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FIFINE AmpliGame AM8T レビュー|マイクアーム付のコスパモデル
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
もうマイクに数万円もかける必要はないかもしれません。
少なくとも動画作成やゲーム配信を今から始めようという方に高価すぎるマイクを揃える必要はなくなりそうです。
コスパの良いマイクを連発しているFIFINEから、マイクアームがセットになったダイナミックマイク「AmpliGame AM8T」が発売されました。
- ダイナミックマイク
単一指向型のマイクで周辺の音を拾いにくい - コストパフォーマンスが良く初心者におすすめ
マイクアームがついて約1万円で買える - USB-C/XLR接続対応
初心者にも始めやすく本格的にも使える - シンプルでクールな外観
すっきりとしたデザインでスタイリッシュ - 頑丈で調整可能なアームスタンド
可動がなめらかで口元にもってきやすい
動画配信をしている方やテレワークをしている方など、デスクの前で作業することの多い方におすすめなダイナミックマイク。ホワイトノイズを拾いにくく、低音が強調されるため、聞く相手にも好印象を持たれやすいです。
風防スポンジも標準で搭載しているため、周囲の環境音も低減でき、聴く側はボイスに集中することが可能。
マイク出力はXLR/USBを両方サポート。USB-Cが付属しているので初心者から始めやすく、XLRとオーディオインターフェースを組み合わせた本格的な運用もできるマイクです。
これだけ多機能かつマイクアームもついて1万円ほどで購入できるコスパ最強なマイク。その実力について徹底的にレビューしていきます。
FIFNE K688ダイナミックマイク 外観
製品仕様・スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
ブランド | FIFINE(ファイファイン) |
型番号 | AmpliGame AM8T |
タイプ | ダイナミック |
接続端子 | XLR/USB |
感度 | -50±3dB |
S/N比 | 80dB |
ダイナミックレンジ | 120dB |
ゲイン調整幅 | 0〜+12dB |
ビットレート/サンプルレート | 16-bit/44.1k-48k Hz |
FIFNE K688ダイナミックマイク 外観
梱包品一覧
AmpliGame AM8Tはマイクアーム付のダイナミックマイクです。
- マイク本体
- マイクアーム
- USB-C to USB-Aケーブル
- クランプ
- 説明書
マイク本体
今回紹介するのは、AmpliGame AM8Tのホワイト。カラーはブラックとピンクもあります。
マイクは、スクエア状の形状をしています。
角は丸みを帯びているため、ポップでかわいい感じ。ロゴも目立たずシンプルに作られています。
AmpliGame AM8Tは風防スポンジが標準搭載されていて、モフモフした素材で覆われています。
ホワイトだとグレーっぽい風防スポンジが搭載。さわり心地も柔らかくて気持ち良いです。
風防スポンジを上に引っ張るとかんたんに外れるようになっています。中にはダイナミックマイクの集音部。
最初から風防スポンジがついているのは嬉しい点です。風防スポンジの毛が抜けるといったレビューもありましたが、外すと確かに細かな毛がついています。
ただ、わざわざ取り外すこともないので、気になるポイントではなさそうです。
マイクアーム取り付け用の支柱はブラックの5/8″インチネジ。
AmpliGame AM8Tはマイク側で操作できるようになっています。片面はミュートスイッチ。
ミュートは赤色に光るため直感的にミュート状態がわかるようになっています。
反対側には音量調節と調光ボタンがついています。
- 調光オン/オフ
- マイク音量
- イヤホン音量
- ミュートスイッチ
端子類はマイク底部に配置。
- XLR端子
- USB-C端子
- 3.5mmイヤホンジャック
USB/XLRの両方に対応しているため、初心者から始めやすいし、オーディオインターフェースを利用して本格的な使い方も可能です。
USB-Cケーブルは付属していますが、XLRケーブルは別途購入が必要です。
3.5mmイヤホンジャックを使うことでリアルタイムに自分の音声を確認できます。
マイクアーム
AmpliGame AM8Tはマイクアームが付属しています。マイクにピンクやホワイトを選んでもアーム部分はブラックのみです。
見た目も安っぽくないのでデスクにもしっかりフィットします。
クランプをデスクに固定し、マイクアームを差し込んで使います。デスクの厚みは約5.5cmまで対応しています。
デスク上は約4×3.1cmの台座がつきます。
背面側は約4.3cm出っ張ります。
トップ部分は5/8インチネジを搭載。マイク本体をここに取り付けて使用します。
アームも固すぎず柔らかすぎずで調整しやすく、直角にもなります。口元にもサッと持ってこられます。
AmpliGame AM8Tの特徴
ダイナミックマイク
AmpliGame AM8Tは、単一指向性なので、マイク正面にある口元の声だけを拾いやすいのが特徴です。
単一指向性(たんいつしこうせい)とは、特定の方向を捉えやすい性質を持っており、正面以外の音を拾いにくくいのが特徴。英語でカーディオイドと呼ぶ。
AmpliGame AM8Tのマイク先端から集音し、マイクと口元の距離は5〜15cmほどがおすすめです。音源にマイクを近づけることで低音が強調され、イケボになりやすいというメリットもあります。
また、ダイナミックマイクは、感度が高くないため特定の範囲(マイクの近く)のみの音を拾います。
キーボード音を拾いにくくなるので、ゲーム実況やライブチャットに向いています。
