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BUFFALO Wi-Fi6Eルーター「WSR-5400XE6」レビュー|買いやすい価格になったニューモデル
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
本記事では、Wi-Fi6Eに対応したBUFFALO(バッファロー)のルーター「WSR-5400XE6」についてレビューします。
6GHz帯が加わり、さらに繋がりやすくなったトライバンドルーターにより、快適通信が可能になった次世代ルーターです。
21年連続販売台数No1の実績をほこるBUFFALOのルーターから最新のWi-Fi規格に対応したルーターが登場。
- Wi-Fi6E対応でよりたくさん同時に繋がる
(6GHz:2401Mbps、5GHz:2401Mbps、2.4GHz:573Mbps)でスムーズに通信 - 160MHz対応で安定して通信できる
従来より2倍のチャネル幅となる160MHzに対応 - 有線2.5GLANポート搭載
高速通信サービスに対応でさら安定した通信ができる - 家じゅうを繋がりやすくするWi-Fi EasyMesh
中継機設置で途切れにくいメッシュネットワークを実現 - ネット時代の強固なセキュリティ
情報流出/フィッシング詐欺/サイバー攻撃/有害サイトブロックが1年間無料
最新の技術を使いながらもシンプルでスッキリした外観なのも特徴的。設定もかんたんで初心者でも使いやすいのがBUFFALOのルーターです。
WSR-5400XE6の外観から特徴、通信速度の検証まで詳細にレビューしていきます。
- Wi-Fi6E対応で同時にたくさん繋がる
- 6GHz帯でさらに安定した通信を確保
- 有線2.5GLANポート搭載
- EasyMesh対応で家じゅうに電波を届かせる
- セキュリティ機能も充実
- Wi-Fi6E対応端末が少ない
BUFFALO WSR-5400XE6の製品仕様・スペック
スペック
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6E 6GHz: IEEE 802.11ax:2401Mbps (160MHz 2×2) 5GHz: IEEE 802.11ax:2401Mbps (160MHz 2×2) IEEE 802.11ac:1733Mbps (160MHz 2×2) IEEE 802.11n: 300Mbps (40MHz 2×2) IEEE 802.11a: 54Mbps 2.4GHz: IEEE 802.11ax: 573Mbps (40MHz 2×2) IEEE 802.11n : 300Mbps (40MHz 2×2) IEEE 802.11g : 54Mbps IEEE 802.11b : 11Mbps |
伝送方式 | CCK、DSSS、OFDM、OFDMA、MIMO |
セキュリティ | WPA3 Personal WPA2 Personal WPA/WPA2 Personal WPA2/WPA3 Personal WEP(128-bit / 64-bit) Any接続拒否 プライバシーセパレーター MACアクセス制限(最大登録許可台数:64台) |
アンテナ | 内蔵アンテナ 6GHz:2本 5GHz:2本 2.4GHz:2本 |
有線LANポート | LANポート: 最大1Gbps(1G/100M/10Mbps)×3(AUTO-MDIX) INTERNETポート: 最大2.5Gbps(2.5G/1G/100M/10Mbps)×1(AUTO-MDIX) |
USBポート | |
消費電力 | 16.2W(最大) |
サイズ | 59x177x175mm |
重量 | 約650g |
保証期間 | Ⅰ年 |
BUFFALO WSR-5400XE6の外観レビュー
BUFFALO「WSR-5400XE6」の外観からレビューをしていきます。
Wi-Fi6E対応モデルとしては、最上位に位置する「WXR-11000XE12」からお求めやすい価格になったのがWSR-5400XE6。
ハイエンドに比べてスペックは劣るものの、価格はWi-Fi6対応モデルにもかなり近づいています。
Wi-Fi6Eは、6GHz帯に対応。より多くの端末を安定して通信することができます。
梱包内容はこちら。
- 本体
- スタンド
- LANケーブル(カテゴリー5e:0.5m)
- ACアダプター
- 取扱説明書
- 保証書
本体サイズは、59x177x175mmでひし形のような形状。
付属のスタンドをつけることで縦置きにも横置きにもできます。
Wi-Fi6Eに対応したハイスペック機種のわりには、スタイリッシュでコンパクトなので、インテリアにもなじみます。
