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映画「リチャード・ジュエル」ネタバレ感想・解説 本当のおもしろさはメディア批判にあらず

2023 9/01
レビュー・考察 60点以上
2020年10月23日2023年9月1日

映画「リチャード・ジュエル」は、2020年に公開された映画。

監督はクリント・イーストウッド。毎年1本映画を撮ることがルーティンと化している名監督兼名俳優。

1995年のアトランタオリンピック開催中の爆破テロに巻き込まれた第1発見者のリチャードが、英雄扱いから一転、事件の容疑者へと変わっていく落差を描いた映画。

メディアによる印象操作や誤った情報の拡散をテーマに描いた作品は楽しめるけど、目新しさは感じなかった。

代わりに私はこの映画の違う部分にとても惹かれた。

主人公リチャード・ジュエルの人間味の部分だ。

今回は、そんな人間味あふれる映画の感想を書いていく。

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62点

脚本
6
演技
6
演出
7
音楽
6
総合
6
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目次

「リチャード・ジュエル」映画情報

タイトルリチャード・ジュエル
公開年2020.1.17
上映時間129分
ジャンルヒューマンドラマ
監督
クリント・イーストウッド

映画「リチャード・ジュエル」キャスト

登場人物キャスト
リチャード・ジュエルポール・ウォルター・ハウザー
ワトソンサム・ロックウェル
ボビキャシー・ベイツ
トム(FBI捜査官)ジョン・ハム
キャシー(新聞記者)オリヴィア・ワイルド
ナディアニーナ・アリアンダ

映画「リチャード・ジュエル」あらすじ

1996年、アトランタ・オリンピック開催中に爆破テロ事件が勃発。不審なバックを発見した警備員リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)の迅速な通報によって数多くの力で多くの人命が救われた。だが、爆弾の第一発見者であることでFBIから疑われ、第一容疑者として逮捕されてしまう。ジュエルの窮地に立ち上がった弁護士のワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)は、この捜査に異を唱えるのだが…。

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映画「リチャード・ジュエル」ネタバレ感想・解説 

ストーリーに目新しさはない

©映画「リチャード・ジュエル」

映画「リチャード・ジュエル」は事実に基づくストーリー。とはいえ話自体にそれほど目新しさはない。

メディアによる攻撃よりもSNSによる威力が日に日に増している昨今には今更感もある。

メディアの力はSNSの普及により相対的に下がってきている。まだまだ権威性や、集客という部分では強いのだけれど、やはり今は個人の集合体の方がよほど脅威だ。

そういう意味でこの映画は目新しさに欠ける。事実に基づくストーリーだけれど20年も前の話だから旬の問題でもない。

記者の逆・手のひら返しもなんだか嘘くさい。あれだけ一面を飾ることに命を懸けていて、自分のカラダを売ってでもスクープをとろうという肉食女子だったのに、リチャードが電話をかけられないというアリバイを認識したら慌てふためく。

共犯という可能性もあり得るのに、読者をミスリードさせてしまったと激しくうろたえる。極めつけに、リチャードの記者会見で泣き出す始末。

なんだか観ていて滑稽さを感じてしまう部分でもあった。

冤罪事件として風化させてはいけないけれど普通の話だと言うのが最初の感想。

こういう普通ぐらいのおもしろい映画が一番感想が書きづらいんだよなと感じながら、もう一度思考を巡らせていた。

すると、この映画にだんだんと違う印象を受けはじめていることに気づいた。

実はこの映画はとても感傷に浸れる映画なのではないかと。

じゃあどこにこの映画の魅力があるのか。

リチャードの人間臭さ

©映画「リチャード・ジュエル」

これは、リチャード・ジュエルという1人の人間に心惹かれる話なのだ。

大学生相手には息巻いて、権力を盾に強気で行動する。そうかと思えばFBI相手には自分が疑われ、ひどい扱いを受けているにも関わらずすごく協力的で、自分の意見を言わずにおしとやかになる。

FBIに家宅捜査されながらも、世話焼きおばさんのようにふるまう。ワトソンが守ってくれようとしてくれているのに、指示を無視して行動する。客観的に見ていると実にイライラする行動だろうし、実際にわたしも観ている時はイライラした。

でも、少しだけリチャードの行動を理解しようとしてみると見方が変わる。

リチャードの1つ1つの行動は正しいとも思えないけれど、それも含めて実に人間らしい一面じゃないか、と。

決してカッコいい姿ではないけれどじわりじわりと親近感を感じてくる。

学生時代でも、社会に出てもこういう人はいるし、大なり小なり人間はこういう行動をとるし、私も否定はできない。

自分に力があるとわかると、ちょっと強気に出てしまう。下級生や後輩には自分の意見を雄弁に語ったり、調子に乗ると思想を押しつけようともする。

逆に自分が憧れている人の頼みならつい聞いてしまうし、ちょっと嫌なことをされた後でも優しく話しかけられると嬉しくなってしまう。相手の意見を聞くとそれが正しく聞こえてくる。

尊敬する人のためにチョコバーを切らさないように買ってくるようなホスピタリティを発揮する。

それがリチャードにとってのFBIだし、人を守る仕事をしている人たちなんだ。

決して彼は悪人ではないけれど、でも明らかな善人でもない。人間の良さも悪さもあわせもった人間なのだと思うと途端に愛おしくなる。

恋人もいなくて独身で、母親とずっと同居している。顔や体型についてからかわれて生きてきて、メディアによって世間からも底辺のレッテルを貼られる。

でもそれでもなお、人を守ることに憧れを持っていて、警察官という自分のやりたいことを見つけて人生を全うした彼に深い親近感を得ると同時に羨ましさすら感じる。

女性記者もまたエモい

©映画「リチャード・ジュエル」

そう考えると先ほど批判した女性記者も実に人間味があふれている。自分が目立つ事ばかり考えているかと思いきや、1人の人間を不幸にしてしまったことに後悔して涙を流す。リチャードからしたらもっとも激怒すべき人物の1人だし、観客もこの女には憤りでいっぱいだから、涙を流していい人ぶるんじゃねぇよって話だ。

でもこれも人間なんだなと考えると、愛おしくなる。だって私たちだってSNSで無意識的に攻撃しているから。大多数に裏づけられた正義をもとにいつも誰かを攻撃しているのだから。

別にこの女性記者とやっていることは何も変わらない。

私たちはある日はリチャードになっていじめられて、ある日は女性記者になって罵倒する。

この映画の本質が垣間見えたような気がした。

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