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総額2万円以内|賃貸でも使える貼ってはがせるコンクリート壁紙でDIY
こんにちは、自宅のテレワーク環境をプチリフォーム中のあおい(@tolkoba)です。
実は壁紙って思ってるより簡単に変えられるって知ってますか?
最近の壁紙は、職人に頼まなくても素人でもかんたんにできてしまいます。
総額2万円で壁一面をオシャレな輸入壁紙にすることができました!
なんか部屋のインテリアがパッとしない、、と考えてる人におすすめ!
跡を残さずにはがすこともできるので、賃貸でもOKの素晴らしいアイテムです。
作業は1人で行いましたが、たった半日で一気に部屋が見違えるように変わりました!
かかった費用は2万円以内。
オシャレな輸入壁紙にすることができました!
この記事では、必要な道具や準備、貼り方から気をつけるポイントまで実体験をもとに紹介していきます。
貼ってはがせる壁紙に必要な道具
- 壁紙
- のり
- バケット
- ローラー
- ハケ
- なでハケ
- 竹ベラ
- ジョイントローラー
- カッター
- スポンジ
- 養生テープ
- マスキングテープ
壁紙
今回購入したのはRasch(ラッシュ)というドイツメーカーの壁紙。
無数にある壁紙から選ぶのは大変なのですが、インテリア好きの人がよく取り入れているのがこちらの壁紙。
質感が良くて安っぽさが全くないのが特徴です。
特に輸入壁紙はなかなか実物を見られる機会がないので安心と実績のあるRasch(ラッシュ)から選びました。
壁紙は楽天の「壁紙屋本舗」で購入しました。
輸入壁紙のサンプルは「WALPA」からA4サイズを購入することも可能です。
輸入壁紙はサンプルを必ず取り寄せて確認しましょう。
私も何枚か取り寄せて決めました
ちなみに私が購入した壁紙のサンプルはこちら。
色は面積が大きくなるにつれて薄く明るく見えるようになっていきます。
イメージする色よりも、黒っぽく落ち着いた色合いのものを選ぶようにする。
引用:広島外壁塗装相談室(色選びのポイント)
輸入壁紙のサイズは、1ロールあたり幅53cm x 長さ10mになります。
今回、私が壁紙を貼るスペースは高さ2.7m x 幅3.5mで9.45平方メートル。
2本だと10.6平方メートルなので少し余りますが、53cm幅の壁紙を切りながら貼っていくので、長さには余裕を見て購入しておくと良いでしょう。
1枚の壁紙あたり+10cmして考えるのが良いです。また、縦の真ん中で途切れるとカッコ悪いので、1本目も全て使い切るのではなく少し余らせるぐらいの余裕は必要です。
壁紙施工道具
続いては壁紙の施工道具。
壁紙施工用の11点セットを購入しました。
- のり
- バケット
- ローラースポンジ
- ローラー柄
- ハケ
- なでハケ
- 竹ベラ
- ジョイントローラー
- カッター
- カッター替え刃
- スポンジ
セットの中身はのりを塗るためのものと、壁紙に貼り付けてカットしていく道具があります。
カッターのように家にあるもので代用できるものもありますが、ほとんどは専用の道具ばかりなので作業に困らないように買っておくのがおすすめです。
きれいに貼れたのは道具のおかげです。
Rasch(ラッシュ)の壁紙はのりがついていないので、のりづけするための道具も必要になります。
壁紙にのりがついているタイプであれば、こちらのセットのみで可能です。
追加で用意したのは養生テープとマスキングテープ。
壁にのりを塗るとポタポタ垂れてくるので床がけっこう汚れます。
拭けばきれいになりますが、面倒なので事前に養生テープで保護することをおすすめします。
また、コンセント周りの保護にマスキングテープもあった方が作業がしやすいです。
はがせる壁紙を貼る準備
- のりを作る
- コンセント周りの保護
- 養生テープで床を保護
のりを作る
まずはのりの準備をしておきます。
説明にある分量は、ぬるま湯1Lに対して30g。
30gはおよそ輸入壁紙1枚分を塗ることができます。
しかし、その容量だと水分が多いというレビューがあったので、私は800mlで30g使用しました。
のりの粘着力はしっかりしていたため、少し少ないぐらいがちょうど良さそうです。
今回壁紙を貼る場所は壁紙2枚分でしたが、水が少ないため、最終的に1.2Lで75gを使用しました。
のりの作り方は、バケットの中に水を入れたあと、かき混ぜながらのりを入れていけばOK。
使用するのりの量は事前に計っておきましょう。
かき混ぜていくとだんだんとトロみが出てきます。
こんな感じで水のりっぽくなったら完成です。
前日から作っておいた方が良いというレビューもありましたが、水を少なめにすれば当日作業でも問題ありません。
コンセント周りの保護
壁紙を貼る面にコンセントなどの障害物がある場合は事前に保護が必要です。
まずはコンセントカバーを外します。マイナスドライバーで下から差し込んであげればかんたんに外すことができます。
するとコンセント部分が剥き出しになるため、ドライバーで外枠を外します。
こうすることで、壁紙を見えない部分に貼れるので見た目もキレイに貼ることが可能になります。
コンセント部分には、のりがついていしまわないようにマスキングテープで保護しておきます。
床に養生テープを貼る
床にのりが垂れるのを防ぐため養生テープをはりつけます。
用意するのはマスキングテープにビニールがついているタイプ。
巾木の上に合わせてマスキングテープを貼っていきます。
ビニールを広げると養生の完了です。
