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【最終結論】HHKB vs REALFORCE R3 どっちを買えばいいのか違いを比較
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
静電容量無接点方式のキーボードといえば「HHKB」と「REALFORCE」。
打鍵感はどちらも最高なのですが、何が違うのかよくわからない。
「結局どちらを選べばいいの?」ってなりますよね。
2つとも購入した私が両者を徹底的に比較しました。
- 静電容量無接点方式初体験
- HHKB,REALFORCEを同時に購入
- 日本語配列を選択
両方とも同時に購入したので、どちらに慣れているわけでもなくフラットな視点で比較しました。
結論から言うと、「使う人の属性よっておすすめが違う」です。
それではHHKBとREALFORCEの違いと比較結果について、詳しく紹介していきます。
HHKB vs REALFORCE R3 違いを徹底比較
HHKBとREALFORCE R3を7つの観点で比較しました。
- デザイン
- 使いやすさ
- 打鍵感、打ち心地
- カスタマイズ性
- 静音性
- 価格
デザイン
「HHKB」と「REALFORCE R3」のデザインから見ていきましょう。
「HHKB」のサイズは294×120×40mm。
A4ノートの半分ぐらいのサイズ感です。
キー数を最低限まで絞り込むことで、とてもミニマルなキーボードになっています。
スタイリッシュでいいですね。
対する「REALFORCE R3」はかなり大きめ。
サイズが378.7mm×162.7×38.8mmで、重量もテンキーレスモデルで1.3kg。
キーボードの周囲の余白も多く、ムダなスペースに場所を取られています。
「HHKB」と比べるとその差は一目瞭然。
見た目のデザインは前モデル「REALFORCE R2」の方が良かったですね。
キーボードの高さは両方とも高めなので手首を痛めないようにパームレストを導入することをおすすめします。
カラーは「HHKB」が「墨」と「白」の二色展開に加えて限定モデルとして「雪」が発売されています。
私が購入したのは「白」です。
2022年10月より限定モデルだった雪も定番のラインナップに加わりました!
「REALFORCE R3」は「ブラック」と「スーパーホワイト」の二色。
「HHKB」の「白」はアイボリー系の色であるのに対して、「REALFORCE R3」は純粋にホワイト。
HHKBの「雪」と似たような色ですね。
ただし、そこに浮かぶ文字はかなりはっきりした黒。かな文字まで表記されているのでかなり目立ちます。
対する「HHKB」の「雪」は無刻印版も発売されています。
というわけでデザインを重視するなら「HHKB」がおすすめです。
デザイン
デザインで選ぶなら「HHKB」
使いやすさ
続いては使いやすさ。
「HHKB」の場合、キーボードのサイズがかなりコンパクトなのが特徴。
そのため、キー数が通常のキーボードよりも少なめになっています。
大きな違いは「HHKB」にはファンクションキーが存在しないこと。
F1-F12キーを使うには、左下にある「Fn」と数字キーを同時押しする必要があります。
これらのキーを常用するユーザーは生産性が下がります。
プログラマーやExcelでショートカットキーをよく使う人はしんどいですね。
ただ、逆に言えばキー数が少ないので手の動きは最小限に。
キー押下の動線が減ることで、使いこなせば通常のキーボードよりも速く入力できる可能性も十分にあります。
文字入力が多いブロガーが好きなのもよくわかります。
また、「HHKB」はCtrlキーの場所も異なります。
[CAPS LOCK]というあまり使われないキーの位置を[Control」キーに置き換えることで、より効率的なキー入力を可能とします。
ただしその特殊なキー配置に慣れてしまうと他のキーボードが使いにくくなるのは確か。
自宅と会社のキーボードが違ったりすると混乱しそうですね。
対して「REALFORCE」は標準的なWindows配列であるため、良くも悪くも変わりません。
慣れているという点では「REALFORCE」の方が使いやすいです。
▼徹底解説 | シンプルに考えるREALFORCE R3の種類と選び方
使いやすさ
キー配置は「REALFORCE」。ただし使い込むなら「HHKB」もアリ。
打鍵感、打ち心地
こればかりは好みもあるので比較しづらいですが、私ははっきりとHHKBの方が好きです。
押すごとに奏でる「スコスコスコ」や「ストスト」という音が手に伝わる触感だけでなく、耳からも伝わって身体全体に染み渡っていきます。
音楽を聴くよりタイプ音を聴いて作業したくなりますよ。
もちろんREALFORCEの打鍵感も良いです。
それは前提として「HHKB」と比べると音の深みは少なめ。
