映画「シャイニング」は、1980年に製作され、スティーブンキング原作でスタンリーキューブリックが監督を務めた映画界に残る名作のうちの1つだ。
ホラー映画として成功を収めたこの映画は、意外にも原作者と監督の間で確執がある。
キューブリック監督がスティーブンキングの原作を大きく改変してしまったためだ。
才能あるクリエイター同士の衝突から40年。
その続編が幕を開ける。
「ドクタースリープ」
監督を務めるマイクフラガナンは、スティーブンキングもキューブリックも尊敬したうえで、あえてこの続編を創り出した。
この記事では「ドクタースリープ」の見どころを解説する。
映画「ドクタースリープ」予告
映画「ドクタースリープ」キャスト
ダニー・トランス | ユアン・マクレガー |
ローズ・ザ・ハット | レベッカ・ファーガソン |
ビリー・フリーマン | クリフ・カーティス |
ディック・ハロラン | カール・ランブリー |
クロウ・ダディ | ザーン・マクラーノン |
映画「ドクタースリープ」スタッフ、公開情報
監督 | マイク・フラガナン |
原作 | スティーブン・キング |
公開年 | 2019年11月 |
上映時間 | 152分 |
映画「ドクタースリープ」あらすじ
40年前、雪山のホテルで父親に殺されかけたことがトラウマになっているダニーは、人を避けるようにして生きてきた。同じころ、彼の周囲で子供ばかりを狙った殺人事件が連続して起こり、ダニーは自分と同じような特殊能力によってその事件を目撃したという少女アブラと出会う。事件の真相を探る二人は、あの惨劇が起きたホテルにたどり着く
シネマトゥデイ
映画「ドクタースリープ」ネタバレなし感想
原作者と監督の確執を解消したフラガナン監督
冒頭で説明した通り、 映画「シャイニング」は、スタンリーキューブリック監督によって映画化されたものの、原作者のスティーブンキングは大きな改変をされたことで批判を繰り返していた。
その確執はスタンリーキューブリックが亡くなるまで解消されることもなく今に至っている。
しかし、今回マイクフラガナン監督が、キューブリック監督のオマージュも取り入れつつもキング氏から称賛されるという見事な手腕を発揮している。
マイクフラガナン監督はまだ若き監督だが、すでにNetflixなどでは「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」などのホラー映画を手掛けていて、その評価も高い。
まさに「シャイニング」のようなホラー映画としてうってつけの監督だろう。
映画「ドクタースリープ」口コミ・評判
すでにアメリカでは上映されているので、評判を見ることができる。
私も見て楽しめました。シャイニングのシーンやテーマがうまく混ぜられているのにストーリーも良く、エンディングも満足です。
悪い意見。
映画「ドクタースリープ」を見るならこれもおすすめ
まずは、ドクタースリープの続編にあたる映画「シャイニング」。
1980年の映画だけど、今も色あせることなく名作として君臨する映画だ。
ホラー映画としては「ハッピーデスデイ」はどうだろう。
自分が殺される瞬間がループするというありそうでなかったタイムリープ映画。
製作には「セッション」や「ゲット・アウト」など名作を手掛けるジェイソンブラムが関わる。
続編もすでに出ていて、日本ではほぼ同時にレンタル開始されている。
王道アメコミではなく超能力系の話といえば、シャマラン監督の3部作もおすすめ
「アンブレイカブル」「スプリット」「ミスターガラス」だ。
アメコミヒーローのように勧善懲悪な世界ではなく、現代にアメコミヒーローが実在したら世界の動きはこうなるという世界を描く。
アメコミへの敬意もありつつ皮肉めいたこの映画はアメコミに興味ない人も惹きつけるだろう。
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