レビュー・考察– category –
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レビュー・考察
映画「DUNE/デューン 砂の惑星」は話がおもしろくない ネタバレ感想・解説
DUNEは2021年の映画。 「メッセージ」や「ブレードランナー2049」などを手掛けるドゥニ・ヴィルヌーヴ期待の最新作で、音楽は「インセプション」などクリストファー・ノーランの手掛ける作品にも数多く楽曲を提供しているハンス・ジマー。 特にハンス・ジ... -
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「あの頃。」は本当のリア充を教えてくれる映画 ネタバレ感想・解説
「あの頃」は2021年の今泉力哉監督の映画。 大学生活を楽しめずに落ち込んでいた男が、松浦亜弥の音楽に触れてハロヲタになり、ヲタ仲間と関係を深めていく話。 私も一時期ハロプロにハマった時期があった。ハロヲタ仲間がいるわけでもなく、一人でCDを聞... -
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映画「まともじゃないのは君も一緒」はもはや漫才 ネタバレ感想・解説
「まともじゃないのは君も一緒」は2021年の映画。 顔もスタイルもいいのに数学にしか興味がない塾講師の成田凌と世の中に憂いている意識高い系の女子高生、清原果耶による青春恋愛コメディ。 成田凌がツボに入った時の笑い方や、清原果耶のイライラツッコ... -
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映画「キャッシュトラック」は僕らが痺れる憧れるダークヒーロー ネタバレ感想・解説
キャッシュトラックは2021年のガイリッチー映画。 前作「ジェントルメン」から半年で次回作リリース。コロナ禍の影響で公開時期が乱れたのが原因だろうけど、いずれにせよガイリッチー好きなら嬉しい限りだ。 映画「ジェントルメン」のネタバレ感想を見る ... -
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映画「クーリエ 最高機密の運び屋」は007とは違う地味な史実 ネタバレ感想・解説
クーリエは2021年の映画。 アメリカCIAやイギリスMI6に協力し、ロシア高官から送られる機密情報を運んだあるセールスマンの実話に基づく話。 キューバ危機を救う情報源ともなったこの諜報活動は西側諸国で称賛されている。 政治的で歴史的で堅苦しく書くの... -
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映画「レミニセンス」は中年版「天気の子」 ネタバレ感想・解説
レミニセンスは2021年のSF映画。 戦争で街は荒廃した上に内戦状態にあるディストピア的SF。 天変地異の影響か、一部の都市が水没してイタリアのヴェネツィアのような景色がアメリカのマイアミに広がる世界。 記憶の中の情報を抜き出す「レミニセンス」とい... -
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映画「ミッドサマー」ネタバレ感想 最狂のホラーである5つの要素
映画「ミッドサマー」は、「ヘレディタリー継承」の監督作品。 https://tolkoba.com/movie/hereditary/ ヘレディタリーでは「悪魔」をキーワードに人間の底知れぬ恐怖を描いた作品で、悪魔や幽霊よりも人間の怖さを感じることができただろう。 「暗闇は怖... -
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映画「モンタナの目撃者」は脅威のバランスがとても悪い ネタバレ感想・解説
モンタナの目撃者は2021年公開の映画。 スモークジャンパーと呼ばれる山火事の消防隊員が、少年を追う暗殺者と山火事から逃げるディザスター x スリラームービー。 2つの出来事が絶妙に結びつかないまま結末を迎えてしまい、スモークジャンパーという職業... -
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映画「アナザーラウンド」ネタバレ感想・解説 世界幸福度ランキング 2位でもみんなが幸せとは限らない
アナザーラウンドは2021年日本公開のデンマーク映画。 アカデミー賞2021にて作品賞にノミネートされ、国際長編映画賞を受賞した映画。 毎日冴えない生活を送っている高校教師が「人は生まれつき血中アルコール濃度が0.05%不足している」というノルウェーの... -
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映画「ファーストラヴ」はテーマと演出が合ってない! ネタバレ感想・解説
ファーストラヴは2021年の映画。 北川景子扮する公認心理士が、父親を殺した女子大生の殺人動機に迫るミステリー。 「動機はそちらで見つけてください」という謎に満ち満ちた言葉がどんな展開がされるのかと期待感を高揚させるのに対して、最終的なオチは...