- Amazon audible:2ヶ月間99円!
期間:12/12まで - Kindle Unlimited:3ヶ月99円で200万冊以上読み放題!
- Amazon Music Unlimited:3ヶ月無料で聴き放題
ASUS Wi-Fi6対応ルーター RT-AX1800U レビュー ビジネスレベルのセキュリティを確保できるエントリーモデル
こんにちは、レビュー用ルーターが家に大量にあるあおい(@tolkoba)です。
今回ご紹介するのは、ASUSのルーター。
ゲーミングルーターを数多く手がけているASUSが、Wi-Fi6対応のエントリーモデルを新たに発売。
MU-MIMO、OFDMA技術により複数デバイスとの同時通信にも強いモデルです。
また、ペアレンタルコントロール機能も充実しているため、子どもをインターネットの脅威に無防備にさせることもなく、安心で、大人も助かるセキュリティ対策がてんこもり。
4Gドングルに対応しているためスマホとUSBで接続することでテザリングも対応可能。
ゲーミングモデルから一般向けに機能を削ぎ落とし、コスパを上げたのがRT-AX1800Uとなります。
- ASUS RT-AX1800Uの特徴
- ASUS RT-AX1800Uの設定
- ASUS RT-AX1800Uの速度テスト結果
- RT-AX3000 V2との違い
というわけでASUS RT-AX1800Uのレビューをしていきます。
- Wi-Fi6対応ルーターのエントリー機
- 最新のネットワークセキュリティを無料で使える
- お子様やお年寄りを守るペアレンタルコントロール
- ビジネスレベルの機能が豊富
- 部屋の隅では電波が届きにくい場所もある
ASUS RT-AX1800U スペック
ASUSのルーターとは
ASUS(エイスース)とはパソコンやスマホを中心としたガジェットデバイスを製造している台湾のメーカーです。
PCのマザーボードでは40%のシェア率を誇り、ノートPCも一般向けからゲーミング向けまで幅広く人気があります。
ルーターも、インフラとして重要な要素である安定性に定評があり、高評価の口コミが多い印象です。
一方で、ゲーミングルーターに必要な高度な機能が多く、初心者にわかりにくいといった口コミもありました。
スペック
製品名 | RT-AX1800U |
通信方式 | IEEE 802.11a IEEE 802.11b IEEE 802.11g WiFi 4 (802.11n) WiFi 5 (802.11ac) WiFi 6 (802.11ax) IPv4 IPv6 |
データ帯域 | 2.4GHz:最大574Mbps 5GHz:最大1201Mbps |
アンテナ | 4本 |
メモリ | 256MBメインメモリ 128MBフラッシュメモリ |
ポート | WANx1 LANx3 USB2.0 x1 |
搭載ボタン | WPS Button, Reset Button, Power Switch |
接続端末 | 32台 |
Alexa | |
AiMesh | |
AiProtection | |
ペアレンタルコントロール |
実物はかなり小ぶり。片手で持てるサイズ感なので置く場所には困りません。
ASUS RT-AX1800U 特徴
- Wi-Fi6対応ルーターで最大合計約1800Mbps
- インターネットの脅威から身を守るAiProtection
- 子どもやお年寄りのインターネットを安全に
- 複数台の組み合わせでメッシュ環境を構築
- 3G/4Gドングル対応
Wi-Fi6対応で最大合計速度1800Mbps
ASUS RT-AX1800Uは、Wi-Fi6対応のルーター。
2.4GHzで最大574Mbps、5GHzでは最大1201Mbps。合計で最大1800Mbpsの速度。これらを4本のアンテナで家中へ電波を飛ばします。
MU-MIMOとOFDMA 技術によりチャンネルをより効率的に利用し、複数デバイスとの同時通信を可能にします。
複数端末の同時通信を実現する技術でより速い通信を行うこと可能
複数ユーザーが同時にアクセスできるようにする技術で、同時にインターネットを利用するような混線に強い
IPoEやIPv6など、最新の技術にも対応しているため多くのデバイスからのアクセスに強いモデルとなります。
無線LANの接続台数は最大32台まで。
有線にはWANポートx1とLANポートを3つ備えています。
インターネットの脅威から身を守るAiProtection
インターネットを考えるときにセキュリティは本当に難しいです。
