- Amazon audible:2ヶ月間99円!
期間:12/12まで - Kindle Unlimited:3ヶ月99円で200万冊以上読み放題!
- Amazon Music Unlimited:3ヶ月無料で聴き放題
Ulanzi U-Mic Wireless AM18はコスパに優れた高品質ワイヤレスマイク レビュー
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
Youtubeなどの動画撮影、録音のマイクは何を使っていますか?
スマホや一眼レフの内蔵マイクでも音声は拾えますが、実際に動画編集してみると音質はイマイチ。
特に外出先では周囲の環境音により、自分の声が聞こえにくくなることも当然のようにあります。
そんなときおすすめなのがワイヤレスマイク。受信機とスマホを繋げ、胸元に送信機を装着して話すことで、クリアで聞き取りやすい動画撮影が可能。
しかし、良い機種は4万円を超えることもあり、その価格がネックでした。
今回紹介するのは、Ulanziから発売された新しいワイヤレスマイク。機能は高価格帯のワイヤレスマイクに負けていないのに、1万4千円ほどで買えるコスパに優れた新製品です。
- 2つの音源の同時録音をサポート
2つの送信機で対談ができる - 有効距離最大100メートル
2.4Gワイヤレス伝送技術 - 送信機に8GBのストレージ内蔵
ローカルにも最大14時間の録音で大事な音源を守れる - レシーバーのタッチスクリーン
送信機の設定も遠隔で変更できる - 最大20時間のバッテリー持ち
出先での録音でも安心して使える - コスパが高い!
充電ボックスにマイクが2個ついて14,000円以下
開けた時点で必要な設定はすべて完了しているため、初心者も安心して使えるようにもなっています。
というわけでUlanzi U-Mic Wireless AM18について外観から機能、実際の音声の違いまで徹底解説していきます。
- 遠隔でも音声をしっかり拾える
- 初期設定済みで初心者も安心して使える
- 最長20時間のロングバッテリー
- ローカル録音でバックアップ可能
- コスパの良い価格
- ウインドマフを装着したまま収納できない
- ノイズ除去機能がついていない
Ulanziとは?
Ulanzi(ウランジ)は、中国を拠点とするカメラアクセサリーおよびスマートフォン用アクセサリーの製造および販売を行う企業です。
照明、トリポッド、カメラケージ、レンズ、ライティングギア、モバイルリグ、スタビライザー、グリップなど、撮影器材に使うユーティリティを多数手掛けています。
特に、Ulanziはスマートフォンのビデオ制作や写真撮影に特化したアクセサリーを提供しており、クリエイターやYouTuber、ビデオプロデューサー、写真家などのユーザーの間では有名なブランド。
実際に私もスマホホルダーを購入したことがあるのですが、現役で今も使っています。
Ulanzi U-Mic Wireless AM18 外観
- 充電ケース
- 送信機x2
- 受信機x1
- アクセサリーコードx4
- 3.5mm to 3.5mm
- Lightning to 3.5mm
- USB-C to USB-A
- USB-C to USB-C
- 収納ポーチ
- ウインドマフ
- 取扱説明書
- ブラックPCスペーサー
製品仕様
充電器 | |
---|---|
入力電圧 | DC4.8〜5.4V |
スタンバイ電流 | 10uA-20uA |
充電時間 | 約120分 |
充電方法 | Type-Cケーブル |
本体サイズ | 97×58.5×57.9mm |
本体重量 | 128.5g |
入力電力 | 5V/2A |
充電電流 | 1500mAh |
受信機 | |
---|---|
サンプリングレート | 48KHz/16bit |
送信遅延時間 | 24ms |
伝送距離 | 100m |
感度 | -36dB±2dB |
周波数範囲 | 2.4GHz |
バッテリー容量 | 300mAh |
動作時間 | 6時間 |
充電時間 | 90分 |
サイズ | 65.5×17.5×41.4mm |
重量 | 34.5g |
送信機 | |
---|---|
サンプリングレート | 48KHz/16bit |
送信遅延時間 | 24ms |
周波数範囲 | 20-20KHz |
伝送距離 | 100m |
