- Amazon audible:2ヶ月間99円!
期間:12/12まで - Kindle Unlimited:3ヶ月99円で200万冊以上読み放題!
- Amazon Music Unlimited:3ヶ月無料で聴き放題
Tapo H110レビュー|家中のあらゆる家電をコントロールする

スマートホームデバイスで有名なのはSwitchBotですが、もう1つ有名なメーカーがあることをご存知ですか?
実は、Wi-Fiルーターで有名なTP-Linkでも多くのIoT機器を発売しているTapoシリーズを発売しています。

私の書斎はTapo製品をメインにしています。
今回紹介するのは、赤外線家電の操作を行うことのできるTapo H110。センサーやGPS連動、音声アシスタントとも連携できる高機能なスマートハブです。


別売の開閉センサーや人感センサーとも連動し、家中のあらゆる家電を必要なタイミングでコントロールできるんです!
多様なシーンで活躍するTapo H110の魅力を、わかりやすく解説します。


Tapo H110 製品仕様・外観
Tapo H110の製品仕様はこちら。
項目 | 仕様 |
---|---|
製品名 | Tapo H110 |
対応デバイス | 赤外線リモコン対応の家電(エアコン、テレビ、照明など) |
対応ブランド | 8,000以上のブランド、18種類のデバイスタイプに対応 |
通信方式 | Wi-Fi 2.4GHz、Sub-1GHz |
音声アシスタント対応 | Siri、Amazon Alexa、Googleアシスタント |
アプリ対応 | Tapoアプリ(iOS、Android) |
スケジュール機能 | 対応 |
GPS連動機能 | 対応 |
チャイム機能 | 内蔵 |
サイズ | 約70×70×26mm |
重量 | 約60g |
電源 | USB Type-C |
外観・サイズ
Tapo H110は、円形のシンプルな形が特徴的。前面には赤外線センサーを備えており、あらゆる家電をコントロールできるようになっています。


サイズは70x70x26cm。それなりの大きさはありますが、すっきりした形状をしています。


手に持つと非常に軽量で、インテリアの邪魔にならず、どんな部屋にも自然に溶け込むデザインです。
背面には壁掛け用の穴もついています。付属の両面テープでもピンでも取り付け可能です。


電源はUSB-C端子。


付属品
付属品はこちら。


- Tapo H110 × 1
- 3M両面テープ× 1
- USB-Cケーブル(C to Aタイプ)× 1
- かんたん設定ガイド
USB-C to Aのケーブルは含まれていますが、電源は含まれていませんので別途用意する必要があります。
ケーブルの長さは約1.5mです。
Tapo H110 特徴
赤外線リモコンを操作できる
Tapo H110では、テレビ、エアコン、扇風機など、8,000社以上の家電製品に対応した赤外線制御が可能。スマホで家電を一括操作できるため、リモコンが不要になり、暮らしが快適になります。
たくさんあるわずらわしいリモコン管理が不要となり、アプリ1つでまとめて対応できるのが魅力的。
リモコンの追加方法も簡単です。
- 家電種類の選択
- メーカーの選択
- H110に向けて追加したいリモコンのボタンをおす


こうすることで、一番近いリモコンのタイプを表示。操作に問題なければそのまま登録すれば完了です。
スマートスピーカーと連動することで音声コマンドで操作もできます。
我が家のLGのテレビもしっかり認識。ただ、LGのテレビは全てのボタンを完全に認識してくれません。



ここに関しては、SwitchBotも同様です
足りないボタンがある場合は1ボタンずつ割り当てるも可能です。
エアコンの場合は、ただ電源をオンにするだけでなく、「冷房/22℃/自動/縦スイング」のように複数の入力が必要なアクションをまとめることができます。


ワンボタンで好みの設定で起動することができるようになりました。





リモコンよりも便利な使い方ができます!
外出先からもエアコンや家電のオンオフができる
Tapoアプリを利用することで、外出先からでも家のエアコンや家電製品のオン/オフが手軽に行えます。


外出した時に「電源つけっぱなしだったかも。。」となっても大丈夫。アプリから確認できるので、電気代の節約にも役立ちます。
Tapoのスマートホーム機器とも連動できる
スマートホーム化ができるブランドはSwitchBotだけではありません。私のテレワーク環境はTapoシリーズが大半を占めていますが、Tapoでもほとんど同じことが実現できます。
Tapo製品 | 概要 |
---|---|
スマートランプ | E26口径電球のオンオフをコントロール |
スマートコンセント | 電源のオンオフをコントロール |
モーションセンサー | 動きを検知し家電をコントロール |
接触センサー | 窓/ドアのセーフガード |
スマートボタン | ボタン1つでまとめて家電をコントロール |
温湿度計 | 温度・湿度を管理できるセンサー |
水漏れセンサー | 水漏れを検知 |
屋内見守りカメラ | 屋内で利用する見守りカメラ |
屋外カメラ | 屋外で利用できる監視カメラ |
ドアホン | 訪問者をスマホでチェック |
ロボット掃除機 | 毎日のお掃除を簡単に |
モーションセンサーなどの動きを検知し、ハブとなるH110からスマートホーム機器を操作することで、あらゆる家電を動かすことができます。
- 部屋で動くものを検知したら照明を点灯/10分以上検知しなければ消灯
- ドアが開いたら照明を点灯
- 部屋の温度に応じてエアコンを動作
- 水漏れを検知したらH110のブザーを鳴らす
- 監視カメラに不審な人影が映ったらブザーで知らせる
- ドアホンと連動してチャイムを鳴らす
私は書斎の部屋の照明を時間帯に応じて分けています。


