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レビュー・考察
映画「さがす」は佐藤二朗による緊張と緩和がすばらしい作品 ネタバレ感想・解説
「さがす」は2022年公開の映画。 駅や交番に懸賞金のかかった指名手配の張り紙を一度目にしたことがあるだろう。 その中で実際に顔写真に似た人を見た人はどれほどいるのだろうか。 もし仮にそれが同一人物だった場合、あなたは通 […] -
80点以上
映画「護られなかった者たちへ」が実話のように感じる恐ろしさ ネタバレ感想・解説
「護られなかった者たちへ」は2021年の邦画。 東日本大震災から10年。宮城県内で餓死事件が発生。その事件の容疑者として浮上した男を追っていくうちに救いのない真実が明らかになっていくミステリー。 震災をきっかけにした貧困 […] -
60点以上
映画「鳩の撃退法」がわからない人向けに解説するタイトルの意味と現実の境界線
「鳩の撃退法」は2021年に公開された映画。 元直木賞作家が、田舎町で出会った男の突然の失踪と突如手に入った3,000万円をきっかけに事件に巻き込まれていく姿を描くミステリー。 実体験をもとに小説を描いていく流れなので、 […] -
70点以上
【ネタバレ考察】映画「悪なき殺人」全ての伏線と登場人物の共通点を徹底解説
「悪意なき殺人」は2021年公開のフランス映画。 ある女性の失踪に関わる5人の登場人物。偶然の出来事の積み重ねにより、悲惨な殺人事件に発展してしまうまでの過程を登場人物の視点を切り替えていくことで、真相に迫るミステリー。 […] -
50点以上
映画「カオス・ウォーキング」は笑ってはいけないSFシリアスコメディ ネタバレ感想・解説
「カオスウォーキング」は、2021年の映画。 地球に住めなくなり、人類が新天地を求めてたどり着いた星で定住する近未来。 その地では男の思考がノイズという形で周囲に伝わってしまい、女性はスパークルという先住民との戦争で死に […] -
50点未満
映画「レミニセンス」は中年版「天気の子」 ネタバレ感想・解説
レミニセンスは2021年のSF映画。 戦争で街は荒廃した上に内戦状態にあるディストピア的SF。 天変地異の影響か、一部の都市が水没してイタリアのヴェネツィアのような景色がアメリカのマイアミに広がる世界。 記憶の中の情報を […] -
50点未満
映画「ファーストラヴ」はテーマと演出が合ってない! ネタバレ感想・解説
ファーストラヴは2021年の映画。 北川景子扮する公認心理士が、父親を殺した女子大生の殺人動機に迫るミステリー。 「動機はそちらで見つけてください」という謎に満ち満ちた言葉がどんな展開がされるのかと期待感を高揚させるのに […] -
50点未満
映画「ホムンクルス」が原作の省略がひどいし面白くない ネタバレ感想・解説
ホムンクルスは「2021」の映画。Netflixで配信されることが決まった状態で映画館で先行公開された。 頭蓋骨に穴を開けるトレパネーションなる手術を行うことで第六感が開花され、片目で他人を見ると、抱えている深層心理がホ […] -
60点以上
映画「ビバリウム」不気味な子どもの正体をネタバレ考察・解説
「ビバリウム」は、2021年の映画。 新居を探すカップルが訪れた不動産屋が紹介したのは全く同じ家が並ぶ住宅街だった。家を見て回っていると、いつの間にか不動産屋がいない。帰ろうとしてもその住宅街から出られなくなってしまう。 […] -
90点以上
映画「朝が来る」はエンドロールまで席を立ってはダメ ネタバレ感想・解説
「朝が来る」は2020年の邦画。 777人の映画好きが選んだ人気投票で28位を獲得した映画。 子どもができない夫婦が、特別養子縁組という制度を利用して男の子を迎え入れる。それから6年、突然「母親」を名乗る女からの電話があ […]