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レビュー TP-Link Archer AXE5400 Wi-Fi6E対応の最新ルーター!
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
今や家族がそれぞれで動画を見たり、オンラインでゲームをするのが当たり前になった時代。爆速インターネットは欠かせませんよね。
今回紹介するのは、TP-Linkから発売されたWi-Fi6Eに対応した最新ルーター。
5GHz帯の機器が増えてきた昨今、6GHz帯に対応したWi-Fi6Eで混線を回避することで、さらに快適にネットライフを満喫できます。
最大5.4Gbps(2402Mbps+2402Mbps+574Mbps)の速度でインターネットと通信。一戸建てでも主要な部屋は十分に電波が届く性能を持っています。
- Wi-Fi 6E対応
6GHz帯で混戦に強くサクサク繋がる - トライバンド対応で超快適通信
2.4GHz,5GHz,6GHzを利用して大人数でも快適に通信できる - 2.5Gマルチギガビット対応
光回線の速度を最大限活かすための高速有線LAN - VPNクライアント機能搭載
セキュリティも安心なVPNクライアント機能 - すっきり省スペース
縦置き壁掛けに対応で置く場所に困らない - EasyMesh互換
子機と組み合わせて家全体のネットワークを途切れさせない
というわけでこの記事では「TP-Link Archer AXE5400」について紹介していきます。
- Wi-Fi6E対応でさらに高速
- 最大5.4Gbpsのトライバンドルーター
- IPv6搭載で混雑を回避しやすい
- VPNクライアント機能搭載でセキュアに通信できる
- 2F戸建て住宅の広範囲をカバー
- アンテナレスでスタイリッシュ
- Wi-Fi6E対応製品が少ない
TP-Link Archer AXE5400 特徴
Wi-Fi6E対応
Wi-Fi6Eとはざっくり以下の特徴があります。
- Wi-Fi6の拡張版として誕生した規格
- eは「extended:拡張」の意味
- 日本では2022年9月より解禁された新しい規格
- 他の電波と干渉しにくい6GHz帯を利用
Wi-Fi6Eでは、Wi-Fi6で利用していた5GHz帯よりも使用できるチャンネル数が多いため、よりスムーズな通信を可能とします。
高速道路の車線が片側2車線から3車線に変わったと考えるとイメージしやすいです!
単体の速度が速くなるというよりも、より多くの機器を接続しても速度低下が起こりにくくなるイメージです。
現時点では対応機種が少ない状況。
- iPhone15シリーズ
- iPad Pro11インチ(第11世代)
- iPad Pro12.9インチ(第6世代)
主に2023年に発売されたハイエンド機器が対象となりますが、今後発売されるモデルは順次対応していくでしょう。
トライバンド対応で最大5.4Gbps、大人数でもサクサク繋がる
Wi-Fi6Eは6GHz帯を利用して通信を行います。
- 2.4GHz(574Mbps)
- 5GHz(2402Mbps)
- 6GHz(2402Mbps)
6GHz帯が混線に強いだけでなく、使用できる電波が増えたため、5GHzの機器と干渉することなく利用できます。
また、2.5Gbpsの有線LANポートも搭載しているので、光回線の速度を最大限に発揮することも可能です。
アンテナレスでスタイリッシュ
TP-Linkのルーターはアンテナ内蔵タイプが主流になっています。
今回発売されたArcher AXE5400も内蔵タイプでスタイリッシュでミニマルな外観になっています。
省スペースで幅を取らず、インテリアの邪魔をしません。
サイズは189 × 59 × 200 mm。縦置きはもちろん、壁掛けにもできる構造になっています。
アンテナは内蔵タイプ。4本のアンテナが家中にWi-Fi電波を飛ばしてくれるので、広い範囲をカバー可能です。
オンラインゲーム中に家族が動画配信を見始めても快適なプレイ環境を確保できます。
IPoE対応
Archer AXE5400はIPoEに対応しています。
- IPoEとは
- IPv6を利用した接続方式で、最大速度は10Gbps。従来のPPPoEの1Gbpsに比べて速度向上が見込める。
1車線しかなかったPPPoEという方式から、IPoEは2車線に変わって目的地までより速く着くことができるようになったということ。
今なおよく使われているPPPoEと呼ばれる接続方式は、ユーザーが増えすぎると通信速度が遅くなってしまうという問題があります。
近所の人がネトゲをたくさんやってると、自宅の通信速度が遅くなるかも。。
そこで登場したIPoEは、ユーザーが多くなっても通信速度の低下が発生しにくい技術。
そしてその道路はまだあまり利用者が少ないのでとても速く使えるのです。
今ならスイスイ使えるかも!
