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白いトラックボールマウス DELUX MT1DBレビュー|細かい操作がしやすくて安い
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
マウスを使っていて、「手首が痛い」という感覚を味わったことがあるなら試してみてほしいのがトラックボールマウス。
親指のみでマウス操作ができるため、手を動かす必要がなく、手首だけでなく肩にも優しいのが特徴です。
今回紹介するのはDELUXというメーカーのMT1DB。人間工学に基づいたエルゴノミクスマウスを数多く発売しているメーカーが手がけたトラックボールマウスです。
- トラックボールで手首や肩が疲れにくい
腱鞘炎とはもうおさらば - 人間工学に基づいた形状
エルゴノミクスマウスに強いDELUX - 細かい操作がしやすい
ボールのすべりがちょうどいい - スペースがない場所でも使える
狭い場所でもスイスイ使える - 最大3台のデバイスに接続
Bluetoothx2、2.4GHzレシーバーx1 - チルトホイール/DPI切替スイッチ搭載
横スクロールやポインターの速さを変えられる
白のトラックボールマウスはあまりないので貴重です。実際に使用してみた感想をメリット・デメリットふまえて徹底的にレビューしていきます。
DELUX MT1DB 外観・仕様
仕様・梱包内容
- 接続方式:2.4Ghz、Bluetooth
- 動作距離:鉄の机:約2m、木の机:約10m
- 電源スイッチ:手動
- 電源:単三電池x1
- 電池持続時間:約12ヶ月
- ボールの直径:34mm
- 解像度DPI:400/800/1200/1600/2400
- 保証期間:1年
- 本体
- トラックボール
外観
「DELUX MT1DB」は、人間工学に基づいたデザインが特徴のトラックボールマウスです。
マットタイプのホワイトで光沢感はなく、落ち着いた色合いです。色はホワイトのほかにブラックがあります。
前面にはDELUXのロゴを配置。
サイズは128mmx101mmx47mm。
一般的な男性よりも小ぶりの手のひらだと少し大きく感じるサイズ感です。
右側面はなだらかなカーブをえがいてフィットしやすい形状をしています。
トラックボールはゴールドっぽい色合い。
半径34mmで、ロジクールのM575とも互換性があります。
裏側にある穴から押してあげればトラックボールを取り出すことが可能。
内部にはカーソル検知のセンサーとトラックボールを回すための支持球がついています。
マウスは上部に6つのボタンを搭載。
- 左クリック
- 右クリック
- ホイール
- 戻るボタン
- 進むボタン
- DPI切替スイッチ
上部には左右のクリックやホイールに加えて、戻る/進むボタンとDPI切替スイッチを搭載。
ホイールはチルトにも対応しているため、横スクロールも可能です。
裏側は2.4GHz/Bluetoothの切替スイッチと電源。
電池は単3電池1本で約1年間稼働します。
DELUX MT1DB 特徴
自然な角度で握れるフィット感
「DELUX MT1DB」は人間工学に基づいた設計であるため自然な角度で握ることができて、フィット感は良好です。
ロジクールのM575と比べると傾きは小さめ。
この辺りは好みですが、M575の方が、手のひらをのせたときのフィット感が自然に近いと感じます。
サイズ感もカーブがなだらかになっているため少し小ぶりに感じますが、「DELUX MT1DB」の方が若干小さめです。
最大3台までのデバイスに接続できる
「DELUX MT1DB」は最大3台までのデバイスに接続可能。
- 2.4GHzワイヤレス
- Bluetoothx2
接続は裏側にあるボタンを押して切り替えます。
M575もそうですが、マウスは最大2台までの対応が多いため、3台以上のデバイスに繋げたい人には良い機種でしょう。
チルト(横スクロール)対応
ホイールはチルト(横スクロール)に対応しています。1万円オーバーのMX ERGOはチルトホイールを搭載していますが、他ではあまり見かけないため貴重なタイプ。
ホイール動作も軽すぎず重すぎずなので自然な操作ができます。ホイールの中クリックも左右にブレることなく押すことができました。
トラックボールの動きがちょうどいい
ずっとM575を使っていて不満だったのが、細かな操作にストレスを感じる点。
文字の選択だったり、小さなリンクをクリックするとき、一瞬で合わせにくく、マウスとは異なる使いにくさを感じていました。
しかし、「DELUX MT1DB」はトラックボールがなめらかすぎないため、微調整が効きやすくポインターを合わせやすいと感じます。
また、DPIの調整も手元でできるようになっています。
ドットの密度を示す単位。DPIの数値が高いほど少ない操作で大きくポインターを動かせる
設定画面から変更するタイプが多い中、手元でワンクリック操作ができるのは便利。気軽にポインターの動きを変更できます。
DPIの調整は5段階(400/800/1200/1600/2400)で可能。
私の場合、通常は800。細かい操作をしたい場合は400に切り替えて使っています。
文章を選択するときはDPIの数値が低い方が使いやすいです。
