レビュー・考察– category –
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レビュー・考察
映画「EO イーオー」のテーマとは?ラストの意味をネタバレ考察・解説
ポーランドのイエジー・スコリモフスキ監督・脚本による7年ぶりとなる最新作「EO イーオー」が2023年に公開。 サーカス団で平和に暮らしていたロバ。ある日、動物愛護団体にサーカス団を潰されたことで放浪の旅に出るという話。 人間のエゴから始まり、人... -
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映画「母性」原作との違いやラストの意味までネタバレ考察・解説
映画「母性」は2022年の邦画。 女性の心の闇を描かせたら右に出るものはいない湊かなえのイヤミス小説が原作。 娘を愛せない母親と、母親の愛情を受けたい娘のそれぞれの視点が交差する作品。 湊かなえ作品は小説だったりドラマ、映画でいくつもの作品を見... -
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映画「ザ・ホエール」タイトルの意味をネタバレ考察・解説
「ザ・ホエール」は2023年に公開された映画。 ボーイフレンドを亡くし、過食症になってしまったチャーリー。病院へ行くことも拒否し、死期を悟った彼が、8歳から疎遠になっていた娘のエリーと再び出会うヒューマンドラマ。 「ノア」や「ブラックスワン」の... -
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映画「Search/#サーチ2」のラストの結末とセキュリティ問題をネタバレ考察・解説
「Search/#サーチ2」は2023年の映画。 前作では、PCをはじめとしたデジタルの中だけで完結する編集は今回も健在。 母親が南米の旅行先で突如失踪。母親を探すために娘のジューンはiPhone、スマートウォッチにスマートホーム、SNSと繋がることでアメリカを... -
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映画「PLAN75」はこれから日本が経験しかねない近未来 ネタバレ考察・解説
PLAN75は2022年に公開された邦画。 超高齢化社会となった日本。75歳以上になったら自分の生死を選べる制度が国によって制定された。 働けない老人、生活を維持できない貧困層は死を受け入れる以外ないのか。可能性がゼロとは思えないのは、この超高齢化社... -
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映画「エスター ファーストキル」は奇をてらいすぎていて怖くない ネタバレ考察・解説
「エスター ファーストキル」は2023年の映画。 前作から13年。 不幸のあった夫婦がエスターを養子として迎え入れるところから始まる「エスター」。 「エスター ファーストキル」では、孤児になる前の前日譚が描かれ、前作では少し触れられただけの精神病棟... -
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映画「女神の継承」はちゃんと怖い この車は赤いの意味とは? ネタバレ考察・解説
女神の継承は、2022年公開のホラー映画。「哭声/コクソン」のナ・ホンジンが原案、製作したスピンオフスリラーだ。 タイの東北部で崇められている精霊をテーマにしたホラー映画は、人類を超越した存在、呪いによる恐怖を描く。 邪悪なナニカに体を乗っ取... -
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映画「フェイブルマンズ」はつまらない?スピルバーグ監督の半自伝映画 ネタバレ考察・解説
映画「フェイブルマンズ」は2023年のスピルバーグ監督による作品。 「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」などの名作を生み出し、近年でも「レディ・プレーヤー1」など面白い作品を次々に世に送り出す鬼才・スピルバーグ監督による半自伝的作品。 幼少の頃... -
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映画「エヴリシング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス」はマルチバースを使った壮大な親子ゲンカ ネタバレ考察・解説
あのとき決断していれば、あのときソレを選ばなければ、こうしていれば、あぁしていれば。 人間なら誰しも陥りがちな選択による過去の後悔。諦め。もしくはやってよかったと思う肯定。いずれにせよキリのないタラレバの世界。 そのすべての分岐で世界が分... -
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映画「逆転のトライアングル」はブラックユーモアたっぷりの現代喜劇 ネタバレ考察・解説
「逆転のトライアングル」は2023年公開の映画。 アカデミー賞作品賞3部門にノミネートされ、注目を浴びるスウェーデンのリューベン監督による作品。 セレブを乗せた豪華客船が沈没し、無人島に漂着。そこで起こったのはヒエラルキーが逆転した清掃員のおば...