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レビュー | FLEXISPOT E8 Banboo スタンディングデスクの組み立てと使用感
こんにちは、テレワークを満喫中のあおい(@tolkoba)です。
テレワークが始まって以来、良いことはたくさんありましたが、時には悪いこともありました。
その1つが運動不足。
なんだか身体が疲れやすくて
テレワークをしていると飲み物を取りにいくかトイレに行く以外はずっと座っていたなんてことも。
デスクワークは、肩こりや腰痛だけでなく肥満や糖尿病などの疾患リスクも高まります。
そんな不安を解消するのに良いのがスタンディングデスク。
立って作業することで血糖値の上昇を抑える、運動不足を解消、首や腰の負担を軽減などの効果が期待できます。
あえて運動しようとすると面倒ですが、毎日の作業に組み込んでしまうことで無意識的にカロリーを消費できるのも良いところ。
以前、導入したFLEXISPOTのスタンディングデスク「EJ2」に次いで「E8Banboo」をレビュー。
竹の天板を使い、高さ調節の幅がより大きくなったことで大人から子どもまで幅広く使えるタイプのスタンディングデスクです。
メーカー様に商品を提供いただきレビューしています。
レビュー | FLEXISPOT E8 Banboo 外観とスペック
FlexiSpotシリーズのスタンディングデスクの中でハイエンドモデルにあたるのが「E8Banboo」。
FLEXISPOTの製品が、天板と脚は別売りのシリーズがほとんどですが、「E8Banboo」は竹天板とセットの一体型。
脚フレームだけで購入したい方は類似モデルの「E7」か「EJ2」を選択する必要があります。
脚の部分は三段階の高さ調節ができるタイプで、色はホワイトかブラックから選択可能。
自動車用の鋼材が使われているため、かなり頑丈な印象を受けます。
また「E8Banboo」の場合、楕円形の脚で三段階の伸縮タイプ。
「EJ2」と比較してもかなりスリムでスタイリッシュなのが特徴です。
より、スッキリした印象を受けます。
脚フレームのカラーバリエーションはブラックとホワイトがあります。
スペック
商品名 | E8Bamboo |
耐荷重 | 125kg |
本体重量 | 29.5kg |
昇降範囲 | 60-125cm |
最大速度 | 38mm/s |
障害物検知 | 有り |
対応天板サイズ | 幅:120-200cm 奥行:60-80cm 厚み:2cm以上 |
脚段階 | 三段階 |
価格 (脚のみ) | 78,100円 |
公式HP | 詳細を見る |
耐荷重は125kg
「FLEXISPOT E8Banboo」の耐荷重は125kgあるので、モニターアームなどを取り付けることも可能です。
さまざまなガジェットをひとしきりおいても125kgになることはよほどないでしょう。
ケーブルは隠せる
「FLEXISPOT E8Banboo」にはケーブルカバーもついています。
ただし、コントロールパネルと電源のケーブルは高さを調整するための余裕を持っておく必要があります。
配線ダクトを通しておくことで、ケーブルのブラブラ感がなくなりスッキリします。
PCケーブルなど、配線整理用のトレーもあるので、私のような配線嫌いな人にも合っています。
配線嫌いの人はこちらの記事に配線隠しに奮闘した結果を記載しているのでよければ参考にしてください。
サイズ
「FLEXISPOT E8Bamboo」の高さは60-125cmとスタンディングデスクの中でもかなり範囲が広め。
高さには注意が必要です。
天板の高さ20mmと天板と脚フレームの間の隙間5mmが加わるので地面からデスクの上までは62.5cmが最小となります。
高さを合わせようとしているなら間違えないように注意してください。
最小が62.5cmになるので、小さな子どもでも使えるため、同じデスクを共有できるのも良きところ。
立ち作業の場合は最大127.5cmになりますが、168cmの私にはかなり高め。
実際に使ってみると、168cmの私には112cmぐらいがちょうど良かったです。
最大の高さが118cmの「EJ2」と比べると7cmも高くなります。180cm以上の身長を持つ方にも対応できるスタンディングデスクです。
「FLEXISPOT E8Bamboo」は竹天板とセットになっていて、天板のサイズは120cmか140cmの2択。
他の「FLEXISPOTシリーズ」の場合、天板は自由に選択可能です。
幅:120-200cm、奥行き:60-80cmまでの天板サイズに対応しています。
もちろん天板を取り替えることは可能ですが、であればE7やEJ2をおすすめします。
天板は長方形か真ん中が窪んだカーブ型の2種類から選択できます。
天板は天然の竹素材
「FLEXISPOT E8Bamboo」は、まだまだ製品化の少ない竹天板。
「EJ2」でもバンブーを選びましたが、とにかく素材が美しい。
他の木材と比べて炭素を効率よく吸収し、酸素放出量も多く、持続化可能社会(SDGs)に優しい素材。
木材として成長するまでの期間も短いため、今後普及が期待されている木材です。