前面にはAOSSボタンを搭載。デバイスとルーターをかんたんに接続可能です。
LANポートは1Gbpsが3つ、2.5Gbps1つを搭載ししています。
- LANポート1.0Gbps x 3
- LANポート2.5Gbps x 1
USBポートはついていません。
BUFFALO WSR-5400XE6の特徴
Wi-Fi6E対応
BUFFALO「WSR-5400XE6」は、Wi-Fi6Eに対応したルーターです。
無線通信で利用されている周波数(5GHz、2.4GHz)に加えて、新たに6GHz帯を利用できるようにした規格。
より多くのデバイスを同時に接続しても安定して高速通信ができるようになる。
5GHz帯と最大スピードは変わりませんが、6GHz帯という新たな周波数帯が利用できることで、たくさんのデバイスが同時に通信しても快適に繋がるようになりました。
- 周波数の追加で同時接続をより快適に
5GHz帯で使える160MHzのバンド2本に加えて、6GHz帯では3本のチャンネルが選択できるように。 - 混雑や干渉が少ない
6GHz帯はデバイス側も対応している必要があるため、まだ最新の高スペックな端末しか利用できません。他の遅い端末に帯域に占有される心配もなく、安定して接続できます。 - DFSによる待機時間なし
5GHz帯は、気象レーダーや航空レーダーを検知すると60秒間Wi-Fiを停止するDFSの機能がついています。6GHz帯ではレーダー波は利用されていないため、快適な通信が期待できます。
高速伝送の選択肢が増えたことで、より繋がりやすく安定的な通信を確保できるのがWi-Fi6Eです。
バンドステアリングLiteで帯域の自動切替
BUFFALO「WSR-5400XE6」は、端末との電波強度を判断し、自動で帯域切替を行うバンドステアリングLite機能を搭載。
5GHz、6GHz帯は遠いけど距離に弱いですが、2.4GHz帯は遅いかわりに遠くまで電波が届くという特徴があります。
バンドステアリング機能では、その境界線を自動で判断してWi-Fiチャネルを切り替えることができるので、ユーザーが意識せずとも快適に通信できるようになっています。
Wi-Fi EasyMeshに対応で家じゅう繋がる
BUFFALO「WSR-5400XE6」は、Wi-Fi EasyMeshに対応しています。
親機と中継機が互いに通信し合うことで、網目(メッシュ)状のネットワークを構築するWi-Fiの仕組み
1戸建てだと家のメインエリアの電波は良いけれど、お風呂場やトイレなど、電波の届きにくい隅のスペースは回線が遅くなってしまうことも。
そんなときは中継機(子機)を置いておくことで、電波範囲を拡張することができます。
通常、中継機に繋げるときはSSIDを手動で切り替える必要がありましたが、メッシュWi-Fiは電波が強いルーターを自動で判断。自動で切り替わるのでシームレスに安定してインターネットにつながります。
Wi-Fi EasyMeshは、Wi-Fi Allianceが策定した統一規格のため、異なるメーカー間の通信も可能とします。
つまり、BAFFALOの親機とTP-Linkの子機で切り替え可能ということです。
最大2.5Gbpsで通信可能な有線LAN搭載
BUFFALO「WSR-5400XE6」は、最大2.5Gbps対応のインターネットポートを搭載しています。
無線ではどうしても速度低下や遅延を招きやすいため、回線速度を損なうことなく使える高速有線LANポートがあるのも特徴の1つです。
家族のネットワークを守るセキュリティ対策(1年無料ライセンス)
「WSR-5400XE6」を購入すると「ネット脅威ブロッカー2 ベーシック」の1年間無料ライセンスがつきます。
不正な遠隔操作やマルウェア、防犯カメラの映像の流出など、日々のセキュリティリスクは大きいです。
家庭ではどうしてもセキュリティ対策はおそろかになりがち。インターネットに接続できるデバイスが無数にあり、それぞれにセキュリティ対策をするのも非現実的です。
BUFFALO「WSR-5400XE6」であれば、ルーターレベルでセキュリティをかけることができるので、家庭内にあるデバイスをまとめてサイバー攻撃から守ることができます。
- 情報流出から守る
情報漏洩となる通信の自動ブロック/特定端末のブロック/危険UPnPブロック - フィッシング詐欺から守る
悪質サイトを自動で判断してブロックすることで侵入検出の防止・漏洩の防止 - 子供のネット利用時間を制限
インターネットの利用可能時間を制限や有害サイトのフィルタリングも可能。端末ごとに設定が可能なので、親と子供の使い分けもできます
1年間は無料で利用可能で、
契約期間 | 料金 |
---|---|
1年間 | 3,300円 |
2年間 | 5,940円 |