今やインターネットはただ、検索するだけではなく、さまざまな社会インフラとつながっており、個人情報をはじめとした大事な情報を入力・閲覧することも少なくありません。
ASUSのルーターに搭載されているAiProtectionはウィルスバスターで有名なトレンドマイクロ社が提供するクラウドデータベースを利用して、24時間いつでも悪意のあるWebサイトをブロックしてくれます。
クリックするのを未然に防いでくれるため感染するリスクも大きく減らすことができます。
また、すでに感染されたデバイスをRT-AX1800Uに接続するとすぐさま外部への送信をルーターレベルでブロック。個人データの流出などの危険を防ぐことができます。
これも常に最新の情報をトレンドマイクロ社のクラウドデータベースと同期しているため、使用者側が意識せずと日常生活を守ってくれる安心感があります。
ビジネスレベルの高度なセキュリティを無料で使うことができるのです。
ペアレンタルコントロール機能
現代は、PCだけでなく、スマホやタブレット、ゲーム機までありとあらゆるデバイスがインターネットにつながっており、もはや1つ1つ管理できるレベルではありません。
RT-AX1800Uがあれば、ルーターレベルで管理できるため、全てのデバイスを一元管理することが可能です。
ユーザーが使うデバイスを紐付けておくことで、大人が使うデバイスはコントロール下から外すこともできます。
子ども向けのプリセット機能を使えばワンボタンで不適切なコンテンツアクセスの制限が可能。
さらに時間帯での制限など、かんたんにわかりやすくセキュリティを安全にすることができるのです。
また、友人が遊びにきたときなどはゲストネットワークを使うことで、SSIDとパスワードを別々に設定することができます。
時間制限などもできるので、不特定多数の人が利用する店舗でも使い勝手が良さそうです。
複数台を組み合わせてメッシュ環境を構築
1台だけだと戸建住宅でもつながりにくい場所がどうしても発生します。
ASUSのルーターでAiMeshに対応しているものは複数台を組み合わせることで、メッシュ環境を構築することができます。
網目(メッシュ)のように複数のネットワーク機器をつなげることで、家中にWi-Fiを張り巡らせることができる技術。壁や障害物があると電波が弱くなる従来のWi-Fiルータの弱点を解決する特徴がある。
メッシュ環境にすれば、Wi-Fiを切り替える必要もなく、シームレスにつながることができるので、家のすみずみまで電波を張り巡らせることが可能です。
特に5GHz帯は、速度2.4GHzよりも出るものの、壁などの障害物があると大きくスピードが下がります。
繋がりにくく不満があるのであれば、ぜひ試したいのがメッシュWiFiです。
ASUS RT-AX3000 V2とAX1800の違い
RT-AX1800Uの上位モデルにあたるRT-AX3000 V2と比較してみました。
製品名 | RT-AX1800U | RT-AX3000 V2 |
通信方式 | IEEE 802.11a IEEE 802.11b IEEE 802.11g WiFi 4 (802.11n) WiFi 5 (802.11ac) WiFi 6 (802.11ax) IPv4 IPv6 | IEEE 802.11a IEEE 802.11b IEEE 802.11g WiFi 4 (802.11n) WiFi 5 (802.11ac) WiFi 6 (802.11ax) IPv4 IPv6 |
データ帯域 | 2.4GHz:最大574Mbps 5GHz:最大1201Mbps | 2.4GHz:最大574Mbps 5GHz:最大2402Mbps |
アンテナ | 4本 | 4本 |
メモリ | 256MBメインメモリ 128MBフラッシュメモリ | 512MBメインメモリ 256MBフラッシュメモリ |
ポート | WANx1 LANx3 USB2.0 Gen1 x1 | WANx1 LANx4 USB3.2 Gen1 x1 |
搭載ボタン | WPS Button, Reset Button, Power Switch | WPS Button, Reset Button, Power Switch |
設置 | 戸建3階、4LDK | |
接続端末 | 32台 | 64台 |
QoS | ||
Alexa | ||
AiMesh | ||
AiProtection | ||
ペアレンタルコントロール |
RT-AX3000 V2との大きな違いは、5GHz帯の最大値。
