映画「バードボックス」ネタバレ考察・解説 外にいるあれらの正体とは?

Netflixが2018年に製作した「バードボックス」

公開後1週間で4500万回再生された人気作品だ。

数多の映画で作られている人類滅亡系の映画だけれど、今回の設定は「外を見たら死ぬ」

パンデミックから5年後をはじめに見せながら、パンデミック当時の状況を少しずつ見せていく手法は「どうしてこうなった」と続きが気になり、一気に観てしまうだろう。

しかし、この映画には他の人類滅亡の映画とは大きく異なる点がある。

70点

脚本
7
演技
7
演出
8
音楽
6
総合
7

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映画「バードボックス」予告

映画「バードボックス」あらすじ

思いがけず子どもを身ごもったアーティストのマロリー(サンドラ・ブロック)は、ある日突然訪れた世界の終焉と人類滅亡の危機に直面する。残された幼い命を守れるのは彼女だけ。生き残るためにできることは決して“その闇“を見ないこと。マロリーは決死の逃避行を決意する―。

filmarks

映画「 バードボックス」映画情報

監督 スサンネ・ピアー
脚本 エリック・ハイセラー
原作 ジョシュ・マラーマン
音楽 トレント・レズナー
公開日 2018/12/21
上映時間 124分
製作国 アメリカ
製作費 1980万ドル
興行収入

映画「バードボックス」キャスト

役名キャスト
マロリー サンドラ・ブロック
トム トレヴァンテ・ローズ
ダグラス ジョン・マルコヴィッチ
ジェシカ サラ・ポールソン
シェリル ジャッキー・ウィーヴァー
ルーシー ローサ・サラザール
オリンピア ダニエル・マクドナルド
チャーリー リル・レル・ハウリー
ゲイリー トム・ホランダー
フェリックス コルソン・ベイカー
グレッグ B・D・ウォン
リック プルイット・テイラー・ヴィンス
少女 ヴィヴィアン・ライラ・ブレア
少年 ジュリアン・エドワーズ

映画「バードボックス」ネタバレ考察・解説

ネタバレありあらすじ

この映画の内容を簡単に説明すると

外にいたらみんなが急に自殺しだしたので混乱していたら、どうやら外でナニカを見ると死ぬということが分かり、

じゃあ外にいたら危険だということで家の中に隠れていると、外にいても大丈夫な奴らが襲ってきてみんな死んでしまう。

生まれてきた子どもたちと5年間逃げのびたけど、トランシーバーで他にも生き残りがいることが分かり、受信した避難場所へ川を2日間も下りながら逃げ延びる

という話だ。

唐突な川下りのシーンと、5年前の過去とを行ったり来たりするのだけれど、置いてけぼりにされるような難しい話ではない。

ただし、あまり多くは語らずに、「逃げ延びる」ことだけをテーマに描かれているのでいくつか疑問も残る。

続編も予定されている通り、全てを明らかにしていない。今回はわかっている範囲の疑問をまとめておく。

考察1)自殺を引き起こす怪物の正体とは?

映画では明かされないまま終わってしまったが、 自殺を引き起こす条件は

  • 外でナニカを見たらアウト
  • 家の中から外を見るのもアウト
  • 目隠しして光が多少入る程度ならセーフ
  • 闇のある人間はセーフ

だった。

自殺する前に何人かが死んだ人の名前を呼んでいたから、死人が死を招き寄せるのかもしれないけれど、ハッキリとはしていない。

また、ナニカは幻聴を聞かせる力も持っている。

一連のパンデミックによる自殺行為は、M・ナイト・シャマラン監督の「ハプニング」と類似している。

「ハプニング」では空気感染という形だった。

「バードボックス」では、ナニカがいることは分かるが、それが何なのかは全くわかっていないし、解決策も今のところない。

考察2)外を見ても死なない人たちの正体とは?

