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【スタイル別】ファミリーキャンプのテント・タープおすすめ構成4選
キャンプを考えるとき、どんなテントにしようか悩みませんか?
キャンプでいうテントやタープはアウトドアの家を購入するようなもの。
今は格安でもいいテントがたくさんありますが、それでも色々とそろえるとそれなりに費用がかかります。
それに、最近はいろいろなパターンのテントやタープが販売されているため、どういうタイプにすればいいか迷いますよね。
検討基準として、使用人数、重さ、快適性、設営の容易さ、季節などがありますが、すべての要望を満たすものはありません。
使用人数が大きくなれば、重さも比例します。軽さを重視すれば設営の容易さはあがりますが、快適性は下がります。
キャンプは、家を建てて、解体して引越しの繰り返しと考えてください。
ですから基本的には軽い方が良いです。しかし、快適性が下がったり、使用人数によっては価格があがります。
まずは、自分がどういうスタイルのキャンプをしたいのか考えましょう。
家を借りると想定して、ポイントをしぼってキャンプスタイルの構成を考えましょう。
家を借りるときに必要な部屋は、寝室、LDK(リビング、ダイニング、キッチン)サニタリー(トイレ、バスルーム)です。
まず、サニタリーは、キャンプ場の設備を借りることになるのでキャンプサイト選びの時に考えましょう。
したがって、考えるべきは寝室とLDKの部分です。
キャンプの場合、寝室はテント内、リビング、ダイニングは外が基本になります。
1Kのような狭い部屋なら、テントを寝室とし、その前室でリビング、ダイニングを兼用することになります。
その場合、荷物も少なくて軽くなりますが、居住性や使用人数にが少なくなります。
1LDKのように大きい部屋が必要であれば、テントを寝室として、LDKはタープもしくは2ルームテントが担うことになります。
快適に過ごせる分、設営と撤収に時間がかかります。
キャンプ用品はピンキリなので、検討するうえでの条件はこちらにしました。
- ファミリーキャンプ(4人)で使える構成
- 単品で5,6万円まで、総額10万円が上限
- 大人1人でも設営が可能なモノのみ
目的別のテント構成一覧
指標 構成 | 1K | 1DK | 2DK | 1LDK |
---|---|---|---|---|
重量 | A | B | A | C |
快適性 | C | B | B | A |
設営の容易さ | A | B | A | C |
価格 | A | B | B | B |
- 価格は、低価格帯~中価格帯まででおおよそを比較しました。
【価格を重視】1Kスタイル(ドーム型テント)
特徴
1つのテントのみで構成するスタイルです。
タープなしでキャンプすることになるため、前室があるものになります。
ですが、調理をするにはスペースが狭く、ダイニングの機能もないためテント内で食べるか外に出る必要があります。
もちろん、タープなどのスペースを拡張することも可能ですが、その場合はそこそこ大きなテントとタープの2つが必要になります。
価格はピンキリですが、安く購入することも可能です。
良い点
- タープがなくてもキャンプができる
- 荷物が1つで済む
- 安価で質の良い製品も多数
悪い点
- 前室が料理をするには手狭
- 前室にくつろぐスペースはない
- 荷物が1つになる分、ある程度重い
- タープなど拡張すると、さらに重い
- 他のキャンパーとかぶりやすい
おすすめの構成
初心者向けの超メジャー製品。スノーピークが30,000円程度で購入できるコスパの良いテント
同じく超メジャー製品。高さがあるので中で着替えるときに便利
ただし、背が高い分、設営の容易さは上がります。
少し高いが、重量が6kgと大きさのわりに軽い。広さはあまりないが他のキャンパーと被りにくい
山岳用に強いモンベルなので設営はかなり楽です。
【スタンダード】1DKスタイル(ドーム型テント+タープ)
特徴
1Kで紹介したテントにタープを組み合わせた一般的なドーム型テント+タープの構成です。
家族だけでも行けますし、グループでキャンプに行く時も便利。多くのキャンプ場でみかける構成です。
スタンダードとして全ての項目において、B評価になります。
良い点
- グループキャンプに行くときにも使いやすい
- 全てにおいて平均点をとれる満足度
悪い点
- 没個性になりがち
おすすめの構成
1Kで紹介したテントに加えてタープを追加します。
スノーピークのアメニティドームと組み合わせると統一感があってかっこいい。価格が高めなのが難点。
Amazonで人気。中国産で安い。とりあえずにおすすめ。
高いうえにポール別売りですが、とても軽い(590g)ので持ち運びには便利
【持ち運びやすさ重視】2DK(ソロテント×2+タープ)
特徴
2人用のテントを2つと、タープで構成するパターンです。
このスタイルの良いところは、ソロキャンプに行くときは、テント1つで持って行けるなどキャンプスタイルに合わせた使い方ができることです。
4人用のテントでもソロキャンプはできますが、大荷物になってしまいますのでおすすめできません。
ソロテントの入り口にタープがかかるように設営すれば、そのまま前室になります。タープを挟んで向かい側にもう1つのテントをたてれば、2DKスタイルの完成です。
ソロテントの設営は容易ですが、2つとなると単純に2倍手間がかかってしまうのが難点。
それぞれの設営は楽ですが、テント×2+タープ×1で総合時間はかかる見込みです。
子どもにとっては、いろいろなテントを行ったり来たりできるので楽しいでしょう。
良い点
- ソロキャンプや2人キャンプに行きたい場合でも柔軟に対応できる
- 荷物は軽くて小さくなる
- それぞれの設営は簡単
悪い点
- 寝るときに家族が離ればなれになる
- キャンプ場によっては、テントやタープの数だけお金がかかり、割高になる
- 1つ1つの設営は簡単だが、数の分だけ時間がかかる
おすすめ構成
タープは、1DKのタープを利用するとして、小さめのテントでおすすめなのはこちら。
私も所有しているおすすめテント。軽いし設営も簡単です。
関連記事>>>モンベルクロノスドームの評価・レビュー 初心者でも簡単なコンパクトテント
最近、購入しようか迷っているテント。中国産ですが安くて高性能。見た目の統一感を気にしないのであれば安いテントが1つあった方が良さそう。
【快適性重視】1LDK(2ルームテント)
特徴
重いし設営は大変ですが、快適性は抜群です。
2ルームテントは、正方形が多いですが、縦長のトンネル型もあります。
居住性は抜群で、グループキャンプにも使いやすいのが特徴です。
トンネル型の場合、自立ができないため、ペグダウン後の移動が難しいのが難点です。
良い点
- リビングでなくても虫を入らせないようにできる
- プライバシー空間を確保できる
- 寒い日に風除けになる
悪い点
- BBQなどには不向き
- 重くて大きいため設営も時間がかかる
- 自立できないトンネル型は、ペグダウン後の移動が難しい
おすすめ構成
最近人気のDODカマボコテント。このスペックで5万円程度で購入できてしまうため大人気らしいです。
あまりの人気っぷりに品薄が続いています。
コールマンの2ルームハウス。少し前までの王道
大きいですが設営は1人でもできそう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
価格を重視するのか、快適性を重視するのか、持ち運びやすさを重視するのかによってテントの構成は変わります。
ただ、価格自体は低価格帯のモノを選べばどのテントでもそれほど変わりませんし、安いテントでも十分実用できます。
私としては、ソロテント2つ運用があまり見かけない構成なのでおすすめですね。