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映画「ベル・エポックでもう一度」ネタバレ感想・解説 おしゃれでフランスを堪能できるコメディ

2023 9/01
レビュー・考察 60点以上
2021年6月6日2023年9月1日

「ベルエポックでもう一度」は2021年に公開されたフランスの映画。

年を経るにつれ妻との関係もうまくいかなくなった有名な元イラストレーターのヴィクトールは、好きな時代を再現する映画撮影の招待を受ける。

そこでヴィクトールは1974年に出会った最愛の人との思い出をもう一度演じることを希望し、ハマってしまう話。

人生は短くそして長い。恋愛の美しさと結婚の悲哀をコメディタッチで描き、フランスらしく美しい調度品やインテリアで彩られたオシャレな映画。

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62点

脚本
5
演技
6
演出
7
音楽
7
総合
6
目次

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「ベル・エポックでもう一度」映画情報

タイトルベル・エポックでもう一度
公開年2021.6.12
上映時間115分
ジャンルコメディ
監督ニコラ・ブドス

映画「ベル・エポックでもう一度」キャスト

登場人物キャスト
ヴィクトルダニエル・オートゥイユ
アントワーヌギヨーム・カネ
マルゴドリア・ティリエ
マリアンヌファニー・アルダン
ピエールピエール・アルディティ
フランソワドゥニ・ポダリデス

映画「ベル・エポックでもう一度」あらすじ

職を失い妻にも見放された、元売れっ子イラストレーターのヴィクトル。ある日、映画撮影セットに過去を再現する、体験型エンターテイメントサービス〈タイムトラベルサービス〉をプレゼントされた彼は、「1974年5月16日のリヨン」の再現をリクエストする。完璧に蘇った”あの日のあの場所“で〈運命の女性〉と再会した彼は、輝かしき日々の再体験に夢中になり、延長のために妻に内緒で全財産を注ぎ込んでしまう。しかし、そんな彼を思いがけない出来事が待ち受けていた―

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映画「ベル・エポックでもう一度」ネタバレあらすじ 

©︎映画「ベル・エポックでもう一度」

典型的な懐古主義のヴィクトールは、有名なイラストレーターだったが、年を経るにつれて時代の変化についていけないままだった。妻のマリアンヌにも見放され、ただ時が過ぎていっていた。

ずっと我慢に耐えていたマリアンヌだったが、ヴィクトールが言い訳ばかりして仕事をしないことに腹を立て、とうとう家から追い出してしまう。

すでにマリアンヌは浮気をしていたが、ヴィクトールはなんとなく察していた。

そんな中、息子からある招待状を受け取る。それはタイムトラベラーというサービスだった。

クライアントに各時代を完全再現し、その歴史に浸ることのできる体験イベントを提供していた。その役を演じるためには豪華なセットや多くの役者が必要となるため、非常にお金がかかるイベントだったがとても人気が高く好評を得ていた。

タイムトラベラーという歴史的なイベントを再現する会社を立ち上げたのは息子の友達のアントニーだった。

ヴィクトールは、その招待を受け取りアントニーの会社を訪れる。ヴィクトールはそこで1974年のカフェを再現してほしいと頼む。そこはヴィクトールが最愛の人と出会った場所だった。

数日後、ヴィクトールは映画スタジオへ出向くと、そこには当時の状況を完全に再現した街並みがあった。

歴史的有名な事実と違って曖昧だったが、ヴィクトールはイラストレーターだったため、当時の情景を詳細に伝え、プロットさえも作ることができた。

ヴィクトールの最愛の人の役にはアントニーの恋人であるマーゴットが演じることになった。

アントニーは仕事のことになると自分を見失うことがあり、マーゴットに仕事を頼んだ時も強く当たることがあった。怒っては謝りの繰り返しで喧嘩ばかりしてうまくいっていなかった。

しかし、アントニーを愛していたマーゴットは、これが最後だという条件で役を引き受ける。

そして撮影が始まった。「ベル・エポック」というカフェに入るとヴィクトールが覚えている限りの人やセットが再現されていた。

髭を生やしたマスターや、飼っていたオウムなどもいて、彼らの記憶力はヴィクトールに勝るものではもちろんなかったし、オウムは作り物であったが感傷に浸るには十分だった。

70年代はもっと物事が単純で、宗教的な狂信者や移民もほとんどいない時代で人々はスマートフォンを見ずに直接会話もしていたと、良き時代だった頃を思い出してノスタルジーを感じていた。

そこである老人と出会う。彼もまた同じ時代のセットで自分自身を演じていた。父親との関係に後悔していて、毎日ここで父親と会う設定で2週間繰り返していた。

ヴィクトールは、そのカフェでマーゴット演じる最愛の女性と初対面をする。彼女は浮気性の男とちょうど別れたところだった。その場面を見ていたヴィクトールは彼女に話しかけ、当時の状況を話しながらマーゴットにその女性への愛を語るのだった。

