2023年9月に公開の「ジョン・ウィック コンセクエンス」は、シリーズ4作目となり、興行収入も右肩上がりの人気作品。
引退した伝説の殺し屋ジョン・ウィックが、妻と死に別れ、忘れ形見である愛犬を殺されたことで復讐の鬼と化すクライムアクション。
まだ4作品しかないため、アメコミはついていけないという人にもおすすめの作品。
今回は、まだジョン・ウィックシリーズを知らない人向けになぜジョン・ウィックシリーズが人気なのか、どういう順番で見れば良いのかを徹底解説していく。
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ジョンウィックシリーズとは?見る順番は?
あらすじ
ジョン・ウィックシリーズはチャド・スタエルスキ監督によるクライムアクション。主演をキアヌ・リーヴスに迎え、作品を作るごとに予算も興行収入も増えている人気作品だ。
伝説の殺し屋ジョン・ウィックは、愛する妻を見つけ裏社会から足を洗い、平穏な日々を送っていた。しかし、妻とは死に別れ、途方に暮れていたところにロシアマフィアにより、妻が形見にくれた愛犬を殺されてしまう。
すべてを失い、復讐を誓ったジョン・ウィックは裏社会へ戻ることを決意する。
あらすじはよくある話。要するに激しいアクションシーンが見どころにしたい映画である。
公開年・興行収入
タイトル | 公開年 | 興行収入 |
---|---|---|
ジョン・ウィック | 2015 | 8600万ドル |
ジョン・ウィック チャプター2 | 2017 | 1億7153万ドル |
ジョン・ウィック パラベラム | 2019 | 3億2670万ドル |
ジョン・ウィック コンセクエンス | 2023 | 4億2800万ドル |
ジョン・ウィックは2015年に日本で公開され、シリーズを追うごとに興行収入が上がっている人気作品。
最新作「ジョン・ウィック コンセクエンス」では日本が舞台となる。監督の日本好きは随所に見られる。暗殺者に日本人を使ったり、寿司などの日本食も度々登場する。
ジョン・ウィックが人気である理由
復活したキアヌ・リーヴス
キアヌ・リーヴスといえば90年代から2000年代前半にかけて「スピード」や「マトリックス」など名だたる作品にでたスター俳優である。
しかし、その後、キアヌ・リーヴスは表舞台から姿を消した。出演する映画はどれもパッとせず世間から忘れた存在になっていった。
そんなキアヌ・リーヴスがついに復活したのが、「ジョンウィック」。90年代に数多く輩出された映画スターが、伝説上の怪物「ブギーマン」となって蘇ったのだ。
キアヌ・リーヴスは1作目の時点で50歳越え、その年でここまで激しいアクションに挑戦し、成功しているのだからまたすごい。
伝説の殺し屋ジョン・ウィックというキャラクターと、過去の人気俳優キアヌ・リーヴスがシンクロしているのも特徴的であうる。
ストーリーが単純でスカッとしやすい
「ジョン・ウィック」シリーズはあらすじで説明したように、ストーリーはシンプルだ。裏稼業から足を洗ったジョン・ウィックが、愛する妻を失い、大切な犬を目の前で殺されたことで激怒する。
観客からは殺し屋という職業は馴染みがない。しかし、復讐する理由はとても共感しやすい。
最愛の人が死んでしまったところに、大事にしていた犬も殺されるという感情の変化は、私たち一般市民でも十分に理解できる。
敵もわかりやすくシンプルだ。シリーズ1ではロシアマフィアのチンピラ息子で、イキがってるだけの若造が相手だ。
金持ちのクソガキを、圧倒的な力を持った人間がフルボッコにするという痛快なストーリー。
昨今の映画は複雑化し、勧善懲悪の話は減少傾向にある。「ジョン・ウィック」は殺し屋なので勧善懲悪とは少し毛色が異なるが、わかりやすい敵を作ることでスカッとできる構成になっている。
CGが少ない本格的なアクション
MCUやマーベルなどといったCGを駆使した迫力のあるアメコミのヒーローシリーズとは違い、泥臭いアクションが行われるのもジョン・ウィックシリーズの特徴。
銃や近接戦闘を主とし、ありとあらゆる殺戮方法で相手にトドメを刺していく。
大量の敵たちが現れ、それらを1人1人相手にしていく様は、とてもクールだ。一撃で額を撃ち抜く射撃性能や、あらゆる格闘に長けた近接戦闘は、とてもスカッとする描写が満載。
敵の人数が多いので何度もピンチになりかけるが、彼は倒れず泥臭く倒し続ける。
異常な強さを持つだけでなく、痛々しい描写も少なくない。そこそこの確率で撃たれるし刺される。しかしジョン・ウィックは何度も立ち上がる。
そんなジョンウィックに人々は熱くなり、いつの間にか応援しているのだ。正確な狙撃術から素手の殴り合い、そして名車をぜいたくに使ったカーアクションまで、見どころは多い。
MCUよりも残酷描写が多く、少し大人向けの内容となっているのも特徴的。
凄腕の殺し屋が何人も襲ってきたりするわけだが、絶対に外さないタイミングでも致命傷は避けられたりして、ちょっとご都合主義な展開も垣間見える。とはいえ、そのあたりは割り切って楽しむのが良いエンターテイメント映画である。
シリーズを追うごとに物語の深みが増している
コンチネンタルホテルという実在するホテルを登場させているのも魅力の1つ。ジョン・ウィックの世界ではニューヨークのコンチネンタルホテルに殺し屋達が集まる。
このホテルには「ホテル内で殺しはしないこと」を絶対のルールとし、それを破った者はコミュニティから消されることになる。
ジョン・ウィックのパート1では、妻の形見である愛犬を殺した復讐で終始し、世界観はあまり見えなかった。
闇の世界の住人に都合の良いホテルがあるぐらいの印象だったが、、パート2では支配人が登場。そしてパート3ではさらにその上の組織が登場。単純なストーリーの中にある「ジョン・ウィック」の世界観の深みはましている。
作中で登場するコインの意味は何か、単なる殺し屋の復讐劇というありきたりなストーリーから、物語に深みをもたせるのがうまいのも観客のファンを多く獲得している理由にもなっている。
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