【ソラノメレビュー】子供の見守りに使える？GPS精度と使用感を徹底調査

こんにちは、小学生と幼稚園児の子を持つあおい（@tolkoba)です。

今回紹介するのは「ソラノメ」。

「ソラノメ」は、GPS端末を使った子供の見守りサービスです。

など、特に小学生の子供を持つ親は心配が絶えません。

最近も地域の防犯情報にこんなメールがよく届きます。

通学路の集合に遅れてしまい、一人で歩いていたところ、男から声をかけられ「お母さんの友達だから車に乗れ」と襟を掴まれた。

公園の遊具で遊んでいたところ、「こっちにおいで」と声をかけられた

たまたま事件になっていないだけで、いつ痛ましい事故が起きてもおかしくありません。

そんなときに便利なのがGPSトラッカー。

この記事ではGPSトラッカー「ソラノメ」のGPS精度や機能、料金を交えて子どもの見守りに有効かどうかを検証しました。

本記事はメーカー様より製品を貸与いただき作成しています。

外観

「ソラノメ」の見た目はとても可愛らしく子供が持っていても違和感がありません。

サイドにはカラーカバーがついていて、お好みで4色まで変えることができます。

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子供の好きな色に合わせるのも良いですし、兄弟・姉妹で複数持っているなら色で判別つけることも可能です。

