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レビュー SOUNDPEATS AIR3 DELUXE HS|進化したハイレゾ対応のイヤホン
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
インナーイヤー型でも良い音で聴きたい!
そんなことを考えていたあなたに朗報です。ワイヤレスイヤホンで有名なSOUNDPEATSよりハイレゾに対応したインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンが発売。
カナル型のハイレゾイヤホンは今までにも発売されていますが、インナーイヤー型は世界初。
今まで、ハイレゾには興味あったけど、カナル型の耳の奥に食い込む感じが苦手だった人におすすめのインナーイヤー型イヤホンになっています。
聞き疲れせずに、いかに音質を高められるかに挑戦したおすすめワイヤレスイヤホンです。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS ワイヤレスイヤホン 外観
Air3 Deluxe HS の外観から紹介します。
梱包内容はシンプル。
- 本体
- USB-C to Aケーブル
- 説明書
ケースのフォルムは丸っこくてかわいいタマゴタイプです。
光沢感のあるプラスチック素材なので、高級感はあまりなし。
前面にはLEDインジケーターと、ペアリングボタンを配置。
背面のヒンジ部分がゴールド調になってるため、安っぽさが薄れて引き締まった印象。「SOUND PEATS」のロゴと共にクールに作られています。
サイズは、60 x 23 x 48mmで重さは実測値37g。
底面にはUSB-Cケーブル。ワイヤレス充電には対応していません。
イヤホンはインナーイヤー型。イヤホンも同じくプラスチック素材ですが、こちらはマットタイプ。
ほんのりゴールドをあしらったロゴの部分が良いアクセントになっていて、素材のわりに安っぽさは感じません。
Air3 Deluxe HSは、ノイズキャンセリング機能を含めた4つのマイクを搭載。
通話用マイクはスティックの先端に配置することで、自分の声をしっかりと拾ってくれます。ENCノイズキャンセリング機能をう搭載しているため、騒がしい場所でもクリアな通話が可能。テレワークにも使いやすいです。
Environmental Noise Cancellationの略で、バックグラウンド環境のノイズを除去することで、主に通話中の相手が聞こえやすいメリットがある。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS ワイヤレスイヤホン 使用感
項目 | Air3 Deluxe HS |
---|---|
Bluetooth | 5.2 |
再生可能時間 | 5時間 |
充電ケース | 20時間 |
充電ポート | USB-C |
イヤホンタイプ | インナーイヤー型 |
ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー |
対応コーデック | SBC AAC aptX aptX Adaptive LDAC |
防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ENC |
ハイレゾ対応 |
ストレスのない着け心地
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはインナーイヤー型のため、感覚が薄れるほど自然な着け心地。
カナル型と違い耳への負担がほとんどないです。片耳4gのため、ずっと着けていても不快感を感じることがありません。
リモート会議が終わるたびに着けたり外したりせずともそのまま着けっぱなしにすることも可能。もちろん周囲から話しかけられてもはっきりと聞き取れます。
装着検出機能に対応
イヤホンに装着検出機能を搭載しており、製品に内蔵されたセンサーによって耳からイヤホンを取り外す・装着する動作を検知。つけ外しするだけで音楽の一時停止・再生を自動で行うことができます。
耳からイヤホンを外せば自動で音楽が停止するため、非常に使い勝手が良いです。
イヤホン側での操作はタッチセンサー式。
左:2回タップ 右:2回タップ | 再生/停止 受話/通話終了 |
左:1回タップ | 音量ダウン |
右:1回タップ | 音量アップ |
左:1.5秒長押し | 曲戻し 着信拒否 |
右:1.5秒長押し | 曲送り 着信拒否 |
片方だけで使えるためテレワークに最適
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは音質の高さもさることながら、リモート会議にも最適化されています。
その1つの機能が片耳モードが使えること。
これには2つの利点があります。
- 周囲(家族)との断絶感がない
- 片側ずつ交換することで1日中電池が持つ
右でも左でも片耳運用ができるということは、常に片方の耳は空けていられます。
イヤホンをされていると周囲の人は話しかけづらかったりするのですが、装着している側にも聞く姿勢が見えるため、相手側も余計な気遣いが減ります。
会社ではもちろん、家でリモートワークをしている場合も家族間のストレスを軽減することができますね。
