レビュー｜BenQ treVolo Uは英語学習に最適な学びのために生まれた声用スピーカー

こんにちは、あおい（@tolkoba)です。

私はオンライン英会話を通じた語学学習の経験があります。

今は休会中ですが、長年英語勉強を続けたおかげ単語はかなり聞き取れるようになっています。しかし、音声によっては非常に聞き取りづらいという場面も多かったです。

また、テレワーク時のWeb会議でも周囲の雑音や相手の通話品質の低さで日本語でも聞き取りにくいことも。

今回ご紹介するのはBenQから発売されたtreVolo UというBluetoothスピーカー。

人の声に特化し、独自のチューニングを加えることで相手の声がはっきりくっきり聴こえるようになるため、英会話レッスンや子供へのオンラインレッスンを考えている語学学習専用として最適なスピーカーです。

というわけで今回は、treVolo Uについて実際の使い勝手をレビューしていきます。

メーカーに製品をご提供いただき記事を作成しています。

BenQ treVolo U 外観・仕様

外観

BenQ treVolo Uは、シンプルでコンパクトな外観が特徴。

サイズは、約174x95x81mmと片手で持つことができる大きさです。

重さは740gでそこそこの重量感。とはいえ、外に持ち運ぶものでもないので、家の中で使う分には気にならない重さです。

ミニマルな外観はデザインだけでなく、機能性をフルに発揮するためのこだわりもあります。

まずは、継ぎ目のないシームレスなデザイン。一体感があって美しいのですが、音の拡散や振動を防ぐ目的もあります。

また、12°上向いた角度設計は、スピーカーと耳、口の自然な位置関係を再現することで集中できる環境を作り出しています。

上面には操作用のボタンが並びます。

前面にはスピーカー。メッシュの向こう側には独自開発されたダブルモノマーという素材により、音量性能や耐久性を30%向上させています。

前面左上には集音用のマイクと距離センサー。

安心モードを利用することで、センサーがスピーカーと話し手との最適な距離を計測し、ちょうどいい音量にしてくれます。

背面右下のカバーをとるとイヤホンジャックと充電用のUSB Type-C端子がついています。

梱包内容はこちら。

充電器を含め、必要なものは一式揃っています。

仕様

メーカー	BenQ
製品名	treVolo U
サイズ	174×95.34×81.36 mm
重さ	約760g
Bluetoothバージョン	Bluetooth5.0
インターフェース	3.5mm(4pin CTIA), Type C USB2.0 (充電用)
使用周波数帯域	60-20K Hz
連続再生可能時間	約12時間
マイクロフォン	全指向高感度マイク×１ 全指向性環境音マイク ×１
電源	DC5V/ 2A Type Cケーブル
音声コントロール	搭載
(安心モード)検知可能距離	<1.5m
音声モード	音楽モード：動画学習モード：ライブ学習モード

BenQ treVolo U 特徴

人の声を重視したサウンド

BenQ treVolo Uは、人の会話に着目して独自のチューニング技術を元に開発された声用スピーカー。優れた音声処理機能を搭載し、発音の細かな違いまでも認識することで聞きとりずらさを解消しています。

私も英語学習を長年続けていますが、やはりスピーカーによって聞きやすさは全然違います。

スピーカーの質が悪いと日本語でも聞き取りにくいときがあるほどなので、クリアな音声はとても重要です。

また、オンライン英会話では東南アジアやアフリカなどの国の人と話すことも多く、学習環境が整っている場所で話しているとは限りません。

ニワトリや犬の鳴き声がうるさい先生もいました 笑

BenQ treVolo Uを使って周囲の雑音を抑え、クリアな音質環境を手に入れるのはとても重要です。

利用シーンに応じた音声モード

BenQ treVolo Uは3つの音声モードが備わっており、使い方に応じて切り替えることができます。

動画学習モードでは、オンライン講座やe-ラーニング、オーディオブックを利用するときに最適。

ライブ学習はオンライン英会話レッスンやリモート会議。エコーキャンセラーで周囲の雑音を抑え、クリアにはっきり聞くことができます。

音楽モードは、高低音を聞こえやすくするので、映画や音楽を楽しむことができるようになっています。

専用アプリでさらに使いやすく

専用アプリを入れることでBenQ treVolo Uの機能をさらに発揮できます。

treVolo Uは、複数の端末で設定することも可能。PCやスマホ、会社用のPCなど状況に応じて出力元を変更できます。

また、スピーカーの場所によって最適な距離を計測・設定してくれる機能も搭載。自分のいる場所や環境に応じて必要な音量に最適化することができます。

また、周波数ごとに音の調整ができるようになっており、いつでも自分の耳にちょうどいいサウンドを作ることもできます。

BenQ treVolo Uは、かなりマニアックな部分にまで音にこだわりをもったスピーカーです。

最大12時間のロングバッテリー

BenQ treVolo Uは、最大12時間のロングバッテリーを搭載。

電源への接続が不要なので、置く場所にも困りません。1日中使えるのでWeb会議でバッテリーの心配をする必要がないのは良き。

ケーブルレスで使えることはデスク周りをスッキリさせるのにも重要です。

BenQ treVolo U 音声比較

実際にiPhoneのスピーカーから流した音とtreVolo Uでの音を比較してみました。

• iPhoneのスピーカー

• treVolo Uのスピーカー

聴いてもらえればわかる通り、iPhoneのスピーカーは人の声が頭に響くような機械音になりますが、treVolo Uはすぐそばにいるかのような自然な音で聞こえます。

音の解像度が上がっているので、不自然な音質にならずクリアではっきりした音声になります。

続いて、こちら側のマイク出力をMarantzのMPM-4000UとtreVolo Uで比較してみました。

Marantzもはっきり聞こえるもののどこかこもった音になっている印象。対してtreVolo Uはクリアに聞こえますので相手にストレスを与えにくいです。

まとめ BenQ treVolo Uは、用途に合うならおすすめのマイクスピーカー

この記事ではBenQ treVolo Uを紹介しました。

価格は少し高めなのがネックですが、ただの高音質なスピーカーではありません。

語学学習に最適で、子供や自分への投資の1つと考えると一歩踏み出せそうです。

また、仕事でWeb会議をするときなど、使いたいシーンが2,3個あると買いやすいと感じます。

最後までお読みいただきありがとうございます。あおい（@tolkoba)でした。