防塵・防水性能(IP55)もあるので、雨や水飛沫がかかった程度で壊れることはないでしょう。

防水性能・・・あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない

サイズ

「ソラノメ」の本体サイズは51 × 51 × 15mmととてもコンパクトな端末。

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重量も39gでとても軽量です。

しかし、コンパクトとは言えど、ポケットに入れておくには少し大きいサイズ。ランドセルにつけるなり、首からかけるのが良いでしょう。

同梱品

「ソラノメ」は本体の他にサイドカバーと説明書・保証書のみというシンプルな構成になっています。

インターフェース

「ソラノメ」のインターフェースです。

充電はUSB-Bになります。

ストラップが取り付けられるので、ランドセルにつけておいてもいいですし、首から下げることも可能です。

電源やSIMカードスロットは普段はサイドカバーに隠れているので子供が誤って押してしまう心配も少ないです。

【ソラノメ 見守りGPS】 使い方

設定方法

「ソラノメ」の設定方法は簡単です。

まずは、スマホアプリから「PocketGPS」をダウンロードしましょう。

スマホ1台で最大4台の「ソラノメ」を登録することができます。

また、1つの端末に3台のスマホで見守ることもできるようになっています。

リアルタイムで場所を取得

「ソラノメ」ではほぼリアルタイムで位置情報を取得することができます。

更新間隔は

から設定可能です。

ただし、端末本体に触れずに60秒以上経過すると、自動的に表面LEDが消灯します。再度移動や振動を感知すると測位を開始します。

GPSを利用しているので、電波の届く限りは位置情報を取得することができます。

もちろん現在地の確認は何度行っても費用がかかることはありません。

通信方式はDocomoの4G/LTE方式を採用しているので安心感もあります。

日本の衛星測位システム「みちびき」にも対応しています。

通知エリアを設定・変更可能

指定エリアに入ったら通知することも可能です。

学校に到着した時、仕事で出かけているときに子供が家に着いた時など、さまざまな方法で安心を得ることができます。

最大10か所までエリア登録可能です。

通知エリアに滞在する時間が短いと通知が来ない場合があります。

実際に試してみましたが、駅に着いたら通知するようなパターンを設定しても、滞在時間が短く通知が来ませんでした。

サイレントでSOS発信

「ソラノメ」は、親が位置情報を特定するだけでなく、子供からのSOS発信も可能です。

アプリ側でSTOPをタップして通知を解除するまで、本体のランプが赤く点滅します。

「ソラノメ」のSOS機能はブザーがならないので、静かに助けを呼ぶシステムになっています。

最近は防犯ブザーを持つことが当たり前になっているので、近くに人がいる場合と、そうでない場合で使い分けるといいですね。

こちらも実際に試してみましたが、SOS機能を押してから1分程度で通知が届きました。

30日前までの行動履歴を取得

「ソラノメ」では30日前までの行動履歴を遡ってみることができます。

最大7日間までの行動履歴を時系列で把握することが可能です。

さかのぼることができる日数は最大30日まで。

本当に何かあった時の手がかりになるでしょう。

ソラノメ GPSの精度や誤差について

「ソラノメ」の位置情報がズレて使いものにならないというレビューもありますが、まずGPSは完全ではないことを知っておいた方が良いです。

GPSから衛生から場所を特定しているので、衛星が見にくい場所は特定しにくいと考えてください。

建物内などは携帯の電波も利用して位置を特定しようとします。そのため、近くのWi-Fi情報を検知して全く違う位置に移動してしまうこともあります。

携帯の電波を利用する特性上、電波の入りにくいところも同様に誤差が生じます。

実際に色々なシーンで使ってみましたが、数十メートルぐらいのズレは発生することは理解しておいた方が良いです。

ソラノメ 料金・解約方法

料金

「ソラノメ」の料金はこちら。

項目	料金(税込)
本体価格	14,520円
事務手数料	3,300円
通信料(月額)	539円

最初の本体価格が少し高くつきますが、それ以降の通信量は500円ほどで運用することができます。

小学校の6年間を使った場合、14,520＋539 × 72 + 3300 = 56,628円になります。

あんしん保証パック

「ソラノメ」は1年の保証が含まれていますが、子供が毎日使う製品なので、落としたり失くしたりする可能性はあります。

そういうときは安心保証パック(月額220円)に入ると落としたり紛失したりしたときは3,300円(税込)で本体を送ってもらうことができます。

本体はクレジットカード払いで最大24回分割払いにすることもできるので、初回の費用を低く抑えることも可能です。

今ならキャンペーン中で端末代金が5,500円引きの9,020円！

エントリーパッケージ

「ソラノメ」は楽天などでエントリーパッケージを購入することができます。

これは、事務手数料3,300円を事前に支払うタイプです。

楽天セールの時やポイントを持っている場合などはこちらを購入するとお得に利用できます。

解約方法

「ソラノメ」は解約したい場合はマイページからいつでも可能です。

＼端末代金5,500円値引き／

ソラノメの充電・バッテリー性能

「ソラノメ」は充電なしで1週間ぐらいは使うことができます。

そのため学校のある日はランドセルにつけっぱなしにしておいて、週末に充電すれば良いぐらいの頻度です。

電池残量は本体をタップすれば、側面についているLEDの色で確認できます。

また、電池残量をスマホから確認することもできます。

ただし、「ソラノメ」はバッテリーを交換することができません。

スマホのバッテリーもアプリを使わなければそれほど消費することはないようです。

ソラノメと落とし物トラッカー「AirTag」の比較

「ソラノメ」と落とし物トラッカー「AirTag」を比較してみました。

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項目	ソラノメ	AirTag
料金(6年)故障なし	56,628円	3,800円
位置情報	GPSの範囲	近くにiPhoneユーザが必要
バッテリー	約1週間	約6ヶ月
電池交換	本体交換	ボタン電池
行動履歴	30日間	–
SOS発信	◯	–
特定力(50m以上)	電波が入る場所	iPhoneユーザがいる場所
特定力(10m以上)	–	10cm単位で特定できる※

結果を見ると一長一短あって、どちらが良い悪いというよりも、使う場所や用途によって変わるイメージです。

例えば「ソラノメ」の場合は携帯の電波が届く場所であればおおよその場所は特定できます。

人通りの少ない場所でもおおよその特定はできますが、「AirTag」はiPhoneユーザがいなければ分かりません。

逆に50m以内の位置まで近づいた場合の探索は「AirTag」に軍配があがります。

iPhone11以降が必要ですが、接近した場所では方向の特定と10cm単位での特定が可能です。

BluetoothがiPhoneの場所を察知する必要がありますが、一度捉えてしまえばかなり頼りになるでしょう。

ソラノメ まとめ

メリット

デメリット

携帯の電波を利用しているので、月額費用がかかるのは仕方がないところ。

ただ、子供が大きくなるまで使うことを想定すると、電池交換ができないというのはデメリットの１つでしょう。

また、GPSは完璧な位置を特定できるわけではりません。ズレが生じることも覚悟しておいた方が良いです。

場所によっては数百メートル離れた場所を表示してしまうこともありました。

確実に場所を特定したいなら近場の索敵に得意な「AirTag」と組み合わせるとより効率的に探すことができるでしょう。

• 「AirTag」のレビューを見る

最後までお読みいただきありがとうございます。あおい（@tolkoba)でした。

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