ただし、ルータだけ揃えても契約しているプロバイダがIPoEに対応していないと使うことができません。
VPNクライアント&サーバー
家のセキュリティレベルを高めてくれるVPN接続にも対応。いままでVPNを導入するには、別途ソフトウェアを入れておく必要がありましたが、Archer AXE5400ではルーターレベルでその機能を提供します。
必要に応じてVPN接続と通常の接続を同時に行うことも可能で、快適性を損なわずにセキュリティを確保することができます。
TP-Link Archer AXE5400の速度検証
スピードテスト環境
Archer AXE5400の速度比較をしてみました。テスト環境はこちら。
- NURO光1G
- 3LDK戸建て
- 地方在住
- 2F寝室・・ルーターの設置場所
- 2F仕事部屋・・真横にある部屋
- ダイニング・・真下にある部屋
- トイレ・・電波が届きにくい場所
ルーターの設置場所から横方向、下方向、そして一番遠い斜め方向にある場所でそれぞれ計測しました。
Wi-Fi6E端末が手元になかったため、Wi-Fi6対応のiPhone14 Pro Maxで5Gの電波を計測しています。
速度比較結果
ルーターの設置場所
- 上り・・334Mbps
- 下り・・301Mbps
- Wi-Fi速度・・470Mbps
ルーターが設置してある部屋であれば十分な速度を出すことができました。
ルーター設置場所の真横
- 上り・・71Mbps
- 下り・・127Mbps
- Wi-Fi速度・・273Mbps
2Fにある別の部屋では少し電波が悪くなりますが、Wi-Fi電波としてはしっかり届いていることがわかります。
ルーター設置場所の真下
- 上り・・163Mbps
- 下り・・160Mbps
- Wi-Fi速度・・211Mbps
ルーターが設置してある1Fの部屋でも電波は良好。2F1戸建てでも主要な部屋は問題なく電波が通ることを確認できました。
ルーター設置場所の斜め下
- 上り・・43Mbps
- 下り・・30Mbps
- Wi-Fi速度・・19Mbps
斜め下にあるトイレでは電波状況がとても悪くなりました。ここはどのルーターで計測しても同じ結果になります。
- 2F戸建て住宅の主要な部屋は電波が良好
- 上下よりも左右にある場所のほうが電波が届きにくい
- 隅の方には電波が届きにくい
Archer AXE5400は、2F戸建て住宅であれば主要な部屋には電波は行き渡り、快適に使うことができます。
ただし、トイレやお風呂場など、部屋の隅にある場所は遅くなることも。
届きにくい場所でも電波を確保したい場合は、中継機を利用することをおすすめします。
TP-Linkルーター比較
TP-Linkのルーターの比較表はこちら。AXE5400はAX73Vと同等のスペックでWi-Fi6E規格に対応したモデルに位置付けられています。
Wi-Fi6E、2.5GbpsのWANポートに対応している他はほぼ同スペックとなります。
製品名 | AXE5400 | AX73V |
規格 | IEEE 802.11ax (6GHz) IEEE 802.11ax/ac/n/a(5GH) IEEE 802.11ax/n/b/g(2.4GHz) | Wi-Fi 6 IEEE 802.11ax/ac/n/a(5GHz) IEEE 802.11ax/n/b/g(2.4GHz) |
Wi-Fi速度 | AXE5400 6GHz:2402Mbps(802.11ax) 5GHz:2402Mbps(802.11ax) 2.4GHz:574Mbps(802.11ax) | AX5400 5GHz:4804Mbps(802.11ax、HT160) 2.4GHz:574Mbps(802.11ax) |
Wi-Fi性能 | トライバンド 最適なパフォーマンスを得るためにデバイスを異なる帯域へ割り当てます OFDMA 複数のWi-Fi 6対応クライアントと同時に通信します エアタイムフェアネス 帯域の過度な占有を制限することによりネットワーク効率を向上させます DFS 電波干渉の少ないDFS帯を利用できます 6ストリーム デバイスをより多くの帯域幅に接続させます | 高(High) デュアルバンド 最適なパフォーマンスを得るためにデバイスを異なる帯域へ割り当てます 4×4 MU-MIMO 複数のMU-MIMO対応クライアントと同時に通信します OFDMA 複数のWi-Fi6対応クライアントと同時に通信します エアタイムフェアネス 帯域の過度な占有を制限することによりネットワーク効率を向上させます DFS 電波干渉の少ないDFS帯を利用できます 6ストリーム デバイスをより多くの帯域幅に接続させます |
有線モード | 2.5Gbps WAN/LANポート×1 ギガビットWAN/LANポート×1 ギガビットLANポート×3 | ギガビットWANポート× 1 ギガビットLANポート× 4 |
Wi-Fi暗号化 | WPA WPA2 WPA3 WPA/WPA2-Enterprise (802.1x) | WPA3 WPA2 WPA WPA/WPA2-Enterprise (802.1x) |
メッシュWi-Fi | EasyMesh | EasyMesh |
VPNサーバー | OpenVPN PPTP L2TP | OpenVPN PPTP L2TP |
VPNクライアント | OpenVPN PPTP L2TP | OpenVPN PPTP L2TP |
USB対応 |
Wi-Fi6E対応機種が少ないため、すぐに恩恵が受けにくいものの、価格はほぼ変わりません。購入予定があるなら次世代規格に対応しているAXE5400がおすすめです。
割引率によってはむしろ安いかもしれません!
TP-Link Archer AXE5400 まとめ
Archer AXE5400は同時接続にも強いWi-Fi6E対応ルーター。1戸建に住んでいて、家族がそれぞれ動画やゲームを楽しむならおすすめのルーターです。
- 2F建住宅に住んでいる人
- 縦置きで省スペースにしたい人
- 動画やゲームを家族がそれぞれで見ている
Wi-Fi6Eが活用できるデバイスは限定的ですが、同スペックのAX73Vと価格も変わらないので、これから買うならWi-Fi6E対応モデルがおすすめ。
タイムセールでさらにお得かも
アパートで一人暮らしの人や、複数人が同時に使う環境でないのであれば明らかにスペック過多ですので、安いモデルで十分。
気になった方はぜひ購入してみてください。
- Wi-Fi6E対応でさらに高速
- 最大5.4Gbpsのトライバンドルーター
- IPv6搭載で混雑を回避しやすい
- VPNクライアント機能搭載でセキュアに通信できる
- 2F戸建て住宅の広範囲をカバー
- アンテナレスでスタイリッシュ
- Wi-Fi6E対応製品が少ない
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。