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【レビュー】HUAWEI Mate View28 ビジネスに最適 3:2のほぼ枠なしモニターディスプレイ
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
Huaweiから発売された2つのモニターディスプレイMateView。
そのうちの1である「HUWAWEI MateView28」は、スタイリッシュなデザインで、Surfaceと同じ3:2の比率がビジネス用途にピッタリ。
解像度は4K+の3480x2520px。
モニターに実用的かつスタイリッシュさを求める人にはマジでおすすめの一品です。
「HUWAWEI MateView28」についてレビューしていきます。
レビュー HUAWEI Mate View28 スペック
スペック一覧はこちら。
製品 | Mate View28 |
サイズ | 28.2インチ |
アスペクト比 | 3:2 |
解像度 | 3840×2560 |
液晶 | IPSノングレア |
色域 | 98%DCI-P3 |
最大表示色 | 10.7億色 |
輝度 | 500nit |
コントラスト比 | 1200:1 |
リフレッシュレート | 60Hz |
視野角 | 178度 |
応答時間 | 8ms/5ms/4ms |
VESA対応 | – |
入力端子 | HDMI,MiniDP,USB-C |
出力端子 | USB-Ax2,USB-C,3.5mmオーディオ |
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レビュー HUAWEI Mate View28 外観
まずは「HUWAWEI MateView28」の外観から。
MacやSurfaceなどに劣らない洗練されたデザインが特徴。
モニターの厚みが均一なのが美しいですね。
MacやSurfaceブランドでモニターのみの取り扱いがないので、デザインの良いモニターをお探しの方にハマるでしょう。
デザインだけじゃなくて高パフォーマンスでもあります。
梱包内容はこちら。
- 本体
- USB-C to Cケーブル1.0m
- Mini DP to DPケーブル1.5m
- 135W USB-C to ACアダプター
- クイックスタートガイド
レビュー HUAWEI Mate View28 インターフェース
「Huawei MateView28」には豊富なインターフェースがあります。
裏面いは入力インターフェースが並びます。
入力インターフェース
- USB-C(電源用)
- HDMI2.0
- MiniDP
サイドには出力インターフェース。
出力インターフェース
- USB-Ax2
- USB-C (最大65W出力)
- 3.5mmオーディオジャック
出力インターフェースはUSB-AとUSB-Cがあり、モニターから電源供給が可能。
PC側にごちゃごちゃ配線をつけなくていいのは便利
USB-Cは、ケーブル1本で画面を表示しつつノートPCに最大65Wの電力を供給できる点もメリットの1つ。
MacbookAirがケーブル1本で繋げられるわけですね。
スタンド部分にはスピーカーとマイクがついているのでこれ一つでリモート会議が可能です。
レビュー HUAWEI Mate View28 サイズ
全体サイズ
「HUWAWEI MateView28」のモニターサイズは608x414mm。
奥行は182mmになります。
この薄さのおかげでスタイリッシュになるだけでなく背面にギリギリまで寄せられることでよりデスクを広く使うことが可能になります。
ディスプレイの厚さは最薄部分で9.5mm。
iPhone12の厚み(7.4mm)と比べるとその薄さがわかるでしょう。
均一に見えて多少の誤差はあり、9.5-12.5mmぐらいの差がありますが、いずれにせよ薄いことには変わりません。
重量は約6.2kgありますが、スタンドで使うならこれぐらいの安定性があった方が安心。
スタンドは110mmの範囲で上下に稼働可能で地面からの距離は69mm-179mm。
トップまでの距離は480mm–590mmになります。
ワイドディスプレイよりも縦が高いので目線は上に向きます。
上下の調整はちょっと重たさは感じますが、片手で操作可能です。
チルト角は前方に5°、後方に18°動かすことができます。
ベゼルのサイズ
「HUWAWEI MateView」のスタイリッシュさの1つでもあるベゼルは上と左右が6mm。
下部は、9mmで画面の最大占有率が94%がミニマムなデザインを構成する1つの要素です。
画面への没入感も非常に高いです
ベゼルのサイズでいうとDELL「S2721DS」も上左右はかなり薄いのですが、下部がプラスチックになっているため、差があります。
画面サイズとアスペクト比
「Huawei MateView28」の画面サイズは28.2インチでアスペクト比3:2。
ありそうでなかなかないのが3:2のアスペクト比。
毎日PCで作業をしているみなさんならもうお分かりでしょう。
横スクロールよりも縦スクロールの方が圧倒的に多いことに。
ウェブサイトやExcelで特に多いですね。。
最近は、超ワイドディスプレイのような横に広がりのあるタイプが人気ですが、作業効率の観点から言えば縦長の方が効率的。
3:4であれば、一般的な16:9の画面よりも大きくてスクロール回数もかなり少なくすみます。
ビジネスで使うなら3:2です!
