映画「るろうに剣心 The Final」シナリオが微妙なのは原作も同じ、見所はアクション ネタバレ感想・解説

るろうに剣心は2021年公開の映画。

2020年に公開予定だったが、コロナで1年延期。るろうに剣心3部作の続編、人誅編を描く。

人誅編では、剣心の頬の傷に加えて、不殺(ころさず)を誓った過去を明らかにする内容の濃いパート。

だから原作も志士雄編と同じぐらいボリューミーのある内容なので2部作でも駆け足感は否めない

ただ、人誅編は原作からして志士雄編よりも魅力がないのに、それを駆け足でやったものだから戦う相手への憎しみや思い入れはゼロ。

その代わり、アクションは尋常じゃなく素晴らしく、戦闘シーンの盛り上げたも練られていて、その点では文句なく満点の映画だった。

「るろうに剣心 The Filnal」

おすすめ度
72点

2021.4.23

138分

アクション

大友啓史

佐藤健、新田真剣佑

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るろうに剣心の続編
見どころ
  • シナリオは弱いのは原作も同じ
  • 尺の都合でさらに薄まったシナリオ
  • アクションは満点。言うことなし

るろうに剣心3部作の続編、人誅編を描く。人誅編では、剣心の頬の傷に加えて、不殺を誓った過去が明らかになる。志士雄編と同じぐらいボリューミーのある内容なので2部作でも駆け足感は否めない。人誅編は原作からして志士雄編よりも魅力がないのに、それを駆け足でやったものだから戦う相手への憎しみや思い入れはゼロ。その代わり、アクションは尋常じゃなく素晴らしく、戦闘シーンの盛り上げたも練られていて、その点では文句なく満点の映画だった。

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「るろうに剣心 The Final」映画情報

タイトルるろうに剣心 The Final
公開年2021.4.23
上映時間138分
ジャンルアクション
監督大友啓史

映画「るろうに剣心 The Final」キャスト

登場人物キャスト
緋村剣心佐藤健
神谷薫武井咲
雪代縁新田真剣佑
相良左之助青木崇高
高荷恵蒼井優
四乃森蒼紫伊勢谷友介
巻町操土屋太鳳
斎藤一江口洋介
呉黒星音尾琢真
明神弥彦大西利空
浦村所長鶴見辰吾
鯨波兵庫阿部進之介
縁(少年時代)荒木飛翔
辰巳北村一輝
有村架純

映画「るろうに剣心 The Final」あらすじ

かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀<さかばとう>を持ち穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心達は、神谷道場で平和に暮らしていた。しかし、突如何者かによって東京中心部へ相次ぎ攻撃が開始され、剣心とその仲間の命に危険が及ぶ。果たして誰の仕業なのか?何のために?それは、今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。

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映画「るろうに剣心 The Final」ネタバレ感想・解説 

シナリオは薄いが原作も同じ

「るろうに剣心」は、原作も志士雄編がとにかく盛り上がり、それ以降は少しずつ尻すぼみになっていった覚えがある。

縁の戦い方は剣と体技を使った複合技で、思春期だった頃の自分にはとにかくかっこよくて、戦い方をよく真似したものだが、志士雄と違ってストーリー自体はあまり覚えていない。

同じように映画でも、縁の周りにいるキャラはほとんどモブキャラと化しており、剣心に恨みを持っているという彼らの背景は全く見えない。

唯一鯨波だけが少し身の上話をしていたけれど、ほとんど誰だかわからない印象だ。

だからシナリオのまずさは映画の問題だけでなく、原作の問題でもあるので仕方ないところだというのが正直なところ。

それに輪をかけて、映画の尺に無理矢理おさめてしまったので、薄め続けたシナリオには何の思い入れもないという結果になってしまったのは残念。

原作との違い

るろうに剣心 The Filnalでは様々な原作との違いが見られたが、目立ったのは主に以下。

  • 縁の仲間が原作と異なる
  • 斎藤一と雪代縁の対決は原作にない
  • 左之助と雪代縁の対決は原作にない
  • 四乃森蒼紫が活躍しない
  • 瀬田宗次郎の再登場
  • 神谷薫の死体人形はなし
  • 弥彦強くならず

