映画「マッドマックス 怒りのデスロード」は、Twitterのハッシュタグ「#2010年代映画ベスト10」で第1位に輝いた作品
初代は1970年代、核戦争で荒廃した地球が舞台という設定だ。
当時の映画を観ていない人なら誰しもこう思うだろう。
あれ?北斗の拳じゃね?
と。
しかし、この映画は北斗の拳の作者がアイディアのもとにした映画であって、決してパクリではない。
キレッキレッに改造された車やバイクをブンブン乗りまわし、火薬を盛りに盛って爆発の限りを尽くすこの映画は、男が憧れるヤンチャな要素をすべて兼ね備えているといっていい。
映画にはメッセージ性があった方がいいとか、芸術がどうとか、話のつじつまがどうだとか、
そんなの関係ねぇっ!
ただただ、狂気のデスロードを楽しめばいいんだ!
映画「マッドマックス 怒りのデスロード」予告
映画「マッドマックス 怒りのデスロード」あらすじ
石油も、そして水も尽きかけた世界。主人公は、愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえている元・警官マックス(トム・ハーディ)。資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕われたマックスは、反逆を企てるジョーの右腕フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、配下の全身白塗りの男ニュークス(ニコラス・ホルト)と共に、ジョーに捕われた美女たちを引き連れ、自由への逃走を開始する。
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映画「マッドマックス 怒りのデスロード」映画情報
監督 | ジョージ・ミラー |
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脚本 | ジョージ・ミラー |
ブレンダン・マッカーシー | |
ニコ・ラサウリス | |
音楽 | ジャンキーXL |
公開日 | 2015/6/20 |
製作費 | 1億5000万ドル |
興行収入 | 3億7500万ドル |
映画「マッドマックス 怒りのデスロード」キャスト
マックス | トム・ハーディ |
フュリオサ | シャーリーズ・セロン |
ニュークス | ニコラス・ホルト |
イモータン・ジョー | ヒュー・キース・バーン |
スプレンディド | ロージー・ハンティントン=ホワイトリー |
ケイパブル | ライリー・キーオ |
トースト | ゾーイ・クラヴィッツ |
ダグ | アビー・リー |
フラジール | コートニー・イートン |
映画「 マッドマックス 怒りのデスロード 」ネタバレ感想
この映画の見どころはアクションシーンに尽きる。
いくらかけたのかわからないド派手な改造車を爆発のオンパレードで、廃車にする。
車やバイクを走らせながら殺し合いを行うため、どうやって撮影しているのかすら分からない。
ただただ何も考えずに観るべき映画がアカデミー賞6部門を受賞しているのもまた、興味深い。
R15指定ではあるが、それほどグロいシーンはないので、苦手な人も楽しめるだろう。
人間は死なない。アクションシーンではよくある。
しかし、撮影しているのは生身の人間である。
そのわりに、この映画ではわりと簡単に味方が死ぬ。
臨月状態のスプレンディドは、いきなり列車から落ちて死んでしまうし、フュリオサの故郷の女性戦士もあっけなく死んだりする。
なにが評価できるかというと発想力である。
まず、主人公のマックスはニュークスの輸血用の人間として車の前に張り付けられる。
そしてそのままガンガン走る。
改造車にはスピーカーを大量に積み、目の前に吊り下げられたギターマンがロックンロールを弾き続ける。
その後ろには味方を鼓舞するかのように太鼓を叩き続けるメンバーがいたりする。
ガソリンは車のボンネットから注入すれば加速が増すし、ハリネズミのような改造車でパンクを狙ってくる敵もいる。
車の上でのバトルも慣れたもので、振り子のような鉄の棒を巧みに操り、車から車へと乗り移る。
石油が大切な資源なはずなのに、それを忘れて皆でリッター1kmも走らなそうな改造車をブンブン乗り回すのだ。
しかし、この改造車のデザインや、攻撃方法や演出のセンスがこの映画が評価される理由だ。
ただのアクションではなく、そのぶっ飛んだアクションは、無茶苦茶のようできちんと洗練されている。
だからこそ、アカデミー賞を総なめにしているのだ。
あまり興味のない女性も、どうか彼氏に一緒に見ようと言われたら、男ってバカだなと思いながらも付き合ってあげて欲しい。
そんな作品だ。
メッセージ性なんて気にしても仕方はないが、あえて言うならこの無秩序な時代に、力では劣ってしまう女性が権力を得ると言うストーリーには価値があると言えよう。
ミニオンズのイオンカードを作るといつでも映画を1,000円で観ることができます。
家族や友だちでも使うことができますよ!
映画「マッドマックス 怒りのデスロード」を見たならこれもおすすめ
Twitterの映画垢100人がおすすめした「マッドマックス怒りのデスロード」。
他にも最高の作品がおすすめされていて、ハズレがないのでぜひ見て欲しい。
2位に輝いたクリストファーノーラン監督の「インターステラー」も同じSF作品。
こちらは核戦争のせいではないが、だんだんと人間が地球に住めなくなっており、新たな星を探すというもの。
クリストファーノーランが描く涙なしでは見られないストーリー展開は必見だ。
何にも考えずにただただアクションを満喫しないたなら「ジュマンジ」もいいだろう。
ゲームの世界に入ってしまった高校生が性別も違う体格も違うキャラクターになりきり古代を大冒険するという、これまた男子が好きな設定だ。
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