また、環境保護の観点だけでなく、キャンプ用品の大御所スノーピークでも竹素材が使われた製品は多く、その質感といい色合いといいデザイン的にもかなり評価の高いのが竹素材。
実際に耐久性に優れていて、抗菌・脱臭効果もあり、人体へも好影響を及ぼす素材です。
竹素材はまだ全然普及していないので見つけたら即買いです。
というわけで、「FLEXISPOT E8Bamboo」は、竹天板がセットになっているシリーズ。
天板をDIYしたいのであれば別タイプを選ぶのも良いですが、木材の色は薄めが好きなら竹天板は超絶おすすめです。
私は一般にはあまり出回っていない竹素材が欲しかったのでセット品で大満足です。
パネルにUSBがある
「FLEXISPOT E8Bamboo」のパネル部分にはUSBがついています。
「FLEXISPOT E8Bamboo」を通して電源を供給することが可能。
スマホの充電など、ちょっと必要な時にそばにあるUSBは何かと重宝します。
欲を言えばUSB Type-Cも欲しかったですね。
【レビュー FLEXISPOT E8 Bamboo】組み立て方
準備するものと作業人数
「FLEXISPOT E8Bamboo」は、数カ所は電動ドライバーが必要です。
「FLEXISPOT EJ2」の時は電動ドライバーで組み立てることができました。
天板もセット品を購入すれば、穴が空いた状態で届きますので締めやすい。
ただし、真ん中部分にもネジを閉める必要がありますが、そこには穴がありませんでした。
がんばってキリで穴を開けることも可能ですが、さすがに電動ドライバーを使いましょう。
特に必要なのは下穴を開けるためのドリルビットですが、別売りになっているケースが多いです。
100円ショップでも売っていますよ。
続いて作業人数ですが、結論から言うと1人で組み立ては可能でした。
ただ、2人作業が推奨なのは間違いありません。
特に気をつけるべきは、届いた段ボールを玄関から部屋まで運ぶまでと、組み立て後デスクをひっくり返すところ。
30kg以上を1人で持つのはかなり危険で、ケガや物損につながる恐れがあります。
あくまで自己責任になってしまいますので気をつけて作業してください。
特に女性は2人での作業をおすすめします。
組み立て自体は難しい部分はないため、作業時間の目安は1時間程度です。
組み立てに迷うところはありませんでした。
組み立て
脚フレームの部品はこちら。
これらを順番にネジを締めながら組み立てていきます。
「FLEXISPOT E8Bamboo」の説明書に沿って組み立てていくだけ。
1つ1つの部品が重たいので取り扱いに気を使いますが、難しい作業ではありませんでした。
脚フレームは以下のようになっていて、それぞれに合ったネジを取り付けていきます。
まずは、サポートブレードをビームに取り付けます。
サポートブレードの方が高さがあるので地面に置いてやると安定しません。台の上に載せるなどして固定しましょう。
次に昇段支柱をビームに取り付けます。
脚を取付けます。
特に迷う箇所なく取り付けできました。
続いては天板ですが、ここでは向きに注意してください。
天板にはパネル用の穴が空いている方が前面になります、
左右のどちらに電源ケーブルを伸ばすのか確認して。
脚フレームと下穴を合わせるようにして固定します。
黒いバッテリーがある方から電源コードが繋がります。
真ん中のネジを緩めると脚フレームが左右に開きますので、必要な天板サイズに合わせて脚を広げます。
汎用的に作られているため、ネジを固定する場所と下穴の数に開きがありますが、一致する場所にネジを取り付けていくだけ。
天板と脚フレームを固定できたら、コントロールパネルを取り付けます。
コントロールパネルもセットの天板であれば下穴が空いています。
パネルの感度が高いため、間違えて触れて動いてしまうことがあります。そのためできるだけ奥の方に取り付けましょう。
コントロールパネルを取り付けたら、ケーブルをそれぞれの場所につなげていきます。
ケーブル隠しのためのカバーを取り付けます。
ごちゃごちゃした配線が一気に隠れるのは気持ち良いです。
最後にひっくり返せば完成です。
レビュー | FLEXISPOT E8 Banboo 使用感
重くて組み立て後は動かせない
「FLEXISPOT E8Bamboo」はとにかく重いです。
とても1人で動かせる重さではありません。
一度固定したらなかなか動かせないので、配置場所は事前に考えておきましょう。
ただ、電動というギミックがある分、ここは致し方ない部分でもあります。
一度固定すればその分頑丈なデスクが出来上がるので、安全性も安定性も安心でしょう。
メモリは便利だが感度が高すぎるコントローラ
「FLEXISPOT E8Bamboo」は、ワンタッチで4段階に調節できます。
- ▲ 上ボタン
- ▼ 下ボタン
- 1 記憶されている高さに変更
- 2 記憶されている高さに変更
- 立ち画像 記憶されている高さ
- 座り画像 記憶されている高さ
- M 高さの記憶 & ロック
▲▼ボタンを押すとデスクが上昇または下降します。押し続ける事で連続して上昇下降します。
好きな位置で停止させた後、Mを押すと5-と表示。そこから任意のボタンを押すと高さを記憶します。
