レビュー・考察– category –
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映画「罪の声」は元ネタが実話 ネタバレ感想・解説 正義と罪は別物
映画「罪の声」は、2020年のミステリー映画。 小栗旬と星野源が主演で、35年前に日本中を震撼させた劇場型犯罪の真犯人を追うミステリー。数多くの人物が登場するので混乱するかと思いきや、丁寧な描写と時系列的に徐々に謎が明らかになっていく構成がシン... -
映画「ブックスマート」でわかる人間同士のグループの輪が広がる瞬間 ネタバレ感想・解説
映画「ブックスマート」は、2020年に公開された映画。 アメリカのハイスクール生活を勉強に費やし、高校生活を全然楽しんでこなかったエイミーとモリーが学生生活の最後を楽しむために卒業パーティへ出かけていく話。 日本でも高校という枠には実にいろん... -
映画「ミッドナイトスカイ」ラストはいいのにあとは微妙 ネタバレ考察・解説
映画「ミッドナイトスカイ」は2020年のNetflixオリジナル映画。 ジョージ・クルーニー監督が製作した近未来SF。地球では生物が生きられなくなり、絶滅の危機に瀕している地球側の視点と宇宙探査ミッションから帰還しようとする宇宙飛行士の視点から描かれ... -
映画「黒い司法 0%からの奇跡」はアメリカ司法の実話 ネタバレ感想・解説
映画「黒い司法 0%からの奇跡」は2020年に公開された映画。 無実の罪で収監された黒人ジョニー・Dと、その無罪のために戦った弁護士ブライアンの事実に基づくストーリーだ。 アメリカの黒人差別は少し日本人感覚には理解しにくい部分もあるけれど、この映... -
映画「STAND BY ME(スタンドバイミー)ドラえもん2」はちょっと煽りすぎ ネタバレ感想・解説
映画「STAND BY ME ドラえもん2」は、2020年の3Dアニメ。 前作「STAND BY ME ドラえもん」から6年。後日譚のような形で続編が作られた。 大人向けに作られているので、子供から大人までまぁ楽しめる仕上がりになっている。ただ、ちょっと涙腺を刺激しすぎ... -
映画「ハーフオブイット:面白いのはこれから」の絵文字の意味は? ネタバレ考察・解説
映画「ハーフオブイット:面白いのはこれから」は2020年のNetflix映画。 アジア系アメリカ人監督、アリス・ウーが、思春期の孤独感や恋愛をコメディタッチで描いた作品。 文学的で初々しいこの映画から分かったことは、自由の国アメリカでも、集団生活の中... -
映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」は雰囲気オシャレとして楽しむべき ネタバレ感想・解説
映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」は2020年に公開された映画。 ハリウッドで人気の天才子役エルファニングと、若手イケメン俳優ティモシー・シャラメ。これまた全米ティーンエイジ世代に絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメス。 それを「ミッドナイト... -
映画「ペットセメタリー」ネタバレ考察・解説 ちゃんと怖いしシンプルにおもしろい
「ペット・セメタリー」は2020年に公開された映画。 スティーブンキングの原作小説をもとに、1989年に映画が公開されたが、今回は2回目となる映像化。 年々複雑化していくホラー映画だけれど、近年観たホラーの中でもシンプルに怖い映画だった。 68点 脚... -
映画「ボーダー二つの世界」ネタバレ感想・解説 他国と違う北欧の価値観
映画「ボーダー二つの世界」はスウェーデンの映画。 北欧ならではの独特な世界観で、小児性愛者がはびこる人間社会の醜さに切り込んだ作品。 匂いで犯罪者を嗅ぎ分ける能力を持つティーナが犯罪に巻き込まれていくストーリーは、北欧らしい独特な世界観が... -
映画「アルキメデスの大戦」 ネタバレ感想・解説
「アルキメデスの大戦」は2019年の映画。 数学の力で大艦巨砲主義を否定しようと、大和のモデルとなる建造費の不正を暴くという話。 原作が「ドラゴン桜」の三田紀房だけあって、話の惹き込みかたはうまい。 大艦巨砲主義を否定する意味で武力闘争でも、外...