事実に基づく映画– tag –
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60点以上
映画「クーリエ 最高機密の運び屋」は007とは違う地味な史実 ネタバレ感想・解説
クーリエは2021年の映画。 アメリカCIAやイギリスMI6に協力し、ロシア高官から送られる機密情報を運んだあるセールスマンの実話に基づく話。 キューバ危機を救う情報源ともなったこの諜報活動は西側諸国で称賛されている。 政治的で歴史的で堅苦しく書くの... -
60点以上
映画「アウシュヴィッツレポート」は後味が悪い実話 ネタバレ感想・解説
「アウシュヴィッツレポート」は2021年のスロバキアの映画。 アカデミー賞のスロバキア代表として選出されたが、ノミネートはされなかった。 前半はアウシュヴィッツ収容所からの脱走を図るまで、後半は脱走してから安全な場所まで逃げ込むまでの逃走を描... -
60点以上
映画「ライトハウス」はギリシャ神話と実話のミックス ネタバレ考察・解説
「ライトハウス」は2017年にアメリカで公開された映画。公開直後に絶賛されて日本での公開が待たれていた。 しかし、白黒かつ昔のシネマと同様の画面サイズで描かれる特殊な環境の作品は、配給元のA24が条件に出す映画館がなく、なかなか公開されなかった... -
60点以上
映画「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」ネタバレ感想・解説
映画「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」は2021年公開の映画。 19世紀の混沌としたオーストラリアを描く。 主人公はアカデミー賞を受賞した映画「1917」の主人公、ジョージ・マッケイが務める。 映画「1917 命をかけた伝令」ネタバレ感... -
50点以上
映画「アンモナイトの目覚め」で知っておくべき知識 ネタバレ感想・解説
「アンモナイトの目覚め」は2021年の映画。 19世紀のイギリスを舞台に過去に世紀の発見をした女性考古学者の生き様をフィクションを交えて描いた映画。 会話が少なくて、背景も多く語られない映画なので、楽しむべきは役者の表情による演技と、間の取り方... -
90点以上
映画「ノマドランド」アカデミー賞ノミネートの実話 ネタバレ感想・解説
「ノマドランド」は2021年の映画。決まった家を持たずにキャンピングカーやバンで暮らすノマド生活をする人々をフランシス・マクドーマンドが演じるロードムービー。 ほとんどすべての登場人物が役者を使わずにドキュメンタリー調で進む。 でも、メランコ... -
60点以上
映画「黒い司法 0%からの奇跡」はアメリカ司法の実話 ネタバレ感想・解説
映画「黒い司法 0%からの奇跡」は2020年に公開された映画。 無実の罪で収監された黒人ジョニー・Dと、その無罪のために戦った弁護士ブライアンの事実に基づくストーリーだ。 アメリカの黒人差別は少し日本人感覚には理解しにくい部分もあるけれど、この映... -
60点以上
映画「シカゴ7裁判 」はラスト1分のために観るべき映画 ネタバレ感想・解説
映画「シカゴ7裁判」は2020年の映画。 コロナの影響により、Netflixが公開間もなく配信開始した作品でもある。 1968年のベトナム戦争下のアメリカで起きた反戦運動による暴動。そこで起訴された7人に対して正義のない裁判が展開されていく様を描く。事実に... -
80点以上
映画「フォードvsフェラーリ」は、クルマに興味がない人でも楽しめる ネタバレ感想・解説
映画「フォードvsフェラーリ」は2020年に公開された映画。 フランスで行われる自動車の24時間耐久レース。イタリアの名車フェラーリが連続優勝している時代にフォードが参入した頃の実話を描く。 アカデミー賞で編集賞と音響編集賞を獲得するほどにそのレ... -
60点以上
映画「リチャード・ジュエル」ネタバレ感想・解説 本当のおもしろさはメディア批判にあらず
映画「リチャード・ジュエル」は、2020年に公開された映画。 監督はクリント・イーストウッド。毎年1本映画を撮ることがルーティンと化している名監督兼名俳優。 1995年のアトランタオリンピック開催中の爆破テロに巻き込まれた第1発見者のリチャードが、...