また、ダイナミックマイクは湿気や衝撃にも強いため、初めてマイクを導入する方にもおすすめできます。
ライブパフォーマンスのような周囲の音も合わせた音を収録したい場合は、周囲の繊細な音まで収録できるコンデンサーマイクの方が向いています。
XLR/USBの両方に接続可能
AmpliGame AM8Tは、XLR/USBの両方に接続できます。
XLR(エクサーラ)は、プロのオーディオ機器で使用されるアナログオーディオ接続。オーディオインターフェースやミキサーなどの機器と併用して使う。高品質な音声録音が可能。
USB接続であればPCに直接繋げるだけですぐに使い始められますし、PS5などUSBのみしか対応していない機器にも使えます。
プロ用として高音質を求めるのであれば、XLRも選択可能。ライトユーザーからプロフェッショナルまで対応しているのがメリットです。
マイク側の端子はUSB-Cと、最新のインターフェースに対応しているのも良き。
ただし、マイク底面についているボタンや音量調整はUSB接続時のみ使用可能で、XLRの場合はオーディオインターフェースと繋げてコントロールする必要があります。
FIFINEのSC3であれば7,000円台で購入できるコスパの良いオーディオインターフェースを手に入れられます。
底面のライティングは部屋に合わせて色を変えられる
AmpliGame AM8Tは、ゲーミングマイクであるため底面を光らせることが可能。
ゲーム配信をしたり、ゲームしながらチャットをしたりする人におすすめです。
RGBライティングは全8色。
単色で光らせることもできますし、グラデーションを楽しむこともできます。
ライティングの調整はマイクの側面から可能。タッチするだけでかんたんに色を調整できます。
光量は変えられませんが、眩しすぎず暗すぎずです。
ライティングスイッチを3秒間長押しすればオフにすることも可能です。
手元でミュートのオンオフを切り替えられる
手元で気軽にミュートボタンが切り替えられるのも良き点。
配信時に一時的にミュートにしたい場合は、ミュートボタンをタップでサッと切り替えできます。
わざわざアプリ側で設定変更する必要がないため、即座に切り替えできます。オンライン会議でも、この機能があるとめちゃくちゃ便利です。
AmpliGame AM8Tの音質と音声サンプル
AmpliGame AM8Tを利用して音声サンプルを録音してみました。
USBとXLR接続でそれぞれ検証しました。XLR接続時のオーディオインターフェースはFIFINEのSC3Wを利用しています。
▼USB-C
▼ XLR
USB接続でも音質はよく、低音が強調されており、余計な雑音も入らずクリアな音声になっています。
正直、このレベルの音質が1万円で手に入るのはおどろきです。
XLR接続にするとより低音が強調され落ち着いた声色になります。オーディオインターフェースを利用して本格的に配信を始めたいならXLR接続がおすすめですが、USBでも十分な音質を確保できていました。
続いて音割れや周囲の環境音をどれだけ軽減できるのか確認しました。
最初に試したのは破裂音。
▼破裂音
「ぱぴぷぺぽ」も音が割れることもなくしっかりと聴くことができます。
マイクアームの下にキーボードを置いて、音がどの程度入り込むのかを試しました。
▼キーボード音
キーボードは打鍵音が大きいタイプのHHKBを使用しましたが、音はかなり小さめです。
▼キーボード音(話しながら)
ただ、ショックマウントがついてないためデスクの振動音が多めに入っていると感じました。
ホワイトノイズもほとんど聞こえません。
▼ホワイトノイズ
FIFINEのK688とも聞き比べてみました。
K688はマイクアームなしで1万円程度で変えるマイク。マイクアームを差し引くとAmpliGame AM8Tよりも少しだけ高め。SHUREにも劣らない音質でコストパフォーマンスの高さに定評のあるモデルです。
▼K688
▼AM8T
USBで録音しました。音質はどちらも良いのですが、AM8Tの方が少し軽めに聞こえます。
低音がより強調されているのはK688です。
キーボートの音も確認。
▼K688
▼AM8T
キーボード音はK688の方が圧倒的に拾いにくいです。K688はショックマウントがついているため、デスクの振動音をほとんど拾いません。
キーボードの音をできるだけ入れたくない人はK688の方がおすすめです。
FIFINE AmpliGame AM8Tのイマイチな点
マイクアームがブラックしかない
AmpliGame AM8Tはブラック/ホワイト/ピンクと3色あるのですが、マイクアームはブラックで統一されています。
白好きの私としてはアームもホワイトで統一してほしいところ。
マイク単体でも購入できるため、アームもホワイトにしたい人は単体購入がおすすめです。
安いだけが理由で買ったこちらのマイクアームは千円ちょっとで購入できます。ただし、関節が固くて調整しづらいので、頻繁に動かす人には向いていません。
FIFINE AmpliGame AM8Tとスタンドタイプの価格差は2千円程度。価格のわりには質も良くアームも曲げやすいので色以外はおすすめできます。
FIFINE AmpliGame AM8Tがあれば配信が始められる
FIFINE AmpliGame AM8Tをレビューしました。
価格が安いので、初心者にも敷居が低く、それでいてオーディオインターフェースを使って高機能に使っていくことも可能。
音質も良く、マイクアームもついているのでコストフォーマンスも必要十分。
マイクとマイクアームを探しているならぜひ検討してみてください。
- 約1万円で買えるダイナミックマイク
- なめらかに動くマイクアームを標準装備
- 風防スポンジもついて破裂音を軽減
- シンプルでかわいめの外観
- USB-C/XLR接続対応
- マイク本体を白にしてもマイクアームは黒
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。