縦の情報量が大きいので、スクロールも少なくなりますし、Excelは全体を見渡すことができるので非常にはかどります。
ただ、4K+の情報量だとさすがに文字が小さいため、私は3008x2005pxで設定しています。
これでもかなりの量を見ることが可能。
WindowsPCなら4K+に150%表示ぐらいがちょうど良い文字サイズ感です。
もちろん、横3:縦2なので、横が狭すぎることもなく複数のウィンドウを立ち上げても十分な作業領域を確保できます。
レビュー HUAWEI Mate View28 色
「HUWAWEI MateView28」は10億7000万色のディスプレイを採用。
sRGBは100%。Appleが策定したDCI-P3の色域は98%をカバー。
- 色域とは
- 人間の目で認識可能な色の範囲(可視領域)の中で、さらに特定の色の範囲を定めたもの
実際に計測してみると98%には届かなかったものの、色々なサイトを見てみると概ね95-97%で推移しているので、ほぼ仕様通り。
「HUWAWEI MateView28」は、VESA DisplayHDR 400認定のディスプレイでもあります。
暗い色調をより深く表現し、明るい色調をより明るくします。
また、最大輝度500 nit8は、画面の細部まで鮮明に映し出すことができるため、いつでも十分な視覚効果を得ることができます。
黒と白のコントラストもはっきりしていて綺麗でした。
動画編集や写真加工など、色が重要となるクリエイティブな仕事にも使えるレベルです。
ノングレアなので反射もしづらく、作業も快適。
さらに、3:4は映画鑑賞には不向きだと思われがちですが、映画は規格で一番多い比率は2.35:1。
AVgadgets
その場合、16:9でも上下に黒は表示されます。
そしてこの比率は統一されているわけではありませんので、上下の黒が大きくなるかどうかは鑑賞する映画次第。
いくつかの作品を見てみましたが、3:2だから見づらくなるというわけではありません。
16:9よりも縦が長いので、より見やすい気もします。
レビュー HUAWEI Mate View28 特徴
モニター設定がタッチで簡単
「HUWAWEI MateView28」はモニターの設定変更をタッチバーで操作可能。
モニターの出力先を変更したり、輝度の設定を少ないステップで操作できるため非常に便利。
タッチパネルの動きが悪いというレビューもありますが、物理ボタンよりも圧倒的に操作性は良く、かんたんな操作で変更ができます。
めちゃくちゃ使いやすいです!!