壁紙の側面もマスキングテープで養生しておくとさらに丁寧ですが、実際にマスキングテープなしでやってみたところ汚れることはありませんでした。
のりがついてしまってもティッシュやスポンジでふいておけば問題ないので、ここはどちらでも良いです。
はがせる壁紙の貼り方のコツ
- 壁にのりをつける
- 壁紙を貼り付ける
- 撫でハケで空気を抜く
- 壁紙をカットする
のりはたっぷりとつける
先ほど作ったのりを壁にぬりつけていきます。
ここでのポイントはケチケチせずにたっぷりとつけること。
吸着のりは乾くにつれて元の壁紙に吸い付いていくという特徴があります。そのため、薄くつけると壁紙への吸着が悪くなり剥がれやすくなってしまいます。
手でなぞるとのりがたっぷりとつくぐらいがちょうど良いです。
もっと多めでも良いぐらいです。
輸入壁紙は幅が53cmですが、ギリギリに塗るのではなく少し広めに塗っておきます。
まずはローラーで全体を上からローラーで全体を上から下に塗り終えたら角はハケで塗っていきます。
角の方ははがれやすくなるので、しっかり塗っておきましょう
上手に壁紙を貼るポイント
のりはケチらずたっぷりと塗る
壁紙の貼り付け
壁紙の1枚分の幅にのりを塗ったら壁紙を貼り付けます。
壁紙は床において上にひっぱりながら天井までもちあげます。
この時もケチケチせずに最低3cm程度は余裕をもたせてはりつけてください。
写真の状態だと少し短いので切りにくかったです。
貼り付けるラインにそって壁紙をはりつけていきます。下側も3〜5cm程度残して適当にカットします。
1枚目は壁際に沿って位置を調整、2枚目以降は隣の壁紙に合わせて微調整します。ある程度調整したら空気をぬくために撫でハケを使います。
まずは中央で横にハケを動かして空気を抜いた後、上下に動かしていきます。
横に動かして左右にずれてしまうのを防ぐために、上下に動かすのが大切です。
空気を抜いた後も、のりの凹凸が残りますが、気にする必要はありません。乾けば勝手になくなります。
上手に壁紙を貼るポイント
空気は上下にぬいていく。のりによる凹凸は気にしなくてOK。
壁紙のカット
続いて上下の壁紙の余りをカットしていきます。
まず使うのは竹ベラ。
竹ベラは平らな面を壁側につけて使います。
竹ベラで壁紙に跡をつけてカットポイントを作ります。
カットには地ベラを使います。
地ベラは、角が尖っている方向から丸くなっている方向へカッターを滑らせて使います。
尖っている方で角を合わせてから切るためです
地ベラを壁紙に対して平行になるようにグッと押し込みます。
壁、地ベラ、カッターの順番になるようにして、刃をいれていきます。
地ベラ分の厚みを残すことで元の壁紙がうっすら見えてしまうことを防ぐためです。
カッターを入れたら地ベラを動かしながら壁紙をカットします。
天井も同じように壁紙、地ベラ、カッターの順になるようにしてカットします。
上手に壁紙を貼るポイント
地ベラは床や天井に垂直にしてカットしていく
繋ぎ目
2枚目以降はつなぎ目に沿って壁紙を貼り付けていきます。
無地の場合はあまり気にする必要はありませんが、柄のある壁紙の場合は隣の壁紙との位置を調整しながら貼りつけましょう。
のりはすぐにくっつかないので、位置合わせはそれほど難しくありませんでした。
壁紙同士が被っていたり、隙間が空いている部分は手でずらしながら調整します。
無地の壁紙だと特に隙間が目立つので、しっかり合わせておきましょう。
最後にジョイントローラーを使って壁紙の繋ぎ目をコロコロして左右の高さを合わせていきます。
優しめに数回コロコロするだけでOKです。
このときのりがはみ出てくることがありますが、ティッシュやスポンジなどでふいておけばOKです。
上手に壁紙を貼るポイント
壁紙との繋ぎ目が残らないように丁寧にはりつけていく
コンセントなどの障害物
コンセント部分は壁紙を貼ったあとに、周辺だけバッテンで切り込みをいれていきます。
その後、不要な部分を地ベラを使ってカットしますが、コンセントカバーで隠れる場所なので、適当にカットすれば良いです。
しかし、カバーの範囲外を切ってしまうとこんなふうにはみ出てしまいますので気をつけてください。
適当に切りすぎたので補修しました。。
上手に壁紙を貼るポイント
コンセントカバーで隠れる範囲を把握しておくこと
壁際
壁際のカットも天井や地面と同じです。
壁、地ベラ、カッターの順にして、上から一気にカットしていきます。
はみ出す部分が多い場合は数センチ残して適当にカットしておくと作業がしやすいです。
上手に壁紙を貼るポイント
先にざっくりカットしておくと便利
貼ってはがせる壁紙のビフォー/アフター
全て貼り終わったあとのビフォー/アフターです。
作業時間は輸入壁紙2本分で5時間ほど。
撮影しながらだったので、実際には4時間程度で完成しました。
最初の1枚目と棚がついている複雑な場所は時間がかかりましたが、それ以外は想像以上にかんたんでした。
障害物まわりや上下のカット部分については素人のような粗さが目立ちますが、全体的にはきれいでパッと見気になる箇所はありません。
慣れない作業で疲れましたが、素人でも全然可能です。
上手に壁紙を貼るポイント
壁紙2本分で4時間。壁が複雑な構造になっていると時間がかかる。
まとめ
今は壁紙も素人が貼れる時代。
細かい部分の丁寧さは職人の方に負けますが、普段生活していて気になることはありません。
2万円以内でオシャレな輸入壁紙が貼れるので、おすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。