映画「クワイエット・プレイス2」はスリラーとしては満点 ネタバレ感想・解説

「クワイエットプレイス2」は、2021年に公開されたスリラー映画。

前作クワイエットプレイスでは、怪物の弱点がわかったところでエンディング。

続編では、ラストの大音量のおかげで集まってきた怪物により住めなくなった住処を離れ、次の定住地を探しにいくところからスタート。

スリラーとしては、いつ出てくるかもわからない敵に終始ドキドキしっぱなしで、弱点が分かったといえどもまだまだ無敵に近い怪物の恐怖演出は満点に近い出来栄え。

話の流れに都合が良すぎる点は気になるもののまだまだ続きが見たいと思える映画だった。

「クワイエット・プレイス2」

おすすめ度
84点

2021.6.18

97分

スリラー

ジョン・クラシンスキー

エミリー・ブラント

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「音を出したら即死」の続編
見どころ
  • 恐怖演出は満点に近い出来栄え
  • 姉弟の活躍・成長にも注目
  • さらなる続編に期待

テーマ
芸術
エンタメ
雰囲気

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「クワイエット・プレイス2」映画情報

タイトルクワイエット・プレイス 破られた沈黙
公開年2021.6.18
上映時間97分
ジャンルスリラー
監督ジョン・クラシンスキー

映画「クワイエット・プレイス2」キャスト

登場人物キャスト
イヴリンエミリー・ブラント
リーガンミリセント・シモンズ
マーカスノア・ジューブ
エメットキリアン・マーフィー
島の長ジャイマン・フンスー
リージョン・クラシンスキー
マリーナスクート・マクネイリー

映画「クワイエット・プレイス2」あらすじ

“音を立てたら、超即死”という極限の世界を生きるエヴリン一家。最愛の夫・リーと住む家をなくしたエヴリン(エミリー・ブラント)は、産まれたばかりの赤ん坊と2人の子供を連れ、新たな避難場所を求めてノイズと危険に溢れた外の世界へ旅立つが・・・。突然“何か”の襲撃に遭い、廃工場に逃げ込んだ一家は、謎の生存者エメット(キリアン・マーフィ)に遭遇する。彼との出会いを発端に、新たな謎と脅威が明らかとなり、一家の運命は激しく動き始めるのだった。

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映画「クワイエット・プレイス2」ネタバレ感想・解説 

怪物の正体は?

「クワイエットプレイス2」で怪物の正体について分かったことは、泳げないという事実のみだ。

怪物は宇宙から隕石に乗って飛来して、音に敏感に反応し、人間を殺してまわる。特に捕食することが目的ではなく、殺戮が目的っぽい。

スピードは全力の車に追いつけるほどで、長い爪は鉄をも切り裂く強度があるため、人間は一瞬にして死ぬ。

視力はないか、もしくは非常に弱いため、裸足でゆっくり音を立てないように歩けば見つからないが、ちょっとでも不自然な音を立てると途端に数百メートル?先からものすごいスピードでやってくる。

そのかわり、滝のように周囲に大きな音がある場所だと人間が出す物音との判別がつきづらくなる。

そこまでが前作「クワイエットプレイス」での情報で、ラストシーンで特定の周波数に弱いところまで判明する。

ラストの終わり方がいかにも人類が反撃ののろしをあげたかのような終わり方だったので、もっとアクションが展開かされるかと思ったけど、まだまだ、メタルギア並みのスニーキングは健在であり、だからこそあまり他の映画では類を見ない戦い方にワクワクさせてもらった。

そして今回は泳げないというかわいい弱点を発見したわけで、この次の展開は今度こそ広がりそうだ。

別に怪物は水そのものが弱点ではない。水の音が周囲で発生すると人間の位置を特定しにくくなるぐらいで、浴びたからといって特に不利益になることはない。

ただ、泳げないだけだ。

しかし、この発見はつまり、最初に地球に降り立ってきたときにいなかった島であれば怪物はやってこれないということを指している。

日本レベルの大きさの島国に怪物がいないかというと微妙だけれど、島なんてのは無数にあるので、結構な数の人間が生き残っている可能性は高いだろう。

「クワイエットプレイス2」ではまだほとんど文明の生き残りが見られていないが、少なくとも「ウォーキングデッド」よりも文明は残っていると思われる。

シナリオのツッコミどころは多い。

スリラーとしては満点に近いのに、一方でシナリオには疑問もある。

マーカスがなぜ赤ん坊を置いてまで1人行動をした理由はその最たるものだ。

なぜあのタイミングでわざわざ危険を冒して行く必要があったのか。

マーカスを成長させるために無理やり外に出したようにしか見えない。

成長するためには怪物に襲われなければならず、だとするとあの安全な場所から一度出なければならないからだ。

島で怪物に襲われたときも腑に落ちない点が目立った。島のおっさんが囮になって車で逃げたのは良かったけれど、なぜエメットとリーガンまで乗る必要があったのか。

結果的にその場所にラジオを通じて「ビヨンド・ザ・シー」が流れていて、マーカスにも周波数を届けることができたものの、こじつけ感は否めない。

それにあのおっさんはシャッターも閉めずになにをダラダラしているのか。

あの怪物はシャッターぐらいぶち破るかもしれないけど、少なくとも時間稼ぎにはなっただろうに。

呆然とそのままシャッター付近に立っているので、やっぱり殺される。

前作も、音を立てたら即死だというのに、机の上にモノが散らかっていたりスリラーにするための演出が目立ったが、今作も同じように細かい部分は気になった。

ラストの結末・終わり方

今回はアクション映画にせずに姉弟の成長を描いた。前作では、弟のマーカスは弱虫で怪物を怖がってばかりいたけれど、今作で大きく成長した。

姉の方は補聴器とスピーカーを利用して怪物が嫌いな音を増幅させて鉄パイプで仕留めた。

そこは彼女がラジオからひろった音楽を流していたラジオ局だった。

その曲を聴いていた弟はそれを怪物に聞かせて母と弟を守る。

ラジオを通じて、怪物の嫌いな周波数を流すことで世界を救うこと、何事も弱虫で怖がりだったマーカスが成長したわけだ。

2人ともしっかりと父親の意思を継いで母と幼き赤ん坊を守る頼もしい兄と姉に成長した。

前回が反撃の糸口を見つけるまでが描かれているのに対して、今作では実際に反撃開始をする直前までが描かれることになった。

続編では、今度こそ怪物たちとの直接対決が始まるはず。

まさかの同じ終わり方だったことにはびっくりしたけれど、子どもから青年へと成長したマーカスは、今後の活躍が楽しみだ。

けれども、この作品の前後でマーカスが姉のリーガンの身長を超えてしまったらしく、子役が同じ時間軸で今後も撮影するのは無理なので、かなり時を経たせるか、数年後の世界でしか描けないかもしれない。

ドラマ化してほしい気もするけれど、そうなると確実に人間同士の争いに発展していくだろうし、冗長になるのは必至なのでこのまま映画続編として進めてほしいところ。

スリラー映画としては満足度はかなり高く続編への期待も高まる映画だった。

クワイエット・プレイス3(続編)について

ちなみに、すでに2023年に続編が決まっている。

ただし、監督はジェフ・ニコルズに変わり、原案はジョン・クラシンスキーが関わるものの別の映画になりそうだ。

大体、映画の続編はPART3が鬼門なわけだけど、ここを突破できるかどうかで人気シリーズになるかどうかが変わってきそう。

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