感度 | -36dB±2dB |
周波数範囲 | 2.4GHz |
バッテリー容量 | 300mAh |
動作時間 | 14時間(現地録音時 約5時間) |
充電時間 | 90分 |
サイズ | 35.6×15.5×45.8mm |
重量 | 23g |
充電ケース
まずは本体外観から。充電ケースはワイヤレスイヤホンを5倍ぐらいにしたようなサイズ感。
サイズは97×58.5×57.9mm。
AirPods Proと比較すると決して小さいサイズとは言えないですが持ち運び可能なサイズ感。この中に送信機2つに加え受信機が入っています。
トップにはメーカーロゴのUlanzi表記。
前面は充電残量のインジケーター。
背面には本体を充電するためのUSB-Cポートがついています。
本体を開けると受信機1台と送信機が2台お目見え。
ガジェット好きの心をくすぐる機械的なデザインです。
受信機
受信機のサイズは65.5×17.5×41.4mmの34.5g。小ぶりで薄いので撮影時のジャマにもなりにくいです。
受信機側にはディスプレイが搭載され、送信機側のバッテリー残量や音量も確認できるようになっています。
裏面にはシューマウントに挟めるタイプのクリップ。
シューマウントにスマホと受信機を合わせて固定しておくことが可能です。
左側面にはUSB-Cポートと電源ボタン。右側面はモニタリング用のポートにスマホやカメラとの通信ポートがついています。
- 左側面
- 電源ボタン/ロック/ペアリング
- USB-Cポート
- 右側面
- モニタリングポート
- スマホやカメラの通信ポート
送信機
送信機のサイズは65.5×17.5×41.4mmの23g。手のひらサイズで軽量なので、シンプルで目立ちにくいマイクです。
送信機は、受信機の半分のサイズほどの大きさ。前面にはステータスを表すインジケーター。
- 充電
- 受信機との接続
- マイク接続
- ローカル録音
上部は外部マイク接続ポートとマイクの受信口。受信口にはウインドマフを取り付けられます。
裏側にはクリップ。シャツにひっかけるなどして口元の声をクリアに拾います。
左側面は電源とミュートボタンと音量調整ボタン。右側面はローカル録音ボタンとローカル音声を取り出すためのUSB-Cポートが備わっています。
- 左
- 電源/ペアリング
- 音量(+-)
- 右
- ローカル録音/ミュート
- USB-Cポート
ローカル録音ボタンは長押しすることでミュートにもできます。
ケーブルは全部で4つ。
- 3.5mm to 3.5mm
- Lightning to 3.5mm
- USB-C to USB-A
- USB-C to USB-C
カメラやiPhone、PCやAndroidスマートホンと接続するためのケーブルがそれぞれついているので、付属品を追加購入する必要はありません。
Ulanzi U-Mic Wireless AM18 特徴
フタを開けたらすぐに操作可能
Ulanzi U-Mic Wireless AM18は、すでに受信機と送信機は最初から接続済であるため、フタを開けたらすぐに使える状態になっています。
取り出した時には電源がオンになっているため、すぐに録画を開始することが可能です。
接続できる機器も多様。一眼レフやスマホ、PCなどをサポートし、対応したケーブルも付属しているので、買い足しなしで使うことができます。
手軽に始められて、他のマイクと比較しても安いため、ワイヤレスマイクに詳しくない初心者の方にもおすすめです。
受信機のディスプレイで機器の状況がチェックできる
Ulanzi U-Mic AM18では、受信機や送信機の機器状況を受信機のディスプレイを通じてチェックすることができます。
受信機側のトップには、受信機だけでなく、送信機のバッテリー残量も表示されます。
- 受信機と送信機のバッテリー残量
- 受信機と送信機の接続状況
- マイクの集音量
撮影していたら途中でバッテリーが切れたり、音が拾えていなくて録音されていなかったという事態を防ぐことができます。
操作はタッチパネル式になっており、設定変更も受信機側から可能。
- ステレオ/モノラル
- モニターボリューム
- ゲイン
- システム設定
画面は、英語または中国語のみですが、特に迷うところはないでしょう。
誤動作を防止したい人は受信機側面にあるロックボタンを押すことで、タッチパネルを無効化できます。
音量調整など、手元で送信機側の調整ができるのは良い点。