日中は明るく、夜は間接照明だけにして落ち着ける雰囲気にしたりと、多くの家電をまとめてコントロールできるのが魅力的です。
赤外線リモコンのコントロールが不要であれば、TapoH100でも同じことができますので、こちらがおすすめです。


GPSと連動して外出時/帰宅時の家電も自動化
Tapoアプリにはジオフェンシング機能がついており、自身のスマートフォンの位置情報をもとに家電をコントロールすることができます。


例えば自宅の近くに近づいたら、照明をオンにしたり、エアコンをつけておくなど、室内を快適な状態にすることもできます。


ロボット掃除機と組み合わせれば外出時の人がいない時にだけ稼働させたり、防犯カメラの機能をオンにするなど、ライフスタイルに合わせて臨機応変に家電をコントロールできるのです。
SwitchBotよりもスマートホーム機器は少ないですが、Tapoは屋外の監視カメラの種類が豊富。
スマートボタンなど個性的なアイテムもあるので、おすすめです。


SwitchBotよりも価格が安い


Tapo H110はスマートハブとしての役割を持つので、スマートホーム化するのであればまず必要になってくるアイテムです。
しかし、SwitchBotのハブは安いものでも定価が6,000円超とかなり高め。最新のSwitchBotハブ3は多機能化が進み、16,980円と高価格化が進んでいます。
それに比べると、TapoH110は3,980円とかなりコスパの良い価格帯で購入することができます。
機能が異なるため単純比較するには難しいですが、スマートホームを導入してみたい方にとっては、敷居が低く試しやすいでしょう。


Tapo H110 デメリット/注意点
赤外線の届く範囲に制限がある
赤外線は直進には強いのですが、家具などの障害物があると信号が届きにくくなります。
Tapo H110を赤外線の届く範囲を考えた設置場所にする必要があります。


ただ、円形状になっていることで、あらゆる方向に赤外線を飛ばすことは可能。多少影に隠れている状態でもきちんと反応してくれました。
ストレスなく使うには部屋を見渡せる範囲に置いておくのが良いでしょう。
コンセントに直接挿せない
電源はUSB-C経由ですが、付属しているのはケーブルのみなので、USBアダプターを用意する必要があります。


Tapo H100のようにコンセントに直接挿すタイプもありますが、こちらは赤外線センサーはついていません。
H110とH100の違いは次で説明します。
Tapo H110とTapo H100の違い
Tapo H110とH100の違いは以下の通り。
項目 | Tapo H110 | Tapo H100 |
---|---|---|
製品カテゴリ | スマートリモコン&ハブ | チャイム機能付きスマートハブ |
主な機能 | 赤外線家電の操作、センサー連携、GPS・音声アシスタント対応、Matter対応 | センサー連携、チャイム、スマートアクション、ドアホン連携 |
対応デバイス数 | 赤外線家電18種、8,000ブランド以上 | 最大64台のTapoデバイス |
通信方式 | Wi-Fi 2.4GHz / Sub-1GHz / Bluetooth | Wi-Fi 2.4GHz / Sub-1GHz |
音声アシスタント対応 | Alexa、Google、Siri対応 | 対応なし |
チャイム機能 | 93dB、18種サウンド | 90dB、19種サウンド |
サイズ | 79×79×32mm | 72×62.5×51mm |
電源 | USB Type-C(5V/2A) | AC電源(コンセント直挿し) |
Matter対応 | 対応 | 非対応 |
スマートリモコン機能 | あり | なし |
GPS連動 | 対応 | 非対応 |
定価 | 3,980円 | 2,800円 |
- スマートリモコン機能: Tapo H110は赤外線リモコンの代わりになりますが、Tapo H100にはこの機能はありません。
- 音声アシスタント対応: Tapo H110は音声での家電操作が可能ですが、Tapo H100は音声アシスタントには対応していません。
- Matter対応: Tapo H110はスマートホームの統一規格であるMatterに対応しており、異なるブランドのデバイスとの連携が容易です。
- 電源供給方法: Tapo H110はUSB Type-C経由での電源供給が必要で、電源アダプターは別途用意する必要があります。
赤外線を利用した家電のコントロールをしたい人はH110がマスト。
Tapoのスマートセンサーなどの連動だけでもかなり使えるので、リモコンのコントロールをする必要がなければH100の方が使い勝手が良いでしょう。




Tapo H110 こんな人におすすめ
Tapo H110についてレビューしました。
スマートリモコン機能で家電をスマホや音声で操作したい方や、Matter対応製品を活用して本格的なスマートホームを構築したい方に最適です。価格が安いので、初めてのスマートホーム機器としてもおすすめできます。
- 手元にリモコンが多くて管理にストレスを感じている
- スマートホーム機器に興味があり、安く始めてみたい
- 外出先から家電を操作/動作状況を確認したい
Tapo H110は赤外線リモコン機能やMatter対応など最新スマートホーム機能を備えており、拡張性と利便性が高いのが特徴です。一方、Tapo H100はコンパクトで簡単に設置でき、センサーやチャイム用途に特化したシンプルなスマートハブです。用途やニーズに応じて使い分けるのがおすすめです。
自分の家の環境にあったものを選んでみてください。

