「フェイブルマンズ」は2023年のスピルバーグ監督による作品。 「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」などの名作を生み出し、近年でも「レディ・プレーヤー1」など面白い作品を次々に世に送り出す鬼才・スピルバーグ監督による半自伝的作品。 幼少の頃...