TRUEFREE F2 レビュー｜耳を塞がないのに高音質なオープン型イヤホン

こんにちは、あおい（@tolkoba)です。

ランニングのように屋外で運動するときは環境音が聞こえる状態でないと危ないですよね。でもそうなると犠牲にするのは音質。

どうしても薄っぺらくなってしまいます。

そんな問題を解決するのが本日紹介するイヤホン。

オープンイヤーで耳を塞がないのに高音質なイヤホン「TRUEFREE F2」です。

イヤホンを耳の中に入れるのではなく、空気を振動させて伝えるタイプのオープンイヤー型なので、周囲の声も聞きやすく、会話もしやすい。

耳に入れた時の異物感もないので、”運動しながら“にも適しています。

音質は16.2mm大口径ドライバーを採用。臨場感あふれる音を奏でてくれます。

TRUEFREEといえば、以前紹介した耳を塞がないのに高音質なイヤホン「TRUEFEE O1」を販売しているメーカー。

今回は、セパレートタイプのO1と違って、首掛けタイプのために激しい運動中にも落下の心配がありません。

というわけでこの記事では「TRUEFREE F2」についてレビューしていきます。

この記事はメーカー様に製品提供をいただき作成しています。

TRUEFREE F2の特徴

スペック

製品名	TRUEFREE F2
サイズ	54.5 × 37.0 × 10.8mm（イヤホン）
重量	26g
連続再生時間	15時間
充電時間	約2時間
バッテリー容量	120mAh
対応コーデック	SBC AAC LDHC
Bluetooth	Bluetooth5.3
マルチポイント
防塵防水規格	IPX4
充電ポート	Type-C端子

ケース外観

同梱内容はこちら。

「TRUEFREE F2」は、オープン型のイヤホン。運動中にも使いやすい左右が繋がった耳掛け式タイプになっています。

色は、ベージュオレンジ。このオレンジ色がミッドセンチュリー感があっていいですね。ポップでレトロでオシャレ。

IKEAのブルーのデスクライトにめちゃくちゃ似合いました。

他にもブラックオレンジがあります。

先端部分がイヤホン。先端にあるスピーカーから空気を振動させて音を伝えます。

耳の後ろ側にはコントローラーとバッテリーが搭載。

充電ポートはUSB-Cで、IPX4対応のためシリコンのフタで閉められています。

耳を塞がないオープン型イヤホン

「TRUEFREE F2」は耳を塞がないタイプのイヤホン。空気伝導で耳に音を届けてくれるイヤホンです。

フックを耳にかけることでイヤホン部分を耳の穴付近に追加。

耳への異物感に抵抗がある人も安心して使うことができます。耳を塞がないので周囲の声も聞こえやすく、“ながら”作業に適したイヤホンになっています。

耳掛け式なので激しい運動するときに最適。運動中もブレないので快適に使うことができます。

16.2mmのダイナミックドライバー搭載

耳の鼓膜まで直に音を入れ、周囲の音を遮断して没入感を高めるカナル型が一般的に音質が良いとされています。

それに比べオープン型はどうしても音が外部に漏れやすいため音質がイマイチなものが多いのですが、「TRUEFREE F2」は16.2mmのダイナミックドライバーを搭載することで弱点を補っています。

