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徹底解説|M2 MacBookAirのデメリット 買う前にここを読め!
こんにちは、M1 MacBookAirを愛用中のあおい(@tolkoba)です。
2022年11月のM1 MacBookAirの発売から1年半。ついにM2 MacBookAirが発表されました。
今回は、M1のデメリットはM2になって解消されたのか?について徹底検証します。
M1からのパフォーマンスの高さは驚くべきことでしたが、その一方でデメリットも存在します。
この記事を読んでわかること
- M2 MacBookAirのデメリット
- M1 MacBookAirのデメリットが解消された点
- M2 MacBookAirはおすすめなのか
M2チップ MacBookAirのデメリット
価格がM1 MacBookAirよりも3万円高い
画像 | |||
製品名 | M1 MacBookAir | M2 MacBookAir | MacBookPro14 |
価格 | 134,800円 | 164,800円 | 274,800円 |
チップ | M1 | M2 | M1 Pro |
価格差 | 0円 | +30,000円 | +140,000円 |
何よりもまずは価格が高いことがデメリットの大きな要因。
M2 MacBookAirの最小価格は164,800円から。M1 MacBookAirと比較すると3万円も値上がりしています。
iPhoneのように旧型が値下がりするわけでもなければ、円安効果のおかげでM1 MacBookAirも値上がりすることに。
デザインは新しくなり、メディアエンジンを積んだことで動画編集性能は向上が見込まれますが、M1 MacBookAirでも動画編集は十分できます。
どちらかというと比較するべきはプロユースのMacBookPro14。
MacBookPro14との価格比較ではかなりお得になります。
▼ M2 MacBookAirとMacBookPro14の比較
M1 MacBookAirと迷っているならM1の方がコスパが高いのは間違いありません。
M1 Proよりもスペックが低い
M1からM2へメジャーアップデートのように聞こえますが、そのスペック向上率は限定的。
すでにM1 ProやM1 MAXなどの高性能チップがMacBookProで採用されているため、それらを凌ぐほどの性能はありません。
公称値では、M1 MacBookAirからCPUのパフォーマンスは18%向上。しかし、それではM1 Proには到底及びません。
GPUの性能が公称値をもとに35%向上した場合も同じです。
ProとAirの差別化が必要なので仕方がないことですが、M1が発表されたようなワクワク感はなく、あくまでマイナーアップデートという側面が強いです。
しかし、M2はコア1つ1つの性能が向上しているため、構成はM1と同じでも性能が高くなります。
低電力でファンレスのままスペックが向上した正統進化のチップと言えるでしょう。
iPhone/iPadアプリはもう使えない?
M1の発表時に、スマートフォンとPCの垣根を取り払うという名目でMacOSもiOSに近づいてきています。
その目玉機能の1つにiOSのアプリがMacOS上で使えるというもの。
MacのアプリはiOSのアプリと比べるとはるかに少ないので期待値が上がりましたが、1年半経過した現在でも使えるアプリはあまり多くありません。
その原因は、開発者側がMacOS上でアプリ公開の有無を決めることができるようになっているからです。
Google系のアプリもほとんどありませんし、InstagramなどのSNSも対応していません。
Mac版にすでにあるようなTwitterアプリはありますが、メジャーなアプリは少ないという印象。
それにiPhoneアプリはタッチ操作で縦長サイズが前提になっていることもあり、わざわざアプリ側もMac用に最適化する必要があります。
アプリ側もMacOSに対応させるメリットもそれほどないので、盛り上がっていないのが現状です。
盛り上がる気配は見えないですね。
少なくともiPhoneアプリが使えることを期待しているのであれば、やめておいた方がいいです。
外部ディスプレイ出力は1枚まで
あなたの今の作業環境でデュアルディスプレイ環境を構築しているなら注意が必要です。
M2チップに内蔵されているThunderbolt3に制約があるため 外部ディスプレイへの2枚出力ができません。
MacBookAirのディスプレイと、外部ディスプレイの構成であれば可能ですが、さらにもう1つモニターを組み合わせてトリプルディスプレイを構築することはできないのです。
これはM1でも同じ問題がりましたが、この点については解消されることはありませんでした。
サードパーティ製の出力機器を使うことで外部ディスプレイの拡張はできるようになっていくようですが、標準ではサポートしていないということを理解しておきましょう。
2021年9月現在、Display Linkチップ搭載のUSB-HDMI変換ケーブルを使うことで2枚出力可能になっています。
ただし、そこそこお高いので、簡単にディスプレイを増設というわけにはいかないです。
また、Intel時代にサポートしていたeGPUもサポートしていません。
外付けできるGPUのこと。ノートパソコンのようにグラフィックボードの増設ができない人向けに開発された技術。
せっかくIntel時代には対応していたのに、、
ただし、MacBookProであれば複数ディスプレイの外部出力に対応、M1Proは最大2枚、M1 MAXは最大3台。
価格も上がりますが、マルチモニター環境を構築しているのであれば、MacBookProが検討材料に入ります。
▼ 徹底比較|M2 MacBookAirとM1 MacBook Proはどちらがコスパ高いのか?
Windows化は対応しているが
M1 MacBookAirの発売当初はWindowsが動作しませんでしたが、Parallels Desktop17を利用したWindowsの仮想化に成功しています。
ただし、Bootcampを利用してWindows起動は非対応のままです。
「Parallels Desktop 17」を利用することでM1 Mac上でWindowsを動かすことは可能になりましたが、以下の点注意が必要です。
Parallels Desktop17利用時の注意点
- 動くのはARM版Windowsのみ
- ソフトウェアが有償
- ベータ版なので動作不安がある
- 64bitアプリの一部は動かない
M1 MacBookAirで動作するのは、ARM版Windowsのみで、Insider Previewというベータ版。
ARM版64bitのアプリや32bitのアプリはほぼほぼ動くようですが、64bitのアプリはまだまだ発展途上。
オフィスやブラウザなどは動作しますが、必要なアプリがすべて動くかどうかは微妙なところ。
Parallels Desktopは2週間の無料体験もできるようになっています。
改善されてはいますが、快適な動作にはまだ時間がかかりそうです。
M2 MacBookAirはこんな人におすすめ
現状では、M2 MacBookAirはM1の同モデルと比較すると3万円の価格差ほどのメリットは見当たりません。
しかし、MacBookPro14を買おうかどうか迷っているのであればM2 MacBookもおすすめです。
▼徹底比較|M2 MacBookAirとM1 MacBook Proはどちらがコスパ高いのか?
M2 MacBookAirがおすすめな人
- とにかく物欲
- MacBookPro14の購入を迷っている
- ミッドナイト、スターライトの新色が欲しい
- MacBookProが重くて不満
1つ1つの性能は確実にアップしていて、動画編集に強いメディアエンジンも搭載。
数値的な性能はM1 Proよりも劣りますが、かなり良い仕事をしてくれる可能性は高いです。
単純に物欲を刺激してくるのもApple製品の魅力です。
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。