設定はBluetoothからできる
細かい設定はBluetoothのマウス設定からできるようになっていました。
- 軌跡の速さ(DPI)
- ナチュラルなスクロール
- 副ボタンのクリック
- ダブルクリックの間隔
- スクロールの速さ
下にホイールを動かしたときに、スクロールが上にいってしまう方は、ナチュラルなスクロールをオフにしておきましょう。
スペースをとらない
「DELUX MT1DB」だけでなくトラックボールマウス全体に言えることですが、デスクのスペースを必要としないのも良い点。
カフェやカウンターなどで作業するときなど、狭いスペースで使うときにも動かす必要がないためストレスなく使用できます。
DELUX MT1DBイマイチな点
- クリック音やホイールの音が大きい
- 接続切り替えボタンが裏側にある
- Macは戻る/進むボタンに非対応
クリック音やホイールの音が大きい
「DELUX MT1DB」は、マウスのクリック音が鳴るタイプ。「カリカリ」という音がロジクールERGO M575と比べると甲高いと感じます。
私はクリック音は無音派のため、この音の大きさはあまり好きではありませんでした。
また、スクロールするときのホイールもコリコリ音がなります。特に下向きにスクロールするときに音が大きいです。
スムーズに動くM575と違って、ホイールをゆっくり動かしたいときは使いやすいです。
接続切り替えボタンが裏側にある
私は会社のPCと個人PCでマウスを使い分けているのですが、接続切り替えボタンが裏側にあるため、気軽に変更ができません。
トラックボールマウスは、通常のマウスのように動かす必要がないため、重く掴みにくい形状をしています。
毎日切り替える人にとってはこの操作はかなり面倒。
ちなみにトラックボールマウスの最上級であるMX ERGOは前面に切り替えスイッチがついています。ただ残念ながらホワイトモデルはありません。
ボタンの割り当てができない
「DELUX MT1DB」は、ボタンの割り当てに対応していません。
さらに、「DELUX MT1DB」には戻る/進むボタンがついているもののMacには非対応なため、Macユーザーは注意が必要です。
ほとんど私は使わないので気になることもないですが、ボタン機能を頻繁に使う派の方は他のマウスがおすすめです。
M575とDELUX MT1DBの比較
製品名 | MT1DB | M575 |
---|---|---|
メーカー | DELUX | Logicool |
サイズ | 101x128x47mm | 100x134x48mm |
重さ | 134g | 145g |
ボールの直径 | 34mm | 34mm |
ボタン数 | 6 | 5 |
チルト対応 | 対応 | 非対応 |
カスタムボタン | 非対応 | 対応 |
接続方式 | 2.4GHz/Bluetoothx2 | 最大3台最大2台 2.4GHz/Bluetooth |
駆動方式 | 単3電池1本 | 単3電池1本 |
DELUX MT1DBの方が全体的な機能は充実しています。ただ、カスタムボタンができないなど自分好みのマウスを作るには不向き。
トラックボールの操作性については「DELUX MT1DB」の方が好みです。M575はボールが滑らかすぎるため細かい操作が苦手。
初めてのトラックボールマウスなので、こんなものかなと思っていましたが、MT1DBの方が圧倒的に細かい操作のストレスが少ないです。
「DELUX MT1DB」のボールは良くも悪くも滑りにくいですが、画面の端から端までの移動ぐらいはサーっと転がすだけでできます。
また、「DELUX MT1DB」の使い始めはトラックボールとマウスの間に引っ掛かりを感じることもありました。バリがあったようで、全体的な品質は価格も高いM575の方が上です。
何回か使っていたら引っ掛かりもなくなったので、品質的にそれほど問題はないでしょう。
また、数値に表れづらい点として、手のフィット感やクリック音の静音性についてはM575の方が好みです。
まとめ|DELUX MT1DBはこんな人におすすめ
「DELUX MT1DB」のレビューをしました。
機能は充実しているものの、使用感を含めるとM575の方が全体的には優れているポイントが多いと感じます。
「DELUX MT1DB」は、デメリットを価格でカバーしたモデルといった感じ。ただ、3台以上のデバイスに登録できたり、チルトホイールなどのメリットもあります。
また私としては転がりすぎず操作しやすいトラックボールにとても魅力を感じました。
- できるだけ安く抑えたい
- 3台以上の登録端末がある
- チルトホイールを使う
- 細かいマウス操作をすることが多い
他のトラックボールマウスと比較しても価格は抑えめなので、気になったらぜひ購入してみてください。
- 自然な角度で握れるフィット感
- 最大3台までのデバイスに登録できる
- DPIの調整ボタンがついている
- チルト(横方向)ホイール搭載
- 操作にスペースととらない
- クリック音やホイールのスクロール音が大きい
- 接続切り替えボタンが裏側にある
- ボタンの割り当てができない
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。