5,000円台で買えるゲーミングイヤホン｜BIGBIG WON HALO BUDSレビュー

プロコンなど、ゲーミングデバイスを手がけるBIGBIG WONが低遅延モードを搭載したワイヤレスイヤホンを発売しました。

「BIGBIG WON HALO BUDS」は、ANC/低遅延モード、10nmカスタムドライバーを採用したワイヤレスイヤホン。

透明なスケルトンデザインが特徴的でまさにゲーミングデバイス。

ゲームに没頭するのに必要な没入感/長時間装着を可能にした「BIGBIG WON HALO BUDS」をレビューしていきます。

メーカーより製品提供をいただき、記事を作成しています。

BIGBIG WON HALO BUDSスペック

操作はタッチセンサーを採用。

メーカーより製品提供いただき記事を作成しています。

BIGBIG WON HALO BUDSの魅力

スケルトン好きが喜ぶデザイン

「BIGBIG WON HALO BUDS」は、スケルトンデザインが特徴的なワイヤレスイヤホン。

色はクリアタイプとパープルの2色。

ガジェット好きには刺さりやすいスケルトンデザインは決して高級感はないものの、安っぽさはなく魅力的です。

パープルの外観はどこか退廃的でディストピアな世界観にマッチしています。

イヤホンは柄の部分がスケルトンになっていて、本体部分はブラック。

スケルトンにするなら精密機器が詰まっているであろうこの部分が透明であって欲しかったところ。

ケースもバッテリーが入ってるであろう部分は不透明です。

裏側もスケルトン。

パープルはよりサイバー感が増しているので、ゲーミング用としても似合います。

音質を高める3つの機能

「BIGBIG WON HALO BUDS」には音質を高める3つの機能が備わっています。

アクティブノイズキャンセリングを使うことで外界からの雑音をシャットアウト。実際に使ってみましたが確かに音はかなり軽減されています。

AirPods Proレベルというには言い過ぎかもしれませんが、電車の音は半分以下になりましたのでかなり高性能だと言えます。

ゲームをする人にはマスト機能なゲームモードも搭載。60msの超低遅延モードにすることで、映像と音の遅延を限りなく減らしてくれます。

実際に動画を見ていると通常モードでは確かにズレを感じます。ゲーム時でなくとも映像を見る時はゲームモードの利用がおすすめです。

音質は、10nmのドライバーユニットを採用することで、低音域のドンシャリ感がかなり強く出ています。

HIPHOPなどを聴いていても耳に重低音が響いてくれます。安いイヤホンだと薄っぺらさを感じてしまうのですが、聞き応えのある音でした。

代わりに中音域でのクリアさはイマイチ。女性ボーカルの歌も少しこもってしまうので突き抜ける感じはありません。

高音の音の良さを求める人にはちょっと辛いでしょう。

長時間バッテリーと付け替えできるイヤーチップ

イヤホン単体で最大6時間、ケースこみで25時間まで使えるバッテリーを搭載。

イヤホンはカナル型を採用。

シリコンイヤーチップは大中小の3種類が付属しています。

自分の耳にあったサイズにすることで、長時間の装着でも快適に使うことができます。

お値段以上の性能

「BIGBIG WON HALO BUDS」の価格は5千円台。

ANCや低遅延モードを備えていて、低音域もしっかり鳴らしてくれるため、コスパとしては良好。

イヤホンに1万円を超える予算はない人で、そこそこの音質が欲しい人にはおすすめです。

BIGBIG WON HALO BUDSのここがイマイチ

対応コーデックがAAC/SBCのみ

高音質のaptXなどには非対応。

私のようなイヤホンにわか勢にとっては、この価格でこの音質であれば文句ありませんが、音質にこだわりのある人には物足りなさを感じるかもしれません。

女性ボーカルの中高音の伸びもイマイチ。コストを抑えるために犠牲になっている部分です。

ドンシャリ感は強めなので、低音を重視する方や、普段は動画やゲームで使用することが多い人には十分でしょう。

BIGBIG WON HALO BUDSはこんな人におすすめ

「BIGBIG WON HALO BUDS」はコスパの良いゲーミングイヤホン。

意外に少ないスケルトンデザインが特徴的で、手に取りやすい価格帯。

ANCやゲーミングモードを備えつつ、そこそこ良い音質で聴けるコストパフォーマンスの高いワイヤレスイヤホンです。

興味があればぜひ購入してみてください。