その女性とは、妻のマリアンヌだった。

ヴィクトールはその時代のマリアンヌについて語り出す。この時代、彼女は性に対して自由だったという。

人は変わるというヴィクトールに対して、アントニーとうまくいかないマーゴットはそれを否定する。その意見には裏で見ているアントニーに対しての否定が混じっていた。

一夜が終わり、翌日も彼女と会う約束と取り付けたが、タイムトラベラーというサービスは一夜限りだと言われる。

続行するには莫大な追加料金が必要だった。諦めきれないヴィクトールは息子にお金を借り、翌日も続行する。

若者らしくマリファナをやったり酒を飲んだり、楽しく過ごしたヴィクトールがベッドで一休みしているとマーゴットがそこにやってきてヴィクトールにキスをする。

そのシーンは実際に起きた出来事だったが、役を演じる上ではスキップするはずだった。それに激怒したアントニーは2人を止めようとセットの中に入っていく。

しかし、すでに2人はいなくなっていた。

ヴィクトールとマーゴットは2人で抜け出して、朝まで語り合った。そこで彼女がポーランド出身だということを知る。

ヴィクトールはもっと話したかったが、マーゴットにシナリオが変わるからと出て行くように告げる。

その後、ヴィクトールは息子の会社で働きながらタイムトラベルを楽しみ続けていた。お金が尽きた彼はついにマリアンヌとのアパートを勝手に売りに出すことを決めてしまう。

©︎映画「ベル・エポックでもう一度」

ある日、「ベルエポック」に現れたマリアンヌは別人になっていた。驚いたヴィクトールはマーゴットを探すも、以前の部屋はもぬけの殻だった。

彼女はいつの間にかこの役を離れていたのだ。

住んでいたホテルを出ようとすると、そこに父親との思い出に浸っていた男が受付をしていた。

どういうことかと尋ねると、急な配置転換を命じられたという。彼もまたこの世界にリアリティをもたせるためにサクラ役をやっていた。

男にマーゴットの行方を聞き出して向かうと、そこには家庭を持ったマーゴットがいた。

しかし、これ自体がフェイクムービーだった。自分が話したことはすべて役の台本なのだという。

マーゴットは「あなたはマリアンヌから逃げている。確かにマリアンヌも変わったが、それはあなたも同じだと。現実の世界にある辛いことや悲しいことから逃げているだけだ」と泣きながら話した。

その言葉はアントニーの指示だったが、涙は本物だった。

マーゴットはヴィクトールが現実の自分に惹かれ始めていることに気づいて、役を代わったのだ。苦しむ姿を見たアントニーはもうやらせないと誓うのだった。

ヴィクトールが家に戻るとそこにはマリアンヌと友人が浮気していた。ヴィクトールは特に怒らず、事の顛末を話して今まで書いた思い出のイラストを渡して家を出ていく。

そのイラストを見たマリアンヌは、その当時の想いを思い出し、再び「ベル・エポック」を通じてヴィクトールと再会する。

もう一度2人はあの頃の気持ちを大切にやり直すことにするのだった。

映画「ベル・エポックでもう一度」ネタバレ感想・解説 

©︎映画「ベル・エポックでもう一度」

いつの時代にも懐古主義みたいなことがあるけれど、デジタル化され、SNSで世界中が繋がりすぎて善悪の二元論が全く通じなくなった時代が生きづらくなるという意味では、それ以前を知っている人が懐古厨になるのも無理はない気もする。

だから冒頭で出てきたような、黒人に対する差別的な表現を風刺するようなややこしい表現が生まれているのも事実だろう。

そうは言っても、今の時代に文句ばかり言ってネガティブな感情を吐き出しながら、しのごの言って働きもしないおじさんに辟易するのも無理はない。マリアンヌのイライラは、見てとるように分かる。

しかし、家を追い出され、タイムトラベラーというサービスを使い出してからのヴィクトールが急にポジティブシンキングになったように、人間なんてのは、ほんの少しの頭の切り替えでいかようにもできるのだ。

大人になるにつれて、素直さが失われていく気がする。それは時に懐古主義に走り、しまいには老害と呼ばれてしまうけれど、この時代にちょっとでも前向きに生きようと思える何かが存在すれば人はいつでも変われるのだなと再確認する映画だった。

マーゴットが、ヴィクトールを叱ったように、時代が変わった訳ではなく、自分自身が変わってしまっているというのも教訓として受け止めねばならないし、レイプ犯の横行や妊娠しても非合法という時代が良き時代かと言われればやっぱりそうでもないのだから。

ユーモアのセンスも美術や音楽のセンスも良いフランスの良いとこ取りをしたような映画だった。

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