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インドア派の私がキャンプは子育てに良いと実感した理由を話します
世の中の流れを見るに、最近はインドアも悪くないという風潮が出ているような気がします。
テレビゲームなど家で遊べるモノがあふれてからは、社会問題化し、「子どもは外で遊ぶべき」といわれていました。
しかし、実際に外で遊ぶと事件や事故に巻き込まれたりするニュースが後を絶ちません。2018年は、熱中症も問題視されはじめいっそう外では遊びにくい雰囲気になっています。
別にインドアが悪いことだと思いません。室内でゲームに興じるのもコミュニケーションをとるには十分いいことでしょう。私もインドア大好きです。
しかし、外には外でしかできない体験があることも事実です。
まず、自然に対して畏敬の念を抱くことは大切なことです。最近読んだ本、「最高の体調」という本にはこう書かれています。
カリフォルニア大学の研究チームが200人の学生に日誌を渡し、毎日の感情の変化を記録するように指示しました。
(中略)
ある感情を体験した回数が多い者ほど、心理的な不安や体内の炎症レベルが低いという事実に気づきました。
その感情が「畏敬」です。
(中略)
なにかに畏敬を感じると、私たちは自分の小ささを思い知らされ、より大きな存在の一部になったかのような感覚を得ます。
森のなかにひとりでたたずむときや、壮大な音楽に没頭しているときなどにふと訪れる、あたかも自分と外部