感触や耳に伝わる音が全身に染み渡っていく喜びよりも、入力しやすく生産性の高いビジネスマンとしての軽やかさを感じました。
打鍵音、打ち心地
「HHKB」の方が音に深みがあるし、触感も気持ち良い
カスタマイズ性
自分のものをどれだけ作り上げられるかという観点でいくと、「REALFORCE」 が圧倒的に強いです。
キーの配置は双方とも好みにカスタマイズ可能。
「HHKB」は、[Contol]の位置が違うと言いましたが、割り当ては好きに変更できます。
さらに「REALFORCE」ではBluetoothの切り替えボタンを割り当てたり、マルチメディア(音量、輝度)ボタンなども変更できます。
キー数が多いのが強みですね。
「REALFORCE」しかない機能としてはAPC(アクチュエーションポイント)。
これは、キーが反応するまでの深さも変えられる機能です。
深さを変更することで、より素早い打鍵も可能になり、キー毎に設定できるので自分の打鍵特性を利用して設定することができます。
▼REALFORCE R3をMACで使うためのおすすめのキーボード設定
もう1つ、購入時にキーの荷重を30g,45g,キーの位置ごとに異なる変荷重と選択することもできるので押し心地を自分の好みに作り上げられるのも特徴的です。
HHKBの場合は45gで統一されています。
デザイン面の自由も「REALFORCE」の方が一枚上手。
キーキャップは「HHKB」も「REALFORCE」も変更可能。
大きささえ合えば、どちらのキートップも互換性はありますが、「REALFORCE R3」も専用のキーキャップで変更可能。です。
カナ文字がないのでスッキリした印象になります!
「REALFORCE R3」では別売りのパネルデザインキットを購入することで周囲のデザインも変更できるようになっています。
木目にアレンジすれば余分に感じていたスペースもインテリアに溶けこませることもできます。
機能だけでなく外観も含めてカスタマイズ性が高いのが「REALFORCE」です。
REALFORCE
自分オリジナルなキーボードを作りたいなら「REALFORCE」
静音性
静電式無接点方式はその打鍵音が最高なのですが、周囲にうるさがられる可能性もあります。
そこで求められるのが静音性です。
HHKBもREALFORCEも静音モデルを所持しています。
少しだけREALFORCEの音が大人しく聞こえます。
これは先ほど述べた深いストロークが関係しています。
動画で録音すると比較するとわずかな違いに聞こえますが、耳に伝わる音はREALFORCEの方が静かです。
ストロークは「HHKB」の方が深く、その分キーボードを押す音も大きくなってしまうからです。
それに比べて浅めのストロークになる「REALFORCE」は音の大きさも抑えられます。
キーの打鍵についても「REALFORCE」の方が軽くて大人しい印象です。
オフィスが静かな場所であるなら「REALFORCE」の方が有利でしょう。
静音性
「REALFORCE」の方がキーストロークが浅いので静か
携帯性
携帯性は「HHKB」が優っていることは明白です。
「HHKB Type-S」は530g。
対して「REALFORCE R3」はテンキーレスでも1.3kgと2倍以上の差がついています。
また、A4の半分程度しかない「HHKB」比べて「REALFORCE」は大きすぎるので外出先で使うにはスペースを取り過ぎにも。
「HHKB」の場合、ペットボトル1本分程度で、ミニマルなサイズなので外出先のカフェなどで使うことも可能です。
携帯性
「REALFORCE」の方がキーストロークが浅いので静か
価格
最後に価格。
フラグシップモデルである無線接続の静音モデルはどちらもお値段3万円超。
モデルによって違いはありますが、それほど大きな価格差はありません。
そしてとにかく高いです。
キーボードの価格ではないですよね。。
しかし、一度購入してしまえばずっと使い続けられる前提であれば1日あたり数十円。
もう少し安い価格の静電容量無接点方式のキーボードを探しているなら海外メーカーを選択する手もあります。
価格
フラグシップモデルなら「REALFORCE」の方が660円安い
HHKB vs REALFORCE R3 違いを比較 まとめ
結果をまとめるとこんな感じ。
どちらにも有利な点があって、使い方によってどちらを選択するのがいいかはっきりと分かれます。
サラリーマンがExcelやメールを使ったり、プログラマーがプログラミングするのであれば、「REALFORCE」の方が使い勝手は良いです。
「HHKB」は完成されたデザインと究極にミニマルになったキーボードで、とにかく文字を効率良くたくさん入力する人に向いていると言えるでしょう。
お互いのターゲット層がきちんと住み分けがされているキーボードだと感じました。
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。