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静電容量無接点方式の選び方とおすすめキーボード5選
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
心地よい打鍵感と素早し入力を可能にしてくれる静電容量無接点方式のキーボード。
なめらかな打鍵感や数千万回入力しても壊れないの耐久性を提供し、コアなファンも多いのが特徴。
メンブレンキーボードと比べて価格が高くなりがちで、採用するキーボードは少なめ。
しかし、静電容量無接点方式を採用したキーボードはいくつか存在します。
今回はおすすめの静電容量無接点方式を採用したキーボードを紹介して行きます。
本記事の内容
- 静電容量無接点方式のキーボードの種類
- 静電容量無接点方式のメリット・デメリット
- 種類別おすすめな機種
静電容量無接点方式とは
- 静電容量無接点方式とは
- キーキャップ部分が入力時に底につく前に入力キーを検知できるタイプのキーボード。
キートップと底との摩耗が少なくなるため、数千万回以上の打鍵が可能なほど耐久性が高く、入力しやすいのが特徴。
HHKBは3,000万回、REALFORCEは5,000万回と公表しています。
1日に同じキーを300回入力していても273年かかる計算、3,000回入力しても27年かかります。
静電容量無接点方式キーボードのメリット・デメリット
メリット
- 病みつきになる打鍵感と打鍵音
- 永く使える耐久性
- 打ち心地が軽くて疲れない
- チャタリングが発生しにくい
多くの人を魅了して病まないのが「スコスコスコ」や「ストトトト」という打鍵感。
手に伝わる触感と、耳からはいる音感が全身に染み渡り、脳内麻薬を分泌してくれます。
とにかくキーボードを入力し続けたくなりますよ。
先に述べたように、物理的にキーの接触が少なくなることで耐久性が他のキーボードよりも大きく向上。
ストロークは深いものの、キータッチはとて軽く、長時間の作業でも疲れにくくなっています。
また、物理的なキーの接触がなくなることで、チャタリングの発生確率も低いです。
- チャタリングとは
- キーを一度押しただけなのに同じ文字が何文字も入力されてしまうこと
いまいちなポイント!
- 価格が高い
- キーボードの高さがある
- 慣れるのに時間がかかる
「静電容量無接点方式キーボード」は、高い性能をうたっているので、価格も高いのがデメリット。
一般人が30,000円もするキーボードを購入すると聞いたらびっくりするでしょう。
そもそもそんなに高いキーボードがあるなんて知らない人もいるでしょうね。
高いキーボードなので、使う人を選びます。
普段はPCも触らずスマホばかりという人には必要ありません。
静電容量無接点方式がおすすめな人
- ブロガー、ライター
- プログラマー
- 一日中PCを触る人
また、指先の疲れは少ないものの、キーボードに高さがあるので手首に疲れを感じる人もいます。
段差の負担を軽減するために、パームレストを使っている人も多いです。
またストロークの深さに加えて「HHKB」ではキー配置が変わっているので、慣れるまで少し時間がかります。
最初のうちは慣れないですが、打鍵感が良いので使いたくなりますよ。
静電容量無接点方式キーボードの選び方
有線/無線で選ぶ
最近のキーボードはBluetoothや2.4GHzの無線を利用して接続するタイプが主流になりつつあります。
ですが、静電容量無接点方式キーボードはその歴史が浅いです。
無線にすることよりも入力の正確性を重視しているので、有線タイプも残っています。
しかし複数のPCと瞬時に切り替えられる無線接続はやっぱり便利。
在宅勤務のように、仕事とプライベートでPCは違うけどキーボードを共有したい場合にはとても有効です。
WindowsでもMacでもiOSでもAndroidでも使えますよ。
キーの種類で選ぶ
キーボードの種類もメンブレン方式などと同じく異なります。
- テンキーがついているか
- 矢印キーがついているか
- 英語[US]配列か日本語[JIS]配列か
テンキーやファンクションの有無、矢印キーの有無などが変わります。
あまり日本では見かけない英語[US]配列も人気。特に海外製品は日本語配列[JIS]は取り扱っていません。
自分が使い慣れた配置が一番ですが、US配列だとキーの数を減らせるのでより見た目がスタイリッシュになります。
カスタマイズ性で選ぶ
カスタマイズにおいては
- 外観
- 機能
の2つをカスタマイズできます。
キートップを変更できるので、無刻印にしたりカラーを変えたりしてオリジナルのキーボードを作り上げることが可能。
また「REALFORCE R3」では、パネルデザインキットを利用することでキーボードのデザインを変えることも可能です。
また、キーの機能を変更することも可能で、例えば「HHKB」ではボタン1つ1つに違う機能を割り当てることができます。
静電容量無接点方式キーボードのおすすめ5選
ここからは静電容量無接点方式を採用するキーボードを紹介していきます。
東プレ / REALFORCE R3
有名どころの1つがREALFORCE(リアルフォース)。
項目 | REALFORCE R3 |
---|---|
キー配列 | 日本語 |
キー荷重 | 30/45/変荷重 |
重さ | 1.3kg-1.6kg |
接続方式 | 有線/無線 |
2021年11月に発売された「REALFORCE R3」が最新モデル。待望のBluetooth機能がつきました。
キーごとの機能設定はもちろん、キーごとにストロークの深さを変更することもできます。
ファンクションキーや矢印キー、PageUP/Dowsなどのボタンが独立しているので、多数のキーを利用するプログラマーの方に向いています。
一方、テンキーレスモデルでも1.3kgあるため、持ち運びには適していません。
固定して使う人におすすめです。
こんな人におすすめ!