解放型の場合、ドンシャリ感が弱めになってしまうことを考慮して、低音補強アルゴリズムも搭載。迫力ある音を奏でてくれます。

マルチポイント対応で2台のデバイスに同時接続

「TRUEFREE F2」は最大2台のデバイスに同時に繋げられるマルチポイントにも対応。

運動中は私物のスマホ、在宅時には会社のPCとシームレスに繋げることができるため、わざわざイヤホンを付け替える必要がありません。

複数のデバイスにペアリングしておけるマルチペアリングのイヤホンは一般的ですが、マルチポイント対応のイヤホンはなかなか見かけないですよね。

デバイスを切り替えるたびにペアリングしなくて良いのでめちゃくちゃ便利です。

最大15時間のロングバッテリー

「TRUEFREE F2」は最大15時間の連続再生が可能。

耳掛け式なので充電ケースはないですが、余裕で1日使えるので問題なしです。

フルマラソンで6時間/7時間走るような場合もバッテリーの持ちを気にする必要もなく、快適に使うことができます。

4千円台で購入できる神コスパ

「TRUEFREE F2」は、4,000円台で購入できます。

数あるイヤホンの中でも、オープンイヤーでマルチポイントというだけでレアなイヤホン。それに加えて音質も良くバッテリー持ちも良いのも素晴らしい点。

それがこの価格帯で手に入るのであればコスパは高いと感じます。

TRUEFREE F2 実際に使ってみた感想をレビュー

実際に色々試してみた感想です。

音質）オープンイヤーで高音質

「いくら大口径ドライバーを搭載していてもオープンイヤー型でしょ」と侮っていましたが、想像以上に良かったというのが第一印象です。

HIPHOPのような低音パートもドンシャリが効いていて安っぽさは感じさせません。

高音から中音域も聞き取りやすく女性ボーカルの声はクリアで抜け感も良いです。

この価格帯でオープンイヤー型だということを考慮すると音質は十分に高いと感じます。

この音質をランニング時に聴くことができるなら走るのが楽しい時間になりそうです。

装着感）メガネをつけたままでも着け心地は自然

「TRUEFREE F2」はメガネをかけたままでも問題なく装着可能。

つけ外しするときもそれほど干渉することもないので、装着時のわずらわしさもありませんでした。

両耳がついて着け心地も軽いため、長時間の利用でも快適に使うことができました。

ホールド感もよく、耳にしっかりフィットしてくれるため激しい動きをしてもズレることなく使えます。

やはり耳の中に異物が入らないため、耳の開放感は素晴らしいです。

長時間利用するのであれば、やっぱり開放型の方がおすすめですね。

操作感）マルチポイントが便利

「TRUEFREE F2」は電源ボタンと音量ボタン（+-）を使って操作します。

右耳の後ろ側についていて物理ボタンなので直感的に操作することが可能です。

	電源ボタン	音量ボタン+-
電源オン/オフ	3秒間長押し
再生/一時停止	短く押す
音量調整		短く押す
曲戻し/送り		1.5秒押す
ゲームモードオン/オフ	3回押す
着信受話/終了	短く押す
通話拒否	1.5秒押す
Siri/Google	2回押す

カナル型と違って操作時の不快感もなく使いやすいですね。

そして何よりも便利なのがマルチポイント。

2台の端末とシームレスに繋げられるため、運動中はスマホ、帰ってきたらそのまま会社のPCと繋げることだって可能。

わざわざBluetoothの切り替えする必要がないことが、想像以上に便利なのでぜひ使ってみて欲しいです。

ただ、オフィスで使うのであればセパレート型のTRUEFREE O1の方が便利。同じくマルチペアリング対応なため、運動をしていないならこちらがおすすめです。

TRUEFREE F2 デメリット

マルチポイントにするにはアプリが必要

「TRUEFREE F2」はマルチポイント機能が便利なのですが、初期設定では使えません。

使うためにはアプリが必要で、アプリと接続後にマルチペアリングをオンにすることで利用できます。

アプリ側ではイコライザーで音質を変えたり、細かい設定ができます。ただ、ほとんどのことがアプリなしでできるため、わざわざユーザー登録が必要なアプリを入れるのは手間だと感じました。

必要なければ使わなければいいだけなので、マルチペアリングの初期設定はオンにしたままにして欲しいところです。

音漏れ注意

また、オープンイヤーイヤホン全般に言えることですが、人が集まる場所や騒音のある場所での使用は難しいです。

音漏れするだけでなく、外音はそのまま耳に入ってしまうため、どちらも聞こえにくい状態になります。

徒歩での移動中や運動中に使うのが良いでしょう。

まとめ｜TUREFREE F2は運動中でも音楽が楽しめるイヤホン

この記事では、オープン型イヤホンを「TRUEFREE F2」を紹介しました。

耳を塞がないのに聞こえてくる音は高音質。軽い付け心地で装着感もよく、長時間つけていても耳への不快感がありません。

マルチポイントに対応で、運動中だけでなく色々なシーンで使いやすいイヤホンです。

興味があればぜひ購入してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。あおい（@tolkoba)でした。