3年間 | 7,920円 |
BUFFALO WSR-5400XE6のイマイチな点
6GHz帯を利用できるデバイスはまだ少ない
BUFFALO「WSR-5400XE6」は、6GHz帯を採用することで、混線に強く、より快適に繋がるようになています。
IoTにより様々なデバイスをネットワークに接続するうえで今後普及していくことでしょう。
しかし、6GHz帯を利用するには、デバイス側も対応している必要があります。
2022年に登場した技術のため、最新の端末でも対応していないものも多く、iPhone14シリーズでも非対応です。
対応端末はPixel7 Proなど、一部のハイエンド端末に限られているので、家にあるデバイスを確認しておきましょう。
今後はWi-Fi6Eに対応したデバイスも多く登場するはずですし、非対応でも5GHz帯や2.4GHz帯は使うことができます。
ルーターは、それほど頻繁に買い替えるものでもありません。今、買うならWi-Fi6E対応ルーターを購入しておくのも良いでしょう。
BUFFALO WSR-5400XE6の接続方法
BUFFALO「WSR-5400XE6」のルーターに接続する方法は2つ。
- 暗号化キーを直接入力する
- 専用アプリでQRコードを読み取る
Wi-Fiの設定画面に進むと「Buffalo-5G-xxxx」などのSSIDが表示されるので、タップしてルーター裏面にある暗号化キーを入力するだけ。
- Buffalo-2G-xxxx
- Buffalo-2G-xxxx-WPA3
- Buffalo-5G-xxxx
- Buffalo-5G-xxxx-WPA3
- Buffalo-6G-xxxx
- Buffalo-6G-xxxx-WPA3
6GHzは対応する端末のみ表示されます。
専用のアプリを使っても設定が可能です。
QRsetup
BUFFALO INC.無料posted withアプリーチ
セットアップカードのQRコードを読み取ることで暗号化キーを入れることなくWi-Fi設定が可能。ただし、WPA3には対応していません。
WPA3のSSIDが表示されているのであれば、セキュリティ性も高いのでWPA3のSSIDをおすすめします。
BUFFALO WSR-5400XE6の速度検証
スピードテスト環境
BUFFALO「WSR-5400XE6」の電波の範囲や速度を検証していきます。
- NURO光1G
- 3LDK戸建て
- 木造建築
- 地方在住
計測は、ルーターのある寝室と少し離れたテレワーク用の部屋、そして電波状況の悪いトイレで計測しました。
- iPhone14 Pro Max(Wi-Fi6対応)
- Pixel7 Pro(Wi-Fi6E対応)
速度比較結果
速度比較結果です。
Pixel7 Pro(6GHz) | iPhone14Pro (5GHz) | |
---|---|---|
①下り/上り | 524Mbps/534Mbps | 338Mbps/621Mbps |
②下り/上り | 98Mbps/60Mbps | 207MBps/113Mbps |
③下り/上り | 48Mbps/76Mbps | 40Mbps/16Mbps |
5GHz、6GHzともにルーターの近い場所では十分なスピードを確保することができました。
しかし、6GHz帯は若干電波が届きにくく、主要な部屋でも離れていると速度が低下してしまいました。
6GHz帯を使うのであれば、ルーターの置いてある部屋で占有して使うと一番効率的に使うことができそうです。
また、一戸建ての場合、電波が届きにくい場所が発生してしまいます。そんなときは中継機をうまく活用するのがおすすめです。
BUFFALO WSR-5400XE6とWXR-11000XE12
Wi-Fi6Eに対応しているWSR-5400XE6と上位モデルのWXR-11000XE12のスペックを比較しました。
WSR-5400XE6 | WXR-11000XE12 | |
---|---|---|
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6E 6GHz: IEEE 802.11ax:2401Mbps (160MHz 2×2) 5GHz: IEEE 802.11ax:2401Mbps (160MHz 2×2) IEEE 802.11ac:1733Mbps (160MHz 2×2) IEEE 802.11n: 300Mbps (40MHz 2×2) IEEE 802.11a: 54Mbps 2.4GHz: IEEE 802.11ax: 573Mbps (40MHz 2×2) IEEE 802.11n : 300Mbps (40MHz 2×2) IEEE 802.11g : 54Mbps IEEE 802.11b : 11Mbps | Wi-Fi6E 6GHz: IEEE 802.11ax:4803Mbps (160MHz 4×4) IEEE 802.11a:54Mbps 5GHz: IEEE 802.11ax:4803Mbps (160MHz 4×4) IEEE 802.11ac:3466Mbps (160MHz 4×4) IEEE 802.11n: 600Mbps (40MHz 4×4) IEEE 802.11a: 54Mbps 2.4GHz: IEEE 802.11ax: 1147Mbps (40MHz 4×4) IEEE 802.11n : 600Mbps (40MHz 4×4) IEEE 802.11g : 54Mbps IEEE 802.11b : 11Mbps |
伝送方式 | CCK、DSSS、OFDM、OFDMA、MIMO | CCK、DSSS、OFDM、OFDMA、MIMO |
セキュリティ | WPA3 Personal WPA2 Personal WPA/WPA2 Personal WPA2/WPA3 Personal WEP(128-bit / 64-bit) Any接続拒否 プライバシーセパレーター MACアクセス制限(最大登録許可台数:64台) | WPA3 Personal WPA2 Personal WPA/WPA2 Personal WPA2/WPA3 Personal WEP(128-bit / 64-bit) Any接続拒否 プライバシーセパレーター MACアクセス制限(最大登録許可台数:64台) |
アンテナ | 内蔵アンテナ 6GHz:2本 5GHz:2本 2.4GHz:2本 | 外部アンテナ 6GHz専用アンテナ:4本 5GHz/2.4GHz共通アンテナ 4本 |
有線LANポート | LANポート: 最大1Gbps(1G/100M/10Mbps)×3(AUTO-MDIX) INTERNETポート: 最大2.5Gbps(2.5G/1G/100M/10Mbps)×1(AUTO-MDIX) | LANポート: 10G/5G/2.5G/1G/100Mbps×1(AUTO-MDIX) 1G/100M/10Mbps×3(AUTO-MDIX) INTERNETポート: 10G/5G/2.5G/1G/100Mbps×1(AUTO-MDIX) |
USBポート | USB 3.2 (Gen1) | |
消費電力 | 16.2W(最大) | 43.0W(最大) |
サイズ | 59x177x175mm | 300×195×75mm |
重量 | 約650g | 約1515g |
保証期間 | Ⅰ年 | 1年 |
上位モデルのWXR-11000XE12は、アンテナが4本あるため、より広範囲に電波がいきわたるので、部屋の隅々まで安定して接続できる可能性が高まります。
また、有線LANポートも10Gに対応することで、高速回線の性能をフルに発揮できる可能性が高いです。
家庭内サーバー用にUSBポートもついていたりと、ルーターの機能がてんこ盛りとなったフラグシップモデルがWXR-11000XE12です。
一方で、アンテナが外部となりサイズ感も大きく、価格も高め。戸建てで家族が使うだけであればWSR-5400XE6で必要十分だと感じました。
BUFFALO WSR-5400XE6はコスパの良いWi-Fi6E対応ルーター
BUFFALO「WSR-5400XE6」は、Wi-Fi6Eに対応し、トライバンドで接続できる高性能ルーター。
ネットワークに接続する台数が多くても帯域をしっかりと確保できるため、安定して高速通信を楽しむことができます。
今やネットに繋がらないと何もできない時代になりつつあります。通信の快適さはQOL(クオリティ・オブ・ライフ)にも大きく影響します。
- ネットが遅いと感じたことがある
- ネトゲや動画配信など、大容量の通信をひんぱんに行う
- 家族それぞれがネットをよく利用する
- Wi-Fi6E対応デバイスを持っている
- 今後も新しいデバイスを追加していく予定がある
まだまだWi-Fi6E対応機器は少ないですが、これから主流になっていくと思われます。5GHz帯も気づけばほとんどのデバイスが対応するようになっています。
2024年には次世代規格のWi-Fi7が登場する予定ですが、一般家庭に広く浸透するのはまだまだ先の話。
2万円以内と比較的安く買える価格です。長く快適に使いたい方におすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。
- Wi-Fi6E対応で同時にたくさん繋がる
- 6GHz帯でさらに安定した通信を確保
- 有線2.5GLANポート搭載
- EasyMesh対応で家じゅうに電波を届かせる
- セキュリティ機能も充実
- Wi-Fi6E対応端末が少ない