- プログラマー
- キー配置を変えたくない人
- 外出先で使わない人
PFU / HHKB
続いてPFUからHHKBのキーボード。
項目 | HHKB HYBRID Type-S |
---|---|
キー配列 | 日本語/英語 |
キー荷重 | 45g |
重さ | 530g |
接続方式 | 有線/無線 |
最新の「HYBRID Type-S」は「REALFORCE R3」と同様に無線接続対応。
PFUはキーボードの配置が変わっているのが特徴で、始めるときは慣れが必要。
特に英語[US]配列はかなり違和感があるでしょう。
その理由は、キーの数を絞ってミニマルにすることと、できるだけ効率良く入力できるようにするのが目的。
「REALFORCE」と比べるとさらにストロークが深くなり、「スコスコ」感も強め。
私は「HHKB」の打鍵音の方が心地良いと感じます。
HHKBには種類がいくつかあり、価格も異なります。
選び方はそれほど難しくないので、以下の記事を参考にして自分に合ったHHKBを見つけてください。
AKEEYO Niz
AKEEYOの「NiZ」は中国メーカーの静電容量無接点キーボード。
項目 | NiZ |
---|---|
キー配列 | 英語 |
キー荷重 | 35g(±10g) |
重さ | 630g |
接続方式 | 有線/無線 |
「HHKB」や「REALFORCE」よりも価格が安いのが特徴です。
1万円以上も安く購入することができます。
その分、見た目の安っぽさやキーキャップのバリが取りきれていなかったりするなど、クオリティの面では劣ります。
ただ、Cherry MX軸なのでさまざまなキーキャップに取り替えをすることで、オシャレなキーボードに一変させることも可能。
見た目で個性を出したいならNiZのキーボードがおすすめです。
キーキャップも安価で購入できます。
品質はともかく静電容量無接点方式としての打鍵感は好評なので、日本国内でも人気の高いキーボードです。
中国メーカーのため、英語配列しかありません。
こんな人におすすめ!
- リーズナブルに静電容量無接点キーボードが欲しい人
- 見た目に個性を出したい人
- 英語配列でも問題ない人
Leopold / FC660C
「Leopold」は韓国のメーカー。
接続方式 | 有線/無線 |
---|---|
キー配列 | 英語配列66キー |
キー荷重 | 45g |
重さ | 700g |
接続方式 | 有線 |
「REALFORCE 」と同じ東プレ製の静電容量無接点スイッチを搭載しているので、REALFORCEの打鍵感は好きだけど見た目がイマイチと思っている人におすすめ。
英語配列のみの展開で、「HHKB」のようにミニマルなキーボード配置。
しかし、矢印キーが独立したいたり、Insert、Deleteキーも用意されているので、使いやすい。
英語配列、有線の限定になりますのでさらに使う人を選びます。
「HHKBのキー配置には慣れないけど、REALFORCEのデザインはちょっと、、」という人におすすめです。
こんな人におすすめ!
- 東プレのREALFORCEが欲しい人
- 見た目に個性を出したい人
- 英語配列でも問題ない人
- 東プレよりもスタイリッシュなキーボードが欲しい人
- 有線でもいい人
サンワサプライ / 400-SKB060
とにかく安く静電容量無接点キーボードを手に入れたいならサンワサプライの「400-SKB060」。
接続方式 | 有線/無線 |
---|---|
キー配列 | 日本語配列109キー |
キー荷重 | 45g |
重さ | 1500g |
接続方式 | 有線 |
15,000円を切る価格で販売されているので他のキーボードに比べて割安感があります。
キーボードはテンキー付きの日本語配列。
ファンクションのF1-F4は自由に機能を割り当てることができ、効率的なタイピングが可能です。
専用ソフトを導入することでマクロやショートカットなども割り当てることができ、自分の好きなようにカスタマイズ可能。
見た目のデザインは良くも悪くも商業用という印象で、見ていてうっとりするような美しさはありません。
有線のみなのでBluetoothなどの無線通信はできません。
また、クチコミではキーキャップの耐久性が弱めなど、安いなりの欠点はあります。
それでも静電容量無接点キーボードとしての気持ち良さには定評あるので、価格で割り切って使える人はこれがおすすめです。
おすすめポイント!
- 日本語配列のキーボードが欲しい人
- 静電容量無接点であればとにかく安くしたい人
- バックライトが欲しい人
- デザインにこだわりがない人
- 有線でも良い人
静電容量無接点方式キーボードまとめ
静電容量無接点方式キーボードは、一般に普及しているキーボードと比べるとやはり価格は高くなります。
しかし、キーキャップが地面に触れないことにより耐久性が高くなるものが多く、長年使えるキーボードです。
1日あたりで計算したらたった数十円ですよ。
毎日使うなら良いものを長く使う方が満足度は高くなります。
この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。