- Amazon audible:2ヶ月間99円!
期間:12/12まで - Kindle Unlimited:3ヶ月99円で200万冊以上読み放題!
- Amazon Music Unlimited:3ヶ月無料で聴き放題
紛失防止タグ「MAMORIO」は子どもの迷子防止タグとして役立つか考察してみた
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
紛失防止タグって知っていますか?
Bluetoothを利用して、スマートフォンから一定の距離が離れるとアラームを鳴らせるようにできるガジェットです。
例えば以前、こんなことがありました。
財布を盗まれたけど盗難防止タグ『MAMORIO』で現在位置を特定→まさかの場所で見つかった話 – Togetter https://t.co/A3BPTVDLRJ @togetter_jpさんから
— トルコバ@分散投資家 (@tolkoba) 2018年2月3日
盗難の場合は犯人がMAMORIOの存在を知っていると捨てられてしまう可能性が高いですが、紛失などにはやはり効果的ですね。
また、忘れ物にも効果的ですが、小さい子どもに持たせておくのも大切です。最近こんなニュースが話題になりました。
しかし、40秒か。最近自分も油断してる。気を引き締めないと。
mamorio 持たせておくのもありだな。 / テレビ出演の身元不明男性 徳島で不明の伸矢ちゃんでは 県警がDNA鑑定へ (徳島新聞社)#NewsPicks https://t.co/aggX3lTjAa— トルコバ@分散投資家 (@tolkoba) 2018年2月3日
目を離していたのは40秒です。そのすきにさらわれてしまいました。
どういう状況下なのかわかりませんが、40秒目を離しただけで何が起こるかわかりません。
数秒目を離しただけでも分かりません。
私にも子どもがいます。
目を離さないように気をつけていても、ほんのちょっとしたスキにどこかに行ってしまうことは確かにあるのです。
当記事では、紛失防止タグが子どもの迷子防止に使えるかどうかを検証した結果を書いています。
MAMORIOとは
「MAMORIO」とは、
- モノにつけて
- スマホと連携させることで
- 位置情報を記録できるガジェット
です。
- 手元から離れるとアラートを鳴らし
- 落とした場所を教えてくれる
機能です。
詳しくはこちらのレビュー記事にまとめてあります。
MAMORIOで子どもの迷子を防止する4つの方法
一定の距離を離れたときに通知する
まずは、アラート機能。
おおよそ60m離れるとアラートを通知してくれます。
しかし、モノと違って子どもは動きます。
60mというのも、遮蔽物があったりその時の状況に応じて変わるので、必ずしも60m離れた場所にいるとも限りません。
また、通知のタイミングも決めることができますが、
- 60m離れたからすぐ通知
というわけでもありません。
今、どこにいるのか正確には分からないということです
最後の位置情報を確認する
そこで次に見るべきものは位置情報です。
1時間毎に最大10件分のMAMORIOの位置情報を履歴に残すことができます。
自分でアプリを確認すると最新の情報を取得します。
離れる前はどこにいたのかを追跡することで、おおよその場所を把握できます。
ただし、
- 1時間前の情報であれば
当てにならない可能性があります。
カメラでMAMORIOを探す
次にするべきことは、「カメラで探す」機能です。
カメラで周りをかざしながら探すことで、MAMORIOの圏内に入れば振動したり、周囲が赤くなります。
見失っただけの状況であれば、周囲を探し回ることで見つけやすくなります。
みんなで探す
もう1つ。
みんなで探す機能をオンにしておけば、
- 他のMAMORIOユーザーのそばを通ったときに
- 位置情報を通知
してもらうことができます。
お察しの通り、この機能はユーザー数に大きく依存します。
地方都市では、誰ともすれ違いません。。
MAMORIOで子どもの迷子防止が難しい点
正確な位置情報が分かるわけではない
「MAMORIO」 は正確な位置情報は取得できません。
例えばショッピングモールのような場所では、このように表示されます。
建物のどこかにいることぐらいしか分かりません。
1階にいるのか2階にいるのかもわかりません。
- 半径60m以内にいる
ことだけです。
こういうときに「カメラで探す」機能は確かに有効です
通知された頃には迷子の可能性が高い
スマートフォンとMAMORIOが離れたときにアラームが鳴るという機能ですが、
MAMORIOの有効距離が約60mとすると通知が来る頃には迷子になっている可能性が高いです。
ただし、建物など、その場所から他の場所に行ってしまったかどうかの判断基準にはなります。
建物の外に出たかどうかで、危険度は全然違いますからね。
また、近づいたときにもアラートを鳴らすことができるので、むやみに探さず、絞り込んでいくことも可能です。
子どもは思ってもみない方向に行ってたりしますからね。
結論:迷子防止ではなく、迷子になったときに探しやすい
・通知が来るころには迷子かもしれない
・近くにいるかどうかの判断はできる。
・カメラで探す機能でピンポイントを探せる
・MAMORIOユーザーが増えれば大きな効果あり
・財布やカギなどの紛失防止としてはとても有効
「MAMORIO」迷子を防止するというよりも、迷子になったときに「MAMORIO」があれば探しやすいガジェットです。
人が多い場所だと近くにいても見失いますからね。
普段は財布に入れておいて、大きな公園やショッピングモールなどに出かけるときに子どもに持たせておくような補助的な役割として利用するととても有効です。
他の紛失防止タグ
FINDORBIT
カード型の紛失防止タグです。
30mまで双方向通信がついており、迷子側が鳴らすこともできます。
IPX6の防水性能があるため、水濡れにも強いです。
また、最後に通信が切れた場所も分かるので、迷子になったときにはヒントになりますね。
さらにこちらは充電可能となっていて、他の紛失防止タグと違い使い捨てでないのも素晴らしいところ。
bibble(ビブル)
30m-50m程度の距離で双方向通信がついているため、迷子側が鳴らすこともできます。
ボタン電池で6ヵ月ぐらいもつので、なくなったら電池の入れ替えで使うことができます。
TrackR
TrackRもボタン電池式で30m離れるとアラームが鳴ります。
双方向通信はなく、防水機能もありません。
Tile
電池交換版のTile ProはTile側からも音を鳴らすことができて、最大90mまで通信をとばすことができます。
MAMORIO
まず普及すること、そして紛失防止タグでトップをとることが勝ち組の条件になりそう
コメント