- Amazon audible:2ヶ月間99円!
期間:12/12まで - Kindle Unlimited:3ヶ月99円で200万冊以上読み放題!
- Amazon Music Unlimited:3ヶ月無料で聴き放題
レビュー TP-Link Tapo C225は、高齢者の介護や店舗に使える見守りカメラ
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
家の中で子供やペットの見守りするのに便利なのが見守りカメラ。
今回TP-Linkより新たに発売された見守りカメラ「Tapo C225」は、欲しい機能が全部載せされたスマート見守りカメラ。
- 2K QHD画質
- 動作検知搭載
- 対象を自動で追尾
- 双方向通話機能
- クラウドストレージへの録画機能
- 暗闇での暗視機能
- プライバシーモード
動作範囲は、水平360°、垂直方向も149°で、1台で1部屋を見渡せるほどに広がっています。
画質も2K QHD画質に向上し、小さな被写体の表情まで確認できるため、より使いやすくなりました。
というわけで、この記事では「Tapo C225」についてレビューしていきます。
- 2K、400万画素で顔がくっきり見える
- 動く物体を検知して通知する
- 動く物体に合わせてカメラを自動追尾
- クラウドへの録画
- 使い方によってはオーバースペック
- アレクサと連携できない
レビュー TP-Link Tapo C225
仕様
イメージセンサー | 1/3“ |
解像度 | 2K QHD/4MP(2560 × 1440 px) |
レンズ | F/NO:1.6±5%;焦点距離:4mm±5% |
ナイトビジョン | ナイトビジョン |
視野 | 水平に360°、垂直に149° |
セキュリティ | SSL/TLSによる128 ビット AES 暗号化 |
Wi-Fiプロトコル | IEEE 802.11b/g/n, 2.4 GHz |
プロトコル | TCP/IP, DHCP, ICMP, DNS, NTP, HTTPS, TCP, UDP |
周波数 | 2.4GHz |
ワイヤレスセキュリティ | WPA/WPA2-PSK |
アクティビティ通知 | 動作検知・人物検知・ライン通過検知・カメラタンパリング・赤ちゃんの泣き声検知・車両検知・ペット検知・猫の鳴き声検知・犬の鳴き声検知・ガラス破損音検知・煙感知器音検知 |
通知 | 通知・スナップショット(Tapo Care利用時) |
動画圧縮 | H.264 |
フレームレート | 2560×1440@15fps |
ビデオ ストリーミング | 2K QHD |
音声圧縮 | G.711 |
音声通話 | 双方向通話 |
音声 入/出力: | マイクおよびスピーカー内蔵 |
外観
Tapo C225は、スラっとした円柱タイプのフォルム。
サイズは、80x80x112mmで、重さは実測値で321g。
空き缶より一回り大きい手のひらサイズです。
梱包内容は以下。
- 本体
- 電源アダプター
- 台座
- 位置決めシール
- 壁面用ネジ
- 壁面用アンカー
- 設定ガイド
本体と電源の他には、壁面や天井付のためのネジやアンカーが含まれています。
TP-Link Tapo C225の特徴
- 2K QHDで高画質
- 水平360°、垂直149°の首振り
- 動作検知してアラートを通知
- 豊富な検知機能
- 対象を自動的に追尾できる
- 暗闇でも高画質
- クラウド、SDカードに保存できる録画機能
- 双方向通話で会話可能
- プライバシーモード
2K QHDで高画質
Tapo C225は2K QHDの高画質。
被写体におさめた対象の顔の表情まではっきりとわかります。前モデルのTapo C210は300万画素であることから画質が大きく向上しています。
カメラの映像がボヤッとしていないので、近ければ細かい表情まで捉えることができますし、遠くでも顔立ちがわかります。
水平360°、垂直149°に首振り
下部が回転できるように設計されており、水平方向360°、垂直方向149°まで首振りができます。
中央に置いておけば一部屋全てをカメラに収めることもできますし、垂直方向の視野も広いので、死角になる場所が少ないのが特徴です。
付属のネジやアンカーを使えば天井付にすることもできるので、部屋全体を見渡す監視カメラとしても使うことができます。
