新着記事一覧
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映画「ヘレディタリー 継承」ネタバレ解説・考察と感想 すべては妄想の話なのか?
アメリカのホラー映画は数あれど、日本と違い悪魔が根底にあるために、幽霊的な怖さとはまた違う。 悪魔にかると肉体に乗り移ることが多いけど、日本は幽霊が単体で活躍することの方が多い。 映画「ヘレディタリー継承」も、日本とは感覚が違う。だからホ... -
映画「チワワちゃん」ネタバレ考察・感想 犯人探しの話ではない〇〇の話だ
映画「チワワちゃん」は2018年の邦画。 あなたの周りにこういう人はないだろうか。 グループの中心にいて、なにかの行動をするときにきっかけを作る人。 こういう経験はないだろうか。 永遠に続くような楽しい関係がもっと続けばいいと思っていたら、終わ... -
映画「アンカットダイヤモンド」ネタバレ感想 ダイヤを巡る血なまぐさい話かと思ったらただのギャンブル狂の話だった
映画「アンカットダイヤモンド」 「アイリッシュマン」や「マリッジ・ストーリー」「2人のローマ教皇」など、数々の有名作品を輩出しているNetflix。 「アンカットダイヤモンド」もその1つだ。 しかし、この映画は期待通りの内容とは言えない。 クライムム... -
映画「マッドマックス 怒りのデスロード」ネタバレ感想 北斗の拳の原点となるイカれたアクションムービー
映画「マッドマックス 怒りのデスロード」は、Twitterのハッシュタグ「#2010年代映画ベスト10」で第1位に輝いた作品 https://tolkoba.com/movie/twitter-2010s-movie/ 初代は1970年代、核戦争で荒廃した地球が舞台という設定だ。 当時の映画を観ていない人... -
映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」ネタバレ感想 少女漫画の思春期を芸術にしたら化学反応を起こした話
映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」は、Twitterで集計した2019年邦画ランキングで第5位に輝いた作品。 https://tolkoba.com/movie/twitter-2019-movie-japan/ 少女漫画が原作だが侮ることなかれ。 芸術と融合させたこの作品は思春期の頭の中をこ... -
映画「アイリッシュマン」ネタバレ感想 スコセッシ監督が描くリアルGTAの世界
映画「アイリッシュマン」は、2020年アカデミー賞作品賞など10部門にノミネートされた映画。 3時間30分という長さは少々冗長に感じそうなところだが、さすがはスコセッシ監督、 大きな盛り上がりもないが、淡々とそして、アーティスティックに表現すること... -
映画「2人のローマ教皇」ネタバレ感想 老人の会話を魅せ続ける2時間
映画「2人のローマ教皇」は、2020年アカデミー賞主演男優賞など3部門にノミネートされた映画。 監督のフェルナンド・メイレレスはブラジル出身で、「シティ・オブ・ゴッド」や「ブラインドネス」を手掛けている。 https://tolkoba.com/movie/academy-award... -
映画「マリッジ・ストーリー」ネタバレ感想 結婚生活に何かを感じるならまず1人で観よう
映画「マリッジ・ストーリー」は、2020年アカデミー賞作品賞にノミネートされたスカーレット・ヨハンソン主演の映画。 https://tolkoba.com/movie/academy-awards-2020/ 関係がうまくいかなくなった夫婦が離婚するために話し合いをするが、弁護士を立てた... -
映画「イントゥ・ザ・スカイ」ネタバレ感想 実話をベースにした気球の曲芸エンターテイメント
https://www.instagram.com/p/B7QrEE0pkwQ/ 映画「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」という長たらしい日本語タイトルは、英題は、「The Aeronauts(飛行士)」というごくシンプルなタイトルだ。 イントゥ・ザ・スカイでもないというところ... -
映画「ラストレター」 ネタバレ感想 ラストの手紙は希望か絶望か
映画「ラストレター」は、岩井俊二監督作品。 「リリィシュシュのすべて」「花とアリス」「スワロウテイル」など、映画に芸術とエンターテイメント性を持たせた日本でも重要な監督の1人だ。 小林武史の音楽にのせて、岩井俊二がキャストの魅力を120%にまで...