その後は各メモリーのボタンを押せば、自動で任意の高さにセットしてくれます。
1人で使うなら4つも要らないかなと思っていましたが、PCを使うか書く作業をするかによってちょうど良い高さは異なりますので使い勝手は良さそう。
また、高さの幅があるので子どもと共同利用するにも4つメモリーがあるとありがたいですね。
コントローラ部分の感度が良すぎて、不意に触ってしまい動いてしまうことが度々あります。
チャイルドロックをもう少し手早くできるようにするか、取り付け位置の工夫が必要だと感じます。
安心の障害物検知
「FLEXISPOT E8Bamboo」は、上ボタンと下ボタンを同時に5秒以上押すと障害物検知機能の感度が調整できます。
- R-0:オフ
- R-1:低感度
- R-2:中間度
- R-3:高感度
初期設定は高感度なので、自分の部屋の状況に合わせて変更ができます。
昇降しているとき、天板や脚に一定の衝撃があったとき、昇降を自動停止する機能です。
デスク下だけでなく、デスク上のモノもしっかり守られます。
予想していないところにぶつかったりするので、必ず利用しましょう。小さな子供がいる時には特に安心でしょう。
昇降時の動作音とスピード
「FLEXISPOT E8Bamboo」の動作音はうるさくありません。
もちろん音はしますが日常の音にかき消される程度です。
静かな夜は多少音が大きくなりますが、不快に感じるような音ではありません。
「FLEXISPOT E8Bamboo」の昇降スピードは38mm/s
62.5cmから127cmまでにかかる時間は約20秒。
一息ついているうちに昇降してくるのでストレスに感じることもありません。
むしろこれ以上速いとちょっと怖いのでちょうどいいです。
スタンディング状態でも安定している
高めに調整していると多少揺れはありますが、気になるほどではありません。
むしろ127.5cmという高さに対してこれだけしか揺れないのかというほどの安定性。
重さが犠牲になっている分、しっかりと安定し、ストレスなく作業ができるようになっています。
レビュー | FLEXISPOT E8 Banboo 他モデルとの比較
「FLEXISPOT E8Bamboo」とそれぞれのシリーズを比較してみました。大きな違いは高さの違い。
製品名 | E8 | EJ2 | E7 | E7Pro |
耐荷重 | 125kg | 100kg | 125kg | 100kg |
本体重量 | 32.7kg | 29.5kg | 35.6kg | 36.8kg |
昇降範囲 | 60-125cm | 69-118cm | 58-123cm | 60-125cm |
最大速度 | 38mm/s | 38mm/s | 38mm/s | 38mm/s |
障害物検知 | 有り | 有り | 有り | 有り |
対応天板サイズ | 幅:120-200cm 奥行:60-80cm 厚み:2cm以上 | 幅:120-210cm 奥行:60-80cm 厚み:2cm以上 | 幅:120-210cm 奥行:60-80cm 厚み:2cm以上 | 幅:120-200cm 奥行:60-80cm 厚み:2cm以上 |
脚段階 | 三段 | 二段階 | 三段階 | 三段階 |
価格 (天板込) | 78,100円 | 56,100円 | 69,300円 | 72,600円 |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
価格は定価表示ですが、「FLEXISPOT」は頻繁にセールを行なっているため、その時に買うのがおすすめ。
「EJ2」モデルは安価なのですが、板の厚みも考えると最低高が71.5cmになります。
PCでの作業は70cmだと少し高いという話もあり、私の現在のデスクも66cm。
また、天板こみでの高さが121.5cmだと考えると背が180cm以上ある人には少し低く感じるかもしれません。
その場合はやはり「FLEXISPOT E8Bamboo」やE7がおすすめ。
2つの違いは
- E8はコントローラにUSBがある
- E8の方が軽い
- E8の脚は楕円形でスタイリッシュ
と、「E7」の上位互換となります。
「E7Pro」はコントローラ部にUSBがついていて、コの字型。
脚フレームが奥の方に取り付けられるので、デスク下のスペースを有効活用することができます。
もう少し安いモデルだと「EF1」があります。
「EF1」にすると耐荷重70kgで昇降範囲が71cm-121cm、昇降スピードは25mm/s。
幅も100cmから使えるのでコスパ重視ならこちらのモデルがおすすめです。
各シリーズごとのおすすめタイプはこんな感じ。
レビュー | FLEXISPOT E8 Banbooまとめ
「FLEXISPOT E8Bamboo」は自動で昇降できるスタンディングデスク。
全てのデスクワークをしている人におすすめなスタンディングデスクテーブル。
日常の動作に運動を組み込むことで、カロリーを自動で消費。
疲れたらいつでも座れますので、1日のルーチンに組み込みましょう。
1日中動かなかった時の妙な罪悪感から開放されます。
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。