操作は、スマホから可能。指で操作すれば自動で調整できます。
毎回手動で操作しなくても、位置をマークしておけば、その位置までワンタップで自動でカメラを調整してくれます。
また、ベータ版ですがパノラマ機能を使用すれば、水平方向監視カメラの映像をパノラマ画像として保存します。
確認したい場所を視覚的に探すことができるので、細かい場所の操作をより簡単にしてくれます。
動作検知してアラートを通知
Tapo C225は、動作検知機能を備えています。レンズの中に動く物体をとらえるとその動きを検知してアラートを通知してくれます。
また、アクティビティゾーンを設定すれば、カメラ映る映像範囲の一部のみに絞ることもできます。
ラインを設定することもできるため、境界線に入った物体のみを検知することも可能。
Tapo C225は、かなり視野角も広いので、余計な物体は対象に入れないことができるのが良きところです。
通知は、常時リアルタイムで受け取ることもできますが、日中や夜間など、必要に応じた時間帯に絞ることもできるので、目的にあった通知を受けることが可能です。
豊富な検知機能
動作検知機能というアバウトな検知だけでなく、AIを活用したいろいろな検知機能を利用できます。
人物のみ、ペットのみ、車両のみ、赤ちゃんの鳴き声のみといった設定に絞り込めば、無関係な物体の動きは検知されず、必要なときだけ通知を受け取ることが可能です。
人物検知は後ろ姿でも反応したりと、かなり高性能な印象。
特定の音を検知してアラートを上げることも可能。常に監視していなくても、異常音が聞こえたときにカメラを確認するといった動きができます。
ただし、音に関する機能はベータ版も多く、犬・猫・ガラスの破損など、反応するときとしないときがありました。こちらは今後のアップデートに期待です。
- ガラス破損
- 犬の鳴き声
- 猫の鳴き声
- 車両検知
- ジェスチャー検知
- 表情検知
100%の精度で検知するわけではないですが、それを理解した上で複数の検知を設定しておけば、便利なシーンも多いでしょう。
アラートはスマホに通知されるだけでなく、Tapo C225から光の明滅とアラート音を流すことで不審者の侵入防止にも役立てることが可能です。
対象を自動的に追尾できる
Tapo C225のトラッキングモードを有効にしておけば、物体を検知したときにカメラが自動で追尾することもできます。
赤ちゃんやペットなど、見守りの対象がカメラの視野から外れてしまっても、自動で追尾してくれます。
わざわざ自分でカメラを操作して探す必要もないため、外出時のペットの見守りなどには非常に有効です。
暗やみでも高画質
Tapo C225は暗所でも撮影できます。
部屋の中が真っ暗な状態の映像でも、はっきりと室内を映し出すことができます。
実際には完全な暗闇。カメラ側は光を出しているわけではないので、被写体が眩しいといったこともありません。
日中問わず確実に被写体を見守ることが可能になっています。
録画はmicroSDカードまたはクラウド
Tapo C225で映像を録画する場合は、microSDカード(最大512GB)を使用します。
Tapo Care(有償)利用すれば、30日間分の無制限クラウドストレージが提供されます。
30日経過後は、1台につき月400円から利用できますが、10台で利用した場合、4,000円 → 1,380円で利用できるため、店舗に複数台取り付けるような方にはおすすめです。
複数台設置する場合も、アプリからまとめて確認することができます。
アプリにはTapo C225だけでなく屋外セキュリティカメラも合わせて設置できるので、家全体の監視も一箇所にまとめることができます。
双方向通話
Tapo C225にはマイクもついているため、双方向の通話機能を使うことが可能。
すぐに会話できるため、高齢者の介護用にもちょうど良いです。
カメラで無事を確認できるだけでなく、顔を見ながら通話もできるので、コミュニケーションがとりやすいです。
プライバシーモードで物理的に閉じれるカメラ
家の中でずっとカメラが稼働していると落ち着かないという人には、カメラを物理的に遮断するプライバシーモードも搭載。
レンズ部分を完全に隠してくれるので、安心して生活することができます。
また、カメラに映したくない部分があるときは、プライバシーゾーンを設定することで一部分だけ映像に残さないようにすることも可能です。
TP-Link Tapo C225の設定方法
Tapo C225の設定も簡単に可能。
