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映画「死刑にいたる病」殺人の目的と真犯人とは? ネタバレ考察・解説
「死刑にいたる病」は2022年公開の映画。 櫛木理宇(くしきりう)の同名小説を白石和彌監督が映画化。24人を殺害し、うち9件で罪を問われて死刑判決を受けた犯人。しかし、最後の1人だけは自分がやってないと主張し、その背景を調べていくうちにおぞましい... -
映画「流浪の月」の気持ち悪さの原因と文の病気 ネタバレ考察・解説
映画「流浪の月」は2022年公開の映画。 李相日監督が「怒り」から6年、再び広瀬すずを起用したヒューマンドラマ。 「流浪の月」は、2022年公開の李相日監督作品。 2016年公開の「怒り」では、衝撃的な演技を見せつけた広瀬すず。今回は女児誘拐事件の被害... -
映画「余命10年」はどこまでが実話なのか? ネタバレ感想・解説
「余命10年」は2022年の映画。監督は「ヤクザと家族」「新聞記者」の藤井道人。 難病にかかり未来を諦めていた女性が、同窓会でのある出会いによって生きることの喜びを再確認してしまうと同時に、先の短い人生を憂い葛藤する恋愛映画。 お涙頂戴ものの恋... -
映画「キャラクター」ラストシーンの結末と双子の考察 ネタバレ解説
映画「キャラクター」は2021年の映画。 リアルなキャラクターを作れずに漫画家の道を諦めようとした男が、一家殺人の現場に出くわす。そのときに目撃した犯人を主人公にした漫画を描きヒットを飛ばす。しかし、今度は漫画を模した事件が次々と起こり、、と... -
映画「燃えよ剣」がおもしろくないと感じる理由 ネタバレ感想・解説
「燃えよ剣」は2021年に公開された原田眞人監督による映画。 司馬遼太郎による同名小説を映像化。幕末に6年だけ存在した新撰組の結成から、その最期までを描く。 2時間30分に及ぶ長編であるも、幕末の濃密な時間を描くには尺が足りず、駆け足感は否めない... -
映画「ちょっと思い出しただけ」伏線回収とラストのネタバレ考察・解説
「ちょっと思い出しただけ」は2022年に公開された邦画。男女の出会いから別れを描いた恋愛映画。他と違うのは、別れた後の物語から時間軸を逆行させ、2人が出会うまでを描いていく点。 すでに別れている冒頭のシーンでは関係性もわからないまま進み、色々... -
映画「前科者」は原作をうまく改変した良作 ネタバレ感想・解説
映画「前科者」は2022年に公開された邦画。 前科を持つものが仮釈放される際、保護観察対象者の社会生活への復帰を手助けしたり、助言や指導を行う人のことを保護司という。 なんとなくそういう存在がいることを知っている人は多いだろうが、実はボランテ... -
映画「さがす」は佐藤二朗による緊張と緩和がすばらしい作品 ネタバレ感想・解説
「さがす」は2022年公開の映画。 駅や交番に懸賞金のかかった指名手配の張り紙を一度目にしたことがあるだろう。 その中で実際に顔写真に似た人を見た人はどれほどいるのだろうか。 もし仮にそれが同一人物だった場合、あなたは通報するだろうか? 「さが... -
映画「サマーフィルムにのって」は舞台劇としておもしろい ネタバレ感想・解説
「サマーフィルムにのって」は2021年に公開された映画。 元乃木坂46の伊藤万理華を主演に高校の映画部を舞台に繰り広げる青春群像劇。時代劇好きな主人公がラブコメばかり撮る映画部に対抗して時代劇映画を撮ろうと奮闘する話。 そこからSF、恋愛への展開... -
映画「明け方の若者たち」がつまらない理由はこれが原因 ネタバレ感想・解説
明け方の若者たちは2021年の年末に公開された映画。 大学卒業前に出会った女性と恋に落ち、同期の友人とともに少し遅めの青春を過ごす一方で、就職した企業では現実とのギャップにもやもやする若者の話。 「物事に終わりはない」をベースに楽しい期間と終...