映画「イントゥ・ザ・スカイ」ネタバレ感想 実話をベースにした気球の曲芸エンターテイメント

映画「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」という長たらしい日本語タイトルは、英題は、「The Aeronauts(飛行士)」というごくシンプルなタイトルだ。

イントゥ・ザ・スカイでもないというところに、タイトルを考えた関係者のすごさが分かる。

「飛行士」だけでは伝わりづらいのではないかとも思うが、この話は気球に乗って高度10,000m超えを達成したジェームズグレイシャーの実話をベースにしたエンターテイメント作品だ。

ただの伝記映画だと思ってはいけない。

これは、「エンターテイメント作品」だ。

そう思って見ないと違和感を覚えること間違いなしだ。

映画「イントゥ・ザ・スカイ」予告

映画「イントゥ・ザ・スカイ」あらすじ

天気を予測することが出来ると唱える気象学者のジェームズは、学界からは荒唐無稽とバカにされ、調査飛行の資金も集められずにいた。諦めきれないジェームズは、気球操縦士のアメリアに「空に連れていってほしい」と頼み込む。2年前に夫を亡くしてから、生きる気力さえ失っていたアメリアだが、悲しみから立ち直るための飛行を決意する。ようやくスポンサーも現れ、アメリアのショーとして、高度の世界記録に挑戦することになる。観客の熱い声援に送られ飛び立った二人だが、立場と目的の違いから狭いバスケットに険悪な空気が流れる。だが、高度7000mの世界記録を破った後、想像を絶する自然の脅威に次々と襲われた二人は、互いに命を預けて助け合うしかなかった。果たして、前人未到の高度11000mで、二人を待ち受けていたものとは──?

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映画「イントゥ・ザ・スカイ」映画情報

監督トム・ハーパー
脚本ジャック・ソーン
音楽スティーブン・プライス
公開2020年1月17日
製作国アメリカ
製作費4,000万ドル
興行収入3.2万ドル(2020/1/14時点)

映画「イントゥ・ザ・スカイ」キャスト

アメリア・レンフェリシティ・ジョーンズ
ジェームス・グレーシャーエディ・レッド・メイン
アントニアフィービー・フォックス
ジョン・トリューヒメーシュ・パテル

映画「イントゥ・ザ・スカイ」ネタバレ感想

史実をベースに書くというのは、非常に都合の良い表現方法で、実際に起きたことをモデルにしたフィクションだよという意味だ。

だから

気球の高さで世界記録を達成した

という核となる事実以外は意外となんでもありだったりする。

この映画もそれと同様だが、イケていなかったのは伝記的要素が強めというニュアンスを出しながらも、実は超人系エンターテイメントになっていたことだ。

アメリア・レンという女性は実在せず、実際にはヘンリーコックスウェルという男性がグレーシャーと一緒に気球に乗っている。

それはまだいい。

ストーリーがほとんど気球の中という狭い空間で展開されることから、男2人では絵が成り立たないというのは分からないでもない。

しかし、彼女はただ気球の上に乗るだけでは飽き足らず、まるでサーカスのようにファンサービスをしたり、高度10,000m超の場所で気球のバルーン部分まで昇ってしまうのだ。

いやいやいや、できませんよ

と突っ込まざるを得ないのだが、それは伝記映画だと思って見ているからだ。

これが、「エンターテイメント作品ですよ」と伝えてくれるならこちらもそのスタンスで見るから問題ない。

車で無茶苦茶な死ぬほど無茶な運転をしても、走行している電車の上に乗って揉みあったりしても別段気にならない。

しかし、これは「前人未踏の10,000m上空に達成した気球乗りの話だよ」と言われて、誰がエンターテインメントとして観るのだろうか。

伝記映画を観るのは、その歴史に興味があるからだ。

その人物が何をして歴史に名をどのようにして残したのか、どういう人物だったのかが知りたいわけだ。

その温度差の違いがいまいち乗り切れなかった原因ではある。

例えば「ファーストマン」などは、伝記映画の要素が強い。

ディティールに違いはあるだろうが、大きな改変はしていないはずだ。

しかし、この話の中で急に宇宙船が墜落する直前にジェームスボンド的に大脱出したとか、妻の念が月にいる夫に伝わっただとか出てきては白々しくなってしまう。

それがこの「イントゥ・ザ・スカイ」には強く感じてしまった。

しかし、そのスタンスを変えてみるならライトに見られるエンターテインメント映画だ。

ほとんどが気球の中だけのシーンであるのに1時間30分観ていられるクオリティはあるし、高度10,000m上空の迫力もある。

若干、上空の風景は作り物の感はあるが、それでも上空の風景はなかなかに壮観で、恐怖感も伝わる。

アメリア・レン扮するフェリシティ・ジョーンズは本当に10,000mで撮影しているかのような鬼気迫る演技を魅せていた。

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