さらに、片耳運用をすることで、常に片方のイヤホンは充電状態にすることができます。
ワイヤレスイヤホンを長時間使っていると、バッテリー切れの問題が発生しがちですが、その度に片耳を入れ替えれば連続使用が可能。
最長5時間とはいえ、長時間の会議をしているともっと早くバッテリー切れを迎えます。そういうケースにもあたふたせずに対応できるようになっています。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの音質
ハイレゾ音源に対応
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはイヤホン本体に14.2mmのダイナミックドライバーを採用。
ソニー独自の高音質コーデックLDACに対応しているため、ハイレゾ音源をはじめ、さまざまな音源をワイヤレスで楽しめるのが特徴です。
LDACはiPhoneなどで採用されているSBCコーデックよりも最大3倍の情報量で伝送できるため、ハイレゾ相当の高音質が聴ける仕組み。
LDAC未対応機種であっても、aptX Adaptiveなどの高音質コーデックには対応しているため、Androidユーザにはたまらない一品となるでしょう。
LDACコーデックに対応しているPixel7 Proで聴いてみましたが、高音の伸びに関しては4万円クラスのAirPods Proを凌ぎます。
女性ボーカルの声の美しさに加えて解像度も高く、それでいてキンキンとした音にならないため長時間聴いていても耳が疲れることがありません。
スマホでも一部のAndroidでしか採用されていないLDACまでサポートし、それが数千円で購入できるのがAir3 Deluxe HSの魅力です。
低音にも迫力のあるインナーイヤーサウンド
実際に聴き心地を確認してみると、1万円以下のイヤホンでここまでの音質が確保できるのかと衝撃を受けました。
インナーイヤー型はどうしても低音が苦手な傾向にありますが、低音もしっかりと聴かしてくれているので、Hip Hopもドープに楽しめます。
さすがにカナル型と聞き比べるとドンシャリ感に不足はあるものの、それでもかなり食らいついている印象。
中高音は期待通り、良い感じの抜け感。カナルのように世界から断絶された感覚を味わえるわけではないですが、自分の周囲を音が包み込んでくる印象を受けます。
なによりも音の伸びが良いのでこもった感じがせずに耳の奥全体に広がる感じがたまりません。
自室や喧騒の少ない場所で音楽の音質をじっくり楽しむのであれば、AirPods Proよりも音を楽しめると感じました。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS のデメリット・イマイチな点
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはコスパもよく、この価格帯でハイレゾにまで対応したという音質は確かなもの。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)はついていないので、電車内で音楽を楽しむのは向いていませんが、コストパフォーマンスを考えると上々な出来です。
イヤホンの持つパフォーマンスには申し分ないものの、利便性という意味で使いにくいポイントがありました。
取り出しから装着までが使いづらい
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは装着してからは軽くて着け心地も良いのですが、取り出してから装着までにもたつきます。
というのも、ケースのフタを開けると本体の向きが逆になっているためです。
そのため、取り出してから本体をクルッと回してから耳に装着せねばならず、余計な手間がかかります。
AirPodsであれば、取り出してそのまま耳に入れるだけなので非常に扱いやすいため、余計にストレスに感じてしまいました。
耳に触れただけで音量が上下する
Air3 Deluxe HSはタッチセンサーを採用しています。
明確に動作させたい場合は、操作性は良いのですが、感度が良すぎるために誤動作が発生しやすいです。
イヤホンに触れただけで音量が上下するため、不意に触れてしまったときにボリュームが上がり驚くシーンが何回かありました。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS まとめ
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはインナーイヤー型で初めてハイレゾ音声にまで対応した高音質なワイヤレスイヤホン。
音楽を楽しむだけでなく、ENCノイズキャンセリングや片耳モードなど、テレワークやリモート会議にも便利に使える機能が満載。
仕事では会議用に利用し、プライベートでは音楽を楽しむといった使い方が可能です。それでいて7,000円代という破格の製品。
- LDACの高音質コーデックに対応
- ハイレゾ音質も聴ける
- 1日中着けても気にならない快適な装着性
- 装着センサー搭載
- 片耳モードがテレワークに便利
- ワイヤレス充電非対応
- ANC非対応
- ケースからの取り出しが一手間かかる
- タッチセンサーの感動が良すぎる
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。