2020年– date –
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50点以上
映画「ストーリー・オブ・マイライフ」はクオリティは高いけどおもしろくない ネタバレ感想・解説
映画「ストーリー・オブ・マイライフ」は2020年公開の映画。 「レディバード」のグレタ・カーウィグ監督とシアーシャ・ローナンが再びタッグを組んだ作品で、「レディバード」が田舎に住む思春期女子校生の心情を描いたのに対して、「ストーリー・オブ・マ... -
70点以上
映画「ジョジョ・ラビット」 ネタバレ感想・解説 思春期の恋愛感情に勝るものはない
映画「ジョジョ・ラビット」は2020年に公開された映画。 アカデミー賞も受賞したナチスドイツを描いた戦争映画。 戦争、そしてナチスは絶対に風化されてはならない痛ましい時代の1つ。ユダヤ資本が多いこともありナチスに関する映画は多いので、色々な角度... -
70点以上
映画「止められるか、俺たちを」ネタバレ感想 若松孝二を知らない世代の楽しみ方
「止められるか、俺たちを」は2018年の映画。 監督は、「凶悪」から邦画の一線を走り続ける白石和彌氏。 ピンク映画の監督・若松孝二を中心とした1970年代。 その若松プロへ助監督志望として入り、若くして命を絶っためぐみという女性の視点で映画は描かれ... -
60点以上
映画「パニックルーム」の敵はあなたの中にいる! ネタバレ感想・解説
「パニックルーム」は2002年の映画。 監督は「セブン」「ファイトクラブ」のデヴィッド・フィンチャー。 立て続けに名作を生み出されることで次作にも期待してしまうわけだけど、この映画はその期待を少し裏切った。 なぜこんなことになってしまったのか。... -
80点以上
映画「パルプフィクション」ネタバレ感想 意味不明なのにおもしろい謎を解説
「パルプフィクション」は、1994年の映画。 クエンティンタランティーノ監督の中でもとりわけ評価が高い作品。 話の時系列がバラバラに構成される当時としては珍しい手法で撮られているのも特徴。 クエンティンタランティーノ節が炸裂したこの映画は、無意... -
60点以上
映画「エリジウム」の富裕層はバカなのか? ネタバレ感想・解説
映画「エリジウム」は、2013年の映画。 超富裕層と超貧困層に二分化された2159年。超富裕層は「エリジウム」というスペースコロニーで優雅な暮らしを営み、超貧困層は荒廃した地球で超富裕層のために働くディストピアSF。 超富裕層と超貧困層が地理的にも... -
60点以上
映画「七つの会議」 ネタバレ感想・解説 タイトルの意味とは?
「七つの会議」は、2019年に公開された池井戸潤原作の映画。 半沢直樹シリーズをはじめとした企業の不祥事や悪企みに正義の鉄槌を食らわせる大人版少年ジャンプのような作品。 スピード感のある展開なのに、置いてけぼりにならないストーリーの明快さに加... -
60点以上
映画「ピーナッツバターファルコン」ネタバレ感想 男2人の友情ロードムービー
映画「ピーナッツバターファルコン」は、2020年に日本で公開された映画。 ダウン症の青年と兄を亡くした男が、憧れのレスラーに会いにジョージア州サバンナの沿岸を旅しながら仲良くなっていくロードムービー。 人間関係に疲れたときにちょうどいい。心温... -
50点未満
映画「犬鳴村」は恐怖回避バージョンじゃなくても怖くない ネタバレ感想
映画「犬鳴村」は清水崇監督のホラー映画。 呪怨など、数々の和ホラーを手掛ける清水崇監督が、九州に実在する犬鳴トンネルを舞台にした作品。 日本屈指の心霊スポットとして、遊び半分で入った多くの人間が消えているとも噂される恐怖の場所だ。 その怖さ... -
70点以上
映画「CURED キュアード」ネタバレ感想・解説 もう数年後なら傑作だった
パンデミックというキーワード繋がりで、今のコロナ渦を連想した人もいるだろうけれど、コロナの致死率がもう少し高く、分かりやすい後遺症を残したならばこういう世界もありえるのかもしれない。 人間の恐怖心が根っこのところにあるので、そういう意味で...