字幕では「闇の者達」という分かりにくい表現だけど、精神疾患を抱えて犯罪を犯し病院に収容されている者達のことを言っている。

彼らには影響がないらしく、スーパーで出会い、チャーリーを死に追いやった男も同じ類の人間だ。

彼らの目的は、ただ人を殺すために外にいるナニカを見せることであり、それ以上でもそれ以下でもない。

外に出ないだけでは地味になるので、分かりやすい敵という意味で出現する。

外に出た瞬間死ぬという映画では「ラストデイズ」という映画もある。

スペインの映画で、こちらは「外に出た瞬間に死ぬ」ので動きに制約が大きいのだけれど、下水道とか使ったりしてうまく展開していくので時間があったら見て欲しい。

スッキリしないけどラストはなかなかエモい終わり方に仕上がっている。

考察3)バードボックスの意味とは?

これは単純だ。

見てはいけないナニカが近づいたとき、鳥が叫んで教えてくれる。

それをタイトルにしているのでバードボックス(鳥籠)という。

鳥籠の中の鳥のように、マロリーたちは家の中に隠れていなければならないというところからも由来があるそうだ。

鳥が叫ぶことが、解決策のキーになり得るかもしれないが、今作では何も明かされていない。

ただ、結局外にいるときは目隠しをしているのだから、今のところ緊張感を持たせるための演出でしかない。

外にいるからといって、即死するわけではないということだ。

映画「バードボックス」結末の意味と続編への期待

映画「バードボックス」は1区切りついたところで終わってしまう。

唐突なパンデミックから、なぜ川下りをするに至ったのかという経緯についてはハラハラドキドキする楽しさがあり、あっという間だったけれどドキドキワクワクしながら一気に見ることができた。

しかしこの映画には何かが欠けている。

結末ではなにも解決せずに、原因も分からないまま終わっていくから、モヤっと感が残るのだ。

原因を探るわけでもなく、問題を解決するわけでもなく、ただ同じ境遇の仲間がいる元に行くだけで物語が終わってしまう。

ラストにもこれといった含みを持たせてもいないし、仲間が見つかったのは確かに名前も持たぬ子どもたちにとっては希望だけれど、一時しのぎにしか見えない。

たとえば先ほど例にあげた「ハプニング」では一応の原因は判明するし、含みを持たせた状態で映画も終了している。「ラストデイズ」もそうだ。

世界滅亡というくくりでは「アイアムレジェンド」も似たような流れになるが、こちらもある種の解決方法と希望をもって終わる。

音を立てたら即死の「クワイエットプレイス」もそうだ。

同じように世界は荒廃しているが、ある種の希望があった。

しかしこの映画はただ単に逃げおおせただけだ。

アメリカの人気ドラマに「ウォーキングデッド」があるが、あれと同じで原因も解決方法もわからず、確かにおもしろいけど、これといった解決策は何も提示されていない。

続編が製作中とのことなので、単に生きのびるだけでなく、目的をもった映画にしてほしいが、ウォーキングデッド方向に行くなら、まず間違いなく闇の者たちとの殺し合いが始まるだろう。

というわけで「バードボックス」は映画というよりドラマのファーストシーズンといったところに意味合いが近い。

続編がドラマになるか映画になるか分からないが、ドラマになるなら3,4と続けるように割り切って作って欲しい。

もっともドラマ版であれば川を下って仲間を見つけるころには3rdシーズンまで進んでいるかもしれないが。

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映画「 バードボックス」を見たならこれもおすすめ

「ハプニング」は、自殺行為をするパンデミックとして類似している映画。

「バードボックス」は外を見たらいけないとすぐにわかるが、「ハプニング」では、外にいるとすぐに死ぬわけではない。

何が引き金なのかが徐々に分かっていく様を不気味な映画をとらせたらピカイチのM・ナイトシャマランが巧妙に描く

「アイアムレジェンド」では、ニューヨークに一人生き残った学者がゾンビと化した者たちの特効薬を作れないかと模索する話だ。

こちらは原因ははっきりしているが、解決策が分からないことと、生き残りがいるかどうかわからないことだ。

別エンディング版の方が、分かりやすくておすすめ。

クワイエットプレイス」は、見てはいけないのではなく、音を出してはいけない。

音を出すと敵が襲ってくるため、家の中でも安心できないという点でなかなか厳しめの設定。

「アイアムレジェンド」と同じで文明が崩壊しているため、パンデミックのような混乱はない。

見ているこちらも音を立てずらくなること必至だ。

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