邦画– tag –
-
60点以上
映画「デイアンドナイト」は純粋すぎる映画 ネタバレ感想
「デイアンドナイト」は、山田孝之プロデュースの映画で、日本の地方に存在する陰湿な空気感の中、「善と悪とはなにか?」を問うヒューマンドラマである。 主人公の父親が自殺したきっかけを作った相手に対して復讐をしようとするクライムサスペンスでもあ... -
50点未満
ぼくらの七日間戦争2019は名作の良いところをつまめば最高の作品ができるわけではないことを教えてくれた ネタバレ感想
宮沢りえ主演の映画「ぼくらの七日間戦争」は、子どもが大人の世界に反抗するっていうわかりやすい青春映画で、子どもの世界を作り上げるっていうところが、原作の宗田修、「ぼくらシリーズ」の最大のおもしろさだった。 しかし2019年。過去の名作をリメイ... -
70点以上
「奥田民生になりたいボーイ」のラストの涙の意味とは?エロス満載で楽しめる映画 ネタバレ感想
「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべてを狂わせるガール」は2017年の大根仁監督による映画。 「モテキ」や「バクマン」「まほろ駅前番外地」手がけ、日常の中にあるちょっとしたユーモアを切り取って、センスの良い表現にできる人だ。 大根仁監督作... -
80点以上
「凪待ち」は香取慎吾の愛されキャラが生んだ映画 ネタバレ感想
白石和彌監督が、ジャニーズ事務所を退所した香取慎吾を主演に据えて、震災後の宮城県石巻市を舞台に映画化した作品。 ギャンブル好きの香取慎吾が、恋人と一緒に新天地で再起を図るも、唐突な恋人の死により、さらなる底に落ちていく話。 喪失感は半端な... -
50点以上
映画「響-HIBIKI-」ネタバレなし感想 中高生向けだけどただのアイドル映画にはないクオリティ
文学好きの女子高生が、自分で書いた小説を出版社に送ってみたら、その圧倒的な才能に大人が大慌てするも、その奇行に振り回されるっていう話。 大人の世界を高校生の視点から皮肉っていく話なので、大人が見ると理解はできるけど、共感しづらい内容となっ... -
レビュー・考察
映画「一度死んでみた」ネタバレなし感想 豪華すぎる俳優と実はあの有名なCMを手掛けている監督によるエンタメムービー!
映画「一度死んでみた」は、広瀬すずと堤真一によるコメディ映画。 これまで演じてきたある意味でマジメな映画にはない、弾けきった広瀬すずを見られる映画だ。 似合わない髪型や、単純そうなコメディに引かずに一度観て欲しい。 思いのほか手が込んでいて... -
60点以上
「弥生、三月」は、ダメダメだけど、波瑠の〇〇〇は本当に良かった ネタバレ感想
映画「弥生、三月-君を愛した30年-」は、成田凌と波瑠による恋愛映画。 高校時代に親友を亡くし、以来ずっと秘めていたお互いの感情を隠しながらそれぞれの人生を生きていた。 30年という長い人生のうち、「3月」だけを切り取って見せるこの映画は成田凌と... -
70点以上
映画「Fukushima 50」ネタバレなし感想 2011.3.11
映画「Fukushima 50」は、2011.3.11の東日本大震災のとき、福島の原発で起きていた出来事を描く。 あのとき、少し遠くにいて、テレビを通して観ていた人達はなにを感じていたのだろう。 たった9年前の出来事を描くことは、かなり難しい問題だったに違いな... -
70点以上
映画「チワワちゃん」ネタバレ考察・感想 犯人探しの話ではない〇〇の話だ
映画「チワワちゃん」は2018年の邦画。 あなたの周りにこういう人はないだろうか。 グループの中心にいて、なにかの行動をするときにきっかけを作る人。 こういう経験はないだろうか。 永遠に続くような楽しい関係がもっと続けばいいと思っていたら、終わ... -
70点以上
映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」ネタバレ感想 少女漫画の思春期を芸術にしたら化学反応を起こした話
映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」は、Twitterで集計した2019年邦画ランキングで第5位に輝いた作品。 https://tolkoba.com/movie/twitter-2019-movie-japan/ 少女漫画が原作だが侮ることなかれ。 芸術と融合させたこの作品は思春期の頭の中をこ...