もちろん送信機側でも操作可能です。
最長20時間のバッテリー
Ulanzi U-Mic AM18は、充電器と併用することで最大20時間のバッテリー寿命を実現しています。
連続使用時間 | |
---|---|
受信機 | 約6時間 |
送信機 | 約14時間(ローカル録音時5時間) |
連続使用時間は上記の通りですが、ケースが充電器にもなっているため、充電することで継続して利用できます。
ワイヤレスイヤホンと同じで、使わないときにケースに入れておけば充電できるため、屋外で長時間使用するときも安心です。
ローカル録音でバックアップ
無線のマイクは通信の断絶により音が途切れてしまうトラブルが発生する可能性もあります。せっかく撮影したのに、ノイズが入ってしまうと、録画素材が使えないものになってしまいます。
そんなトラブルが起きた時にも対処できるようにしているのがローカル録音。
送信機側で録音できるため、通信エラーが発生した際でも生の音声データを送信機側に残すことができます。バックアップにもなりますので、不安定になりやすい屋外などに有効です。
録音されたデータはUSB-Cケーブルを通じてPCに取り込むことができます。
録音性能
近距離での撮影
iPhone14 Pro Maxで動画を撮影し、スマホの内蔵マイクとUlanzi U-Mic Wireless AM18を装着した場合で比較してみます。
近い場所での撮影であればiPhoneのマイクもしっかり音声を録音します。
しかし、Ulanzi U-Mic Wireless AM18を使うと、より声をクリアに録音することができます。セリフも聞き取りやすくなるため、相手にもしっかり伝わります。
遠距離での撮影
少し離れた位置で撮影しただけでも大きく差が出ます。iPhoneでも音は拾うことができますが、声が小さくなるためボリュームをあげないと聞き取りにくいところも。
Ulanzi U-Mic Wireless AM18を使うと、まるですぐそばにいるかのように聞こえます。
ワイヤレスの良いところは、撮影機器と被写体が離れていても音声をしっかりと拾える点。
屋外で10mほど離れてみると、iPhoneでは全く音を拾うことはできませんが、Ulanzi U-Mic AM18ではしっかりと録音されました。
騒音環境での撮影
音楽を流した状態で撮影してみると、iPhoneでは音楽に声が紛れてしまいますが、Ulanzi U-Mic Wireless AM18を利用すれば、声が周囲の音よりも強く聞こえるため、聞き取りにくいといったことはありませんでした。
また、風が強い場所でウインドマフをつけた状態と外した状態で撮影しましたが、全く違います。
ウインドマフをつけないと環境音がうるさすぎて聞いていられないレベルですが、装着するとかなり静かになることがわかります。
多少の雑音は入っているものの、声ははっきり聞き取ることができましたので、外での撮影にはウインドマフは装着しておいた方が良いでしょう。
Ulanzi U-Mic AM18のデメリット
- ノイズ除去機能がついていない
- ウインドマフを挿したまま収納できない
Ulanzi U-Mic Wireless AM18は、ノイズキャンセリング機能はついていません。撮影していると「サー」という音が少しはいってしまいます。
ただ、実際に動画にしてみればわかるように、動画編集ソフトから消すこともできますし、何の編集もしていませんが、気になるところはありませんでした。
Ulanzi U-Mic Wireless AM18は、ウインドマフを挿したまま収納できません。
いちいち取り外す必要があるので少し面倒です。特に屋外の撮影時に使うことが多いですが、毎回取り外すのは手間だし紛失のリスクもあります。
付属の袋に入れるなどして紛失しないように気をつけましょう。
Ulanzi U-Mic AM18は、こんな人におすすめ
Ulanzi U-Mic AM18は、機能がしっかり詰まったコスパの高いワイヤレスマイク。
価格が安いわりに機能はしっかりついていて音質も良いので、これ1台で十分活躍できるレベルです。
- ワイヤレスマイクを初めて買おうとする人
- スマホで動画撮影をしたい人
- 外や喧騒のある場所で撮影をする人
- 対談形式の録音/録画をする人
動画撮影をお考えなのであれば、検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。