縁の仲間である外印は登場しなかったが、これは映画「るろうに剣心」の第1作で類似キャラをすでに登場させてしまっていたから。

最初に映画を製作した頃には、志士雄編までは頭にあったとしても人誅編は想定外だったのだろう。

それゆえに縁の仲間として登場させる人材が減り、縁と鯨波以外の敵が誰だかわからないモブキャラという結果になってしまった。

戦いのシーンもほとんど違う。原作では1対多のシーンは少ないけれど、そこはアクション映画として迫力を作るためにどう考えても勝てないだろう人数を相手にかっこいい剣技を披露してくれる。

縁と左之助が戦ったりするのも、見所を作るための1つの要素であるのだが、それゆえに四乃森蒼紫が活躍しなかったのは残念だった。

伊勢谷友介が逮捕される事件があって、撮り直しがあったという話もあるけれど、それならそもそも登場させる必要もなかったはずなのでそれはないはず。

だったらもうちょっと戦わせて欲しかったところもあるけれど、縁に負ける四乃森蒼紫は見たくないし、じゃあ他に満足できる敵がいるかというとそれはないので、仕方がないと言えば仕方がない。

逆になぜだか瀬田宗次郎を再登場させるというファンへのサプライズ仕様。

あまりに必然性がないし、味方になるなら最初からやっつけておけよという話なのだけれど、まぁ剣心と宗次郎による2人の斬り合いを見れたのは大満足の1つ。

大きめの変更としては当時衝撃が走った神谷薫の死亡について。

これにより剣心が一時的に廃人となってしまうわけだけど、この描写は一切なし。

剣心に心理的ダメージを与えることもなくなっている。しかしこれを入れると肝心のアクションシーンが減ってしまうし、廃人から立ち直りの過程を描くには短すぎるので仕方ないというところ。

もう1つ原作では、ただの子供だった弥彦が縁の敵と戦って男になっていくという大事な要素がばっさりカット。

映画では何もできなかった弥彦の苦しみを思わせぶりに描いているのに、その悔しさを強さに変えるシーンはなく、ここは多くの視聴者を落胆させただろう。

ただ、無理やり入れても時間的には薄まるので、中途半端に入れるよりはバッサリなくした方が良かったよね。

というわけで、時間の制約もあり、見どころをアクションに集約させたので仕方なしと言うところだけれど、それでも残念だったのは間違いない。

アクションはとにかく大満足

「るろうに剣心 The Final」の見所はとにかくアクション。これに尽きる。日本の殺陣ワイヤーアクションを駆使したアクションシーンはとにかく痺れる。

繰り出される剣技は、いくら全員逆刃刀のような実際には切れない剣を使って演技をしていると分かっていても、一歩間違ったら大怪我する状況にドキドキ感は抑えられないし、それと同時にカッコ良さにアドレナリンは大量に放出される。

銃火器を使用してドンパチしてド派手に爆発するよりも難易度は高い。だから演技と分かっていてもハラハラするし、下手なハリウッド映画よりも見所は多い。

それをあの大人数でよくもまぁやりきったものだなと。

特にラストの剣心と縁の対決は良かった。あえて音楽すら使わずにただただ殺陣のシーンのみを繰り広げるのはマジで圧巻。

音楽家、佐藤直紀氏のサントラは盛り上げを狙うには絶大なわけだけど、それをあえて使わずに2人の剣技に集中させてくれる。

もちろん他のシーンではふんだんに音楽を使って盛り上げてもくれるし、毎回の戦闘シーンで異なるサントラを用意し、飽きさせぬように工夫もしてくれる。

アクションにかなり振り切っている分、その出来栄えはとても満足な仕上がりだった。

佐藤健というイケメンでもフツメンでもブサメンでもこなせる稀有な役者が、アクションまで身につけてしまっているわけだからもうそれだけでも見るべき価値がある映画だ。

何者」では佐藤健の片想いだった有村架純との相思相愛が見られる「るろうに剣心The Begining」も楽しみだ。

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