TP-Link Tapo
TP-LINK無料posted withアプリーチ
Tapoアプリをインストールしたら、右上の+ボタンをタップし、Tapo C225を追加します。
Tapoの電源を入れた後、スマホのWi-Fi設定から「Tapo_Cam_XXXX」を選択。
あとは、自動的にセットアップが開始されるので、家のWi-Fi情報を入力。
デバイスの名前をつけて、置く場所を決めれば設定完了です。
TP-Link Tapo C225のデメリット
- アレクサとの連携ができない
- 使い方によってはオーバースペック
Tapo C225は、アレクサとの連携ができません。
Tapoアプリ内で連携することはできますが、SwitchBotなどの他のスマートホーム機器と連携する際には、アレクサなどのスマートスピーカーをハブにする必要があります。
しかし、Tapo C225は他メーカーとの連携プレーができないいのは残念なところ。
例えば、スマートロックと併用して、出かけた際に自動的に見守りカメラをオン・オフするようなことはできないので注意してください。
使い方によってはオーバースペックにも感じます。400万画素と高画質であるものの赤ちゃんが寝ているときの見守りであれば300万画素でも十分に機能します。
最新のアップデートでは、Tapo C210も自動追尾機能に対応しているので、十分なスペックを持っています。
Tapo C225とSwitchBot見守りカメラの比較
スマートホーム機器を多く手がけているSwitchBotと比較してみました。
SwitchBotは安価なわりに高性能なスマートホーム機器を多数販売しているメーカー。同じように見守りカメラも販売しています。
Tapo C225 | SwitchBot | |
---|---|---|
画質 | 4MP | 3MP |
動作範囲 | 水平360° 垂直149° | 水平360° 垂直115° |
動作検知 | ||
AI検知 | ||
検知範囲の指定 | ||
トラッキング | ||
プライバシーモード | プライバシー ゾーン | |
録画 | 録画時間の スケジュール | |
アレクサ連携 | ||
クラウドサービス | 400円/1台 1380円/10台 | 498円/1台 1,198円/3台 |
参考価格 | 4,980円 | 7,800円 |
SwitchBot見守りカメラも動作検知やトラッキングなど、見守りカメラに欲しい機能は一通りついています。
それでいてTapo C225よりも安価に購入できるため、ライトに使うのであればSwitchBotの方がメリットが多いです。
Tapo C225は画質や動作範囲が大きく、よりくっきりと広い範囲を見守りできます。
また、同じような機能はついていますが、Tapo C225はかゆいところまで手が届く豊富な設定に良さがあります。
物体や音の種類など検知を設定できるうえに、検知範囲の指定も可能。
録画する時間帯なども指定できますし、クラウドサービスは最大10台のプレミアムプランに加入すればかなり割安に利用できます。
家や店舗に複数台設定し、カメラとしての機能をガッツリ使うのであればTapo C225がおすすめです。
TP-Link Tapo C225 は介護や店舗の見守りにおすすめ
Tapo C225は、簡単に設置できるお手軽見守りカメラ。
高画質化し、暗闇でもカラーではっきりと被写体を捉えることができるので日夜問わず使えるカメラです。
- 高画質で広い範囲を映したい
- 店舗など複数台設置したい場所がある
- ペットなど広い範囲を動く物体をトラッキングしたい
- 録画する時間帯や検知範囲などカメラの機能を使い倒したい
検知方法も人物や鳴き声によって検知の有無を変えられる(ベータ版機能)など、AIを駆使して必要なアラートのみに絞り込むことができます。
ペットの監視や介護用、さらには店舗運営に使える見守りカメラだと感じました。
赤ちゃんが寝ているときだけ監視するといったような使い方だとオーバースペックになるので、C210のような安価なタイプをおすすめします。
- 2K、400万画素で顔がくっきり見える
- 動く物体を検知して通知する
- 動く物体に合わせてカメラを自動追尾
- クラウドへの録画
- 使い方によってはオーバースペック
- アレクサと連携できない
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。