また、最大接続端末が32台になるなど、ルーターの持つ能力値が全体的に抑えめの構成です。
ゲーミングルーターの機能を落としてコスパをあげたのがRT-AX1800U。とはいえ、動画を見たり、ゲームをする程度であればこれでも必要十分です。
家族が大容量の動画やゲームを楽しむ場合や、ゲームのラグや遅延をさせたくないFPSゲームなどをする場合は、RT-AX3000 V2が視野にはいります。
RT-AX3000 V2の場合、あらかじめプリセットされたQoS設定を使うことで、優先的にネットワークの割り当ても可能。
RT-AX1800UもQoS機能は使えますが、手動で設定する必要があるため、初心者には敷居が高いでしょう。
ASUS RT-AX1800Uの設定方法
初心者には少し難しいと言われるASUSのルーターですが、初期設定はとてもかんたんでした。
ルーターにLANケーブルと電源を接続した後は、スマホアプリから設定可能です。
ASUS Router
ASUS無料posted withアプリーチ
ルーターをWANポートに接続した後、セットアップからASUS Wi-Fiルータを選択します。
自動でルーターを検出し、ログイン画面に変わります。初期値はユーザー、パスワードともに「admin」になっています。
ログイン後、すぐにユーザーIDとパスワードを変更します。
設定はこれだけで完了。あとは自動でセットアップされて、すぐに使い始めることができます。
画面表示には、SSIDの情報とともに通信状況を確認できます。
CPUの使用率やネットワークの使用量も確認できるため、負荷状況も把握しやすいです。
ネットワークトラブルの診断も自動化してくれます。
インターネットに繋がらないとき、原因がプロバイダにあるのか、ルーターや端末にあるのか特定するのが難しいのですが、一発で診断してくれるのは嬉しいところ。
これ以外にも豊富な設定ができるのがASUSの特徴。ビジネスレベルの機能をホームルーターと変わらない価格で使うことができるのです。
ASUS RT-AX1800Uスピードテスト
スピードテスト環境
RT-AX1800Uの速度比較をしてみました。テスト環境はこちら。
- NURO光1G
- 3LDK戸建て
- 地方在住
計測は、ルーターのある寝室と少し離れたテレワーク用の部屋、そして電波状況の悪いトイレで計測しました。
計測機器はWi-Fi6対応のiPhone14 Pro Max。Speed Testというアプリを用いて速度を検証しました。
速度比較結果
ルーターのある部屋、少し離れた部屋、電波の悪い場所の3ヶ所にて5GHzの速度を計測しました。
DL | UP | |
2F寝室 (モデムのある部屋) | 660Mbps | 595Mbps |
2F仕事部屋 | 180Mbps | 157Mbps |
1F玄関 | 27.8Mbps | 40.2Mbps |
主要な部屋には電波は十分に届くことを確認。
プロバイダのルーターを使っていると電波の範囲がイマイチで、仕事部屋でも繋がりにくいことがありました。
しかし、RT-AX1800Uであればしっかりと電波を飛ばすことができるので、テレワークの使用にも影響なさそうです。
2階建て3LDKのであれば、主要な部屋は電波の範囲も速度も問題ありませんでした。
しかし、ルーターから離れた電波の届きにくい玄関ではスピードが大きく落ちました。
繋がらないほどではないですが、電波を全ての部屋に張り巡らせるとすると、メッシュWi-Fiが必要になると感じます。
まとめ RT-AX1800Uはビジネスレベルのエントリールーター
RT-AX1800Uは、戸建の3LDKに対応したルーター。
Wi-Fi6に対応し、ゲーミングモデルを主力としているメーカーだけあって、接続の安定さには定評があります。
細かいペアレンタルコントロール機能だけでなく、セキュリティ面でもビジネスレベルの機能が無料で使えるのも他のメーカーにはない強みです。
電波の範囲がルーターから離れた場所では届きにくい部分もあるため、隅々まで電波を飛ばしたい場合は、メッシュ環境を構築するか上位モデルを購入することをおすすめします。
- Wi-Fi6対応ルーターのエントリー機
- 最新のネットワークセキュリティを無料で使える
- お子様やお年寄りを守るペアレンタルコントロール
- ビジネスレベルの機能が豊富
- 部屋の隅では電波が届きにくい場所もある
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。