- 確認:1回タップ
- 戻る:2回タップ
- ボリュームコントロール:1本指でスワイプ
- 入力切り替え:2本指でスワイプ
入力デバイスの切り替えはスワイプで切り替えできますし、ボリュームの調整も一生懸命カチカチ押す必要がありません。
RGBのカラーバランスは調整できず、3つの選択肢のみ。
個別にキャリブレーションが実施されているとのことなので、ユーザーが細かいことを気にせず使えるように常に最適表示をしてくれているのかもしれせん。
- キャリブレーションとは
- ある決められた目標値に正しく調整すること
VESAマウント非対応
「HUWAWEI MateView28」を買うかどうか最後まで悩んだのがVESAマウント非対応な点。
唯一にして最大のデメリットです。
確かに「HUWAWEI MateView」はスタンドにインターフェースを備え、スピーカーも内蔵されているため、外すのは不可能なのは確か。
だからこそ背面がスッキリしているんですね。
実際に購入してみると「HUWAWEI MateView28」のデザインが優れているのは、スタンドを含めた一体感によるものだと感じます。
私がVESAマウントにしたかった理由は、スペースを広く取るためとデスク周りを美しくしたいため。
「HUWAWEI MateView」はスタンドの奥行きのみなので、背面ギリギリまで寄せてスペースを確保することが可能。
スタンドがついたからといって野暮ったくなることもありません。
それを踏まえると「HUWAWEI MateView28」に限ってVESAマウント対応は不要と判断しました。
モニターにワイヤレス投影が可能
「HUWAWEI MateView28」は、モニター自身が無線LANに対応しています。
ケーブルを介することなく直接PCやタブレットの画面を映し出すことが可能です。
HUAWEIのスマホやタブレット、PCであればスタンドの台座部分にタッチするだけですぐに投影可能。
HUAWEIのスマホ買ってみようかな。
HUAWEIだけでなく、ワイヤレスディスプレイに対応したWindowsPCでもネットワーク出力が可能。
Windowsのワイヤレスディスプレイの設定からMateViewを選択すると映し出されます。
ケーブルレスで映るのは圧巻!
マウスを使ってみると若干の遅延による違和感は見られましたが、ほぼ同じ感覚で操作可能。
画面の表示仕様としては以下です。
- 解像度の最大がWQHDになる
- ノートPCの解像度で映し出される
また、モニターとPCが離れているとネットワークが不安定になることもあるので、常時無線というのは使いづらいかなという印象でした。
それでもミーティング中にサッとワイヤレスで大型モニターに映し出せるというのは素晴らしい体験です。
残念ながらMacのAirPlayには対応していないため、映し出せるのはWindows機のみとなります。
Macが映し出せたら最高でした。
レビュー GTとの比較
「HUWAWEI MateView28」とほぼ同じタイミングで発売されたのが「MateViewGT」。
2つの違いを比べてみました。
製品 | Mate View28 | MateViewGT |
サイズ | 28.2インチ | 34インチ |
アスペクト比 | 3:2 | 21:9 |
解像度 | 3840×2560 | 3440 x 1440 |
液晶 | IPS | IPS |
色域 | 98%DCI-P3 | 90%DCI-P3 |
最大表示色 | 10.7億色 | 10.7億色 |
輝度 | 500nit | 350nit |
コントラスト比 | 1200:1 | 4000:1 |
リフレッシュレート | 60Hz | 165Hz |
VESA対応 | – | ◯ |
入力端子 | HDMI,MiniDP,USB-C | HDMIx2,DP,USB-C |
出力端子 | USB-Ax2,USB-C,3.5mmオーディオ | USB-Cx1 |
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21:9の「MateViewGT」は、ゲームに特化したウルトラワイドモニター。
リフレッシュレートは165Hzでコントラスト比が高くゲーミングに特化しているタイプ。
「HUWAWEI MateView28」はビジネス用途に特化していて完全に棲み分けができています。
「MateViewGT」はVESAマウントに対応しているものの、スタンド部分にスピーカーを備えているし、全体のデザインから考えてもあまりおすすめできません。
まとめ
「HUWAWEI MateView28」は、スタイリッシュで、高パフォーマンス。
3:2の比率でわずらわしいスクロールの上下運動からも解放され、仕事の生産性も高まります。
HUAWEIの製品を持っていないのですが、これきっかけでスマホやノートPCも買い揃えたくなるような魅力的なモニターでした。
こんな人におすすめ
- スタイリッシュなデザインが好きな人
- 縦スクロールをよく使う人
- しっかりとした色域が欲しい人
- ワイヤレスで投影したい人
価格は少々高めですが、これだけのスペックなら値段相応といったところです。
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。