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映画「フェイブルマンズ」はつまらない?スピルバーグ監督の半自伝映画 ネタバレ考察・解説
映画「フェイブルマンズ」は2023年のスピルバーグ監督による作品。 「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」などの名作を生み出し、近年でも「レディ・プレーヤー1」など面白い作品を次々に世に送り出す鬼才・スピルバーグ監督による半自伝的作品。 幼少の頃... -
映画「エヴリシング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス」はマルチバースを使った壮大な親子ゲンカ ネタバレ考察・解説
あのとき決断していれば、あのときソレを選ばなければ、こうしていれば、あぁしていれば。 人間なら誰しも陥りがちな選択による過去の後悔。諦め。もしくはやってよかったと思う肯定。いずれにせよキリのないタラレバの世界。 そのすべての分岐で世界が分... -
映画「イニシェリン島の精霊」の6つの疑問をネタバレ徹底解説・考察
イニシェリン島の精霊は2023年公開の映画。 「スリービルボード」でアカデミー賞を受賞したマーティン・マクドナー監督が5年ぶりの新作として世に出したこの映画は、ゴールデングローブ賞で3冠を受賞し、またも注目を浴びている。 一度見ただけでは絶対に... -
映画「流浪の月」の気持ち悪さの原因と文の病気 ネタバレ考察・解説
映画「流浪の月」は2022年公開の映画。 李相日監督が「怒り」から6年、再び広瀬すずを起用したヒューマンドラマ。 「流浪の月」は、2022年公開の李相日監督作品。 2016年公開の「怒り」では、衝撃的な演技を見せつけた広瀬すず。今回は女児誘拐事件の被害... -
映画「アフター・ヤン」でラストの中国語の意味とは ネタバレ考察・解説
「アフター・ヤン」は2022年公開のSF映画。 舞台は近未来。テクノと呼ばれる人型ロボットが一般家庭にまで普及し、世界はロボットとの共存が当たり前の時代。ロボットネイティブ時代を生きる少女ミカは、兄のように慕っていたロボット、ヤンの故障を目の当... -
【ネタバレ考察】映画「林檎とポラロイド」の張り巡らされたラストへの伏線を徹底解説
「林檎とポラロイド」は2022年公開のギリシャ映画。記憶喪失がパンデミック化した世界で生きる人々の姿を、悲壮感を漂わせながらも、どこか俯瞰的に描いていく。 ある日、突然記憶を失った男が覚えていたのはリンゴが好きなことだけ。戻らない記憶。待てど... -
「秘密の森の、その向こう」ネタバレ感想・解説 フランスらしい行間を読む映画
「秘密の森の、その向こう」は、2022年公開のフランス映画。カンヌ国際映画祭を受賞した「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督作品。 祖母との別れを経験した8歳の少女ネリーの喪失感を、おとぎ話のような不思議な体験とともに描く。実にフランスっぽ... -
映画「ボイリング・ポイント/沸騰」ワンショットで撮影した理由とは ネタバレ感想・解説
「ボイリング・ポイント」は2022年公開の映画。 ロンドンの人気レストランでオーナーシェフを務めるアンディが、1年で1番忙しいクリスマス前に起きた数々のトラブルを描いた映画。 プライベートでは妻子と別居の問題を抱えているアンディが、かき入れどき... -
「わたしは最悪」は恋愛脳にオシャレをかけ合わせたエモい映画 ネタバレ感想・解説
「わたしは最悪」は、2022年公開の映画。 恋人との恋愛はうまく行っているはずなのに、なにか物足りないと感じたことはないだろうか。このまま、結婚して、子供を産んで、育ててという人生を歩んでいくことに漠然とした不安を感じることはないだろうか? ... -
映画「前科者」は原作をうまく改変した良作 ネタバレ感想・解説
映画「前科者」は2022年に公開された邦画。 前科を持つものが仮釈放される際、保護観察対象者の社会生活への復帰を手助けしたり、助言や指導を行う人のことを保護司という。 なんとなくそういう存在がいることを知っている人は多いだろうが、実はボランテ...