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映画「レリック-遺物-」は認知症をホラーにした話 ネタバレ感想・解説
レリック-遺物-は、2021年に公開されたオーストラリアの映画。 行方不明になった祖母を探しに来た娘とその孫が祖母の家で直面するホラー。 怖いぞ怖いぞと思わせておいて、それほど怖いわけでもなく、シナリオもはっきりしないままで、邦画のホラー映画の... -
映画「アウシュヴィッツレポート」は後味が悪い実話 ネタバレ感想・解説
「アウシュヴィッツレポート」は2021年のスロバキアの映画。 アカデミー賞のスロバキア代表として選出されたが、ノミネートはされなかった。 前半はアウシュヴィッツ収容所からの脱走を図るまで、後半は脱走してから安全な場所まで逃げ込むまでの逃走を描... -
映画「プロミシング・ヤング・ウーマン」 ネタバレ感想・解説 全ての男は震えて眠れ
「プロミシング・ヤング・ウーマン」は、2021年公開のスリラー映画。 アカデミー賞に5部門ノミネートされた復讐エンターテイメント。 泥酔した女性を家に連れて行き、悪事を働く男たちを成敗する痛快復讐活劇だ。 心当たりのある男は震えしか出ない物語。... -
映画「ライトハウス」はギリシャ神話と実話のミックス ネタバレ考察・解説
「ライトハウス」は2017年にアメリカで公開された映画。公開直後に絶賛されて日本での公開が待たれていた。 しかし、白黒かつ昔のシネマと同様の画面サイズで描かれる特殊な環境の作品は、配給元のA24が条件に出す映画館がなく、なかなか公開されなかった... -
映画「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」ネタバレ感想・解説
映画「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」は2021年公開の映画。 19世紀の混沌としたオーストラリアを描く。 主人公はアカデミー賞を受賞した映画「1917」の主人公、ジョージ・マッケイが務める。 映画「1917 命をかけた伝令」ネタバレ感... -
映画「ベル・エポックでもう一度」ネタバレ感想・解説 おしゃれでフランスを堪能できるコメディ
「ベルエポックでもう一度」は2021年に公開されたフランスの映画。 年を経るにつれ妻との関係もうまくいかなくなった有名な元イラストレーターのヴィクトールは、好きな時代を再現する映画撮影の招待を受ける。 そこでヴィクトールは1974年に出会った最愛... -
映画「アオラレ」のタイトルは煽り過ぎだがわりとうまい あらすじネタバレ感想・解説
「アオラレ」は2021年の映画。 日本でも問題になっている煽り運転。アメリカでも同様の問題らしく煽り運転で起こりうる最悪の悲劇を描いた映画。 クラクションを鳴らしただけなのに執拗に追い回され、命の危険に晒され、久々にハラハラドキドキする気分を... -
映画「モータルコンバット」 あらすじネタバレ感想・解説 ムダにグロいけどストーリー無視なら面白い
「モータルコンバット」は2021年の映画。もともと格闘ゲームだったモノを実写化した作品。 残虐描写が多くて日本では未発売だけど、真田広之と浅野忠信が重要な役どころとして登場しているので、日本人でも楽しめる要素は多い。 ストーリーについての酷評... -
映画「スプリー」は現代が生み出したモンスター ネタバレ感想・解説
「SPREE」は、2021年の映画。 ライドシェアサービス「SPREE」とライブ配信アプリを駆使して、フォロワー獲得のために生配信で人を殺していく話。 テンポの良い映像とコメディ感もあり、それほど不快にならずに楽しめるが狂気の一作。 ソーシャルメディアの... -
WAVESの監督の家族映画「クリシャ」はなかなか地獄 ネタバレ感想・解説
クリシャは2021年に公開された映画。 「WAVES/ウェイブズ」や「イット・カムズ・アット・ナイト」のトレイエドワーズシュルツの初長編作品。 日本での公開は2021年だけれど、2016年に公開されていて、短編映画としてSXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト...