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レビュー|エルゴトロンとほぼ同じ!HPのモニターアームのコスパが1番高い!
こんにちは、テレワーク中のあおい(@tolkoba)です。
モニターアームと言えばエルゴトロン。
アーム部分は高級チェアで有名なハーマンミラーと同じ素材で美しく、なめらかに動き、それでいてキッチリ止まってくれる機能性から、モニターアームの代名詞的存在ですが、、
ちょっと価格が高いんだよなぁ。。
そんなあなたにうれしいお知らせ。実はエルゴトロンにはOEM製品があるんです。
Original Equipment Manufacturerの略で、自社ブランドではなく他社製品の製造・販売を行うメーカーを指します。
「Amazonベーシック」と「HP(ヒューレットパッカード)」からそれぞれ発売されています。
今回私は一番安く購入できる「HP(ヒューレットパッカード)」を選びました。
アルミの高級感はないものの、マットな黒の質感は全然安っぽさを感じさせません。
台座がなければ、美しいデスクトップ環境の完成です!
というわけで今回は「【レビュー】エルゴトロンとほぼ同じ!HPのモニターアームのコスパが1番高い!」について書いていきます。
モニターアームがスタンドより優れている点
モニターにははじめからスタンドがついているので、モニターアームは絶対に必要なものではありません。
でも、なぜこんなに人気があるのかというと、便利な点が多いからです。
- 自由自在に位置を調整できる
- 台座をないので下のスペースが空く
- 地震で倒れにくい
- デスクの掃除がめちゃくちゃ楽
- オシャレ!
メインの理由はやっぱり自由自在に位置が調整できるってことですね。
あとは、地震に強くなるってこともポイント高いです。
通常、モニターはテーブルの上に載せるだけなので、そこそこの地震が来たら確実に倒れます。
しっかり固定できるモニターアームなら倒れる心配が減ります。
エルゴトロンとHP、Amazonベーシックのモニターアームの違い
製品名 | HP | Amazonベーシック | エルゴトロン |
素材 | ザラザラでマット | つるつる | つるつる |
耐荷重 | 3.1-9.1kg | 2.3-11.3kg | 3.2-11.3kg |
保証 | 1年 | 1年 | 10年 |
Amazon | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
エルゴトロンのOEM版として世に出てきたHPのモニターアームですが、「Amazonベーシック」からも販売されています。
違いの1つは素材。すべてにおいて高級感はありますが、
- エルゴトロン:つるつる
- Amazon:つるつる
- HP:ザラザラでマットな質感
という違いがあります。
また、耐荷重性能も
- エルゴトロン:3.2〜11.3kg
- Amazon:2.3〜11.3kg
- HP:3.1〜9.1kg
という違いがありますので、大きくて重たいモニターをつけるなら事前に確認しておきましょう。
保証期間がエルゴトロンは10年、AmazonとHPは1年という大きな開きもありますが、そもそも精密機器でもないのでそんなに壊れることはないでしょう。
実はエルゴトロンとの価格差は3千円程度になっているので(2022年10月現在)、それほど差があるわけでもありません。
好みで選べる価格差ですよ!
HPモニターアーム 外観
「HPモニターアーム」は大きく3つのパーツに分かれています。
まずは、台座部分。光沢はなくマットな質感。安っぽくなくていい感じ。
中間にあたる支柱部分
モニター取付け部分の3つです。
そして付属品。
- アームパーツ x 3
- 4mm六角レンチ
- 2.5mm六角レンチ
- 結束バンド x 2
- ネジ(モニター固定用)2種類
- ネジ(画面回転固定用)
- グロメット式用パーツ
基本的にはこれを3つ重ねるだけで完成です。
付属ネジなどが不要なのも良いところです。
エルゴトロンOEM HPモニターアームの設置サイズ
モニターアームは、自由自在に動くといいつつ、背面の余裕と、テーブルの幅により制約があります。
取付けしようとしている環境がどういう状態なのかを事前に確認しておきましょう。
背面の幅はどのくらい必要か
背面に何もないことが一番いいですが、多くの人は机は壁を背にすることになると思います。
がっつり背面につけてしまうと、アームを動かす余裕がなくなりますので注意してください。
モニターから10cm程度はアームの稼働のために空けておく必要があります。
デスクに取り付けた場合、10cmほど前に出てくると考えてください。
デスクの奥行は60cmぐらい欲しいですね。
台座はそこそこ大きい
モニターアームの台座もそこそこ大きくてなかなかの存在感があります。
幅は15.5cm、奥行きは11.1cmです。
台座上部の高さは7mmぐらいになります。
モニターを支える部分なので、存在感はあります。
前に何かを置いたりしなければ見えてしまう部分でもあるので、安物を買うと後悔するでしょう。
クランプを挟むのに最低7.5cmは奥行が必要
「HPモニターアーム」は机に穴をあけて取り付けるグロメット式と机にクランプを挟んで固定するクランプ式があります。
クランプ式の場合机の下に注意しましょう。
「HPモニターアームの場合は最低7.5cmの余裕が必要です。」
テーブルの奥行だからと安心していると、意外に裏側は出っ張りがあって取付けを邪魔したりします。
台座の奥行(111mm)が確保できるのが一番いいですね。
机の厚みにも気をつけてください。
高さを3段階に調整可能。
六角レンチを利用して調整することができます。
一番の高さにしても、デスクの厚みは最大でも6.5㎝ぐらいが限界です。
アームを横にするならテーブル幅は120cmは必要
写真のようにアームを真横にして、ディスプレイが空中に浮かんでいるように見せた場合、120cm程度のテーブル幅が必要です。
アームからディスプレイのマウント部までは60cm程度ですが、
例えば27インチのディスプレイの場合、全体で90cmほどになります。
つまり90cmのテーブルだとディスプレイが端に寄ってしまうのです。
うーん、バランスが悪い。
もちろん、そういう配置がいい方や奥行に余裕がある方は調整が効きます。
でもここは重要なので考慮しておきましょう。
ちなみにモニターアームの中間にある支柱部を外しても設置できます。
前面に出せる長さに制限は出ますが、テーブル幅に余裕がない人にはおすすめ。
前面は最大65cm
前面までモニターを引き出すと65cmほど前にだすことができます。
通常の使い方で65cmも前に出す人はいないと思いますが、映画を観るときは後ろに、PCとして使うときは前にといったことも可能です。
片手で動かせるので微調整も簡単です。
こういう場合にかんたんに動かしやすいのがエルゴトロン品質です。
上下は33cm可動する
モニターの上下の稼働幅は最大33cmです。
モニターを地面すれすれに設置することもできますし、
上に挙げて空中浮遊を楽しむこともできます。
27インチのモデルで上は23.5cmぐらい浮きました!
33cmといっても、上に33cmではないので気をつけてください。
下にテーブルがある場合は稼働制限が出ます。
上下の稼働域は、アームがどういう状態になっているかによっても多少変わります。
もっと高さを出したい人は上下幅が最大55cmの工匠藤井のモニターアームもおすすめ。
高級感こそありませんが、耐荷重はきちんとしていて、片手で操作できるアームです。
27モニターを縦にすることも可能
病院ぐらいでしか見たことありませんが、モニターを縦にすることも可能です。
縦にしたくない場合は、VESAマウントにネジをはめることで縦ディスプレイを封印することも可能です。
つけなくても勝手に動くことはありません。
エルゴトロンOEM HPモニターアーム 重さ
重さは本体で約3.35kgあります。
モニターと合わせると5kg以上にはなるので、机の重量制限には一応気をつけてください。
HPモニターアームの組み立て方
私は穴の開けないクランプ式を選びました。
まず、モニターに取り付ける部分のアームの位置を修正します。
付属の六角レンチで緩めてやって
上向きになっている部分を
下にします。が、これがめちゃくちゃ重い!
ここは結構力入りますね。。
モニターアームをつけた後は、てこの原理を利用して動かすことができるので、設置してからでもいいと思います。
先にモニターにアームを取り付けておきましょう。
VESAマウント対応のモニターに取り付けます。(100mm,75mmに対応)
付属しているネジを使用してもいいですが、モニターに最初からついていたりします。
クランプの場合高さを合わせて、固定してください。
載せるだけでスポッと入ります。
あとは、モニターごとアームにのせれば完成です。
設置は簡単でした!
HPモニターアームのケーブル収納
「HPのモニターアーム」はケーブルをアーム部分に隠すことができます。
1つめのアームは、結束バンドで取付け
2つめのアームは中にケーブルを収納できるようになっています。
こんな形でケーブルを隠すことができます。
ケーブルを1つにまとめるとデスク周りが本当にスッキリします。
私の全力のケーブル配線整理の結果がこちら。
【レビュー】HPのモニターアーム まとめ
毎日使う場所だからこそ目に見えるストレスは減らすべきです。
中国の安物アームもたくさん発売されていますが、可動範囲に制限があったり、アームも固くて動かしにくかったりします。
商品からにじみ出る安っぽさも伝わってきます。
台座部分は見えてしまいますしね。
台座部分は前を何かで隠さない限りは見えてしまうので、せっかく買うなら思い切ってエルゴトロン(OEM含む)製品を購入することをおすすめします。
価格差も減っているので、「エルゴトロン」「Amazonベーシック」「HP」の3社からどれを選ぶか見た目の好みで選べばいいです。
それぞれカッコ良さも質感もいいので、あとはお好みで!
- シルバーの高級感なら本家のエルゴトロン
- 黒でツヤツヤした高級感ならAmazon
- マットな黒でテカリを抑えるならHP(一番コスパがいい!)
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。
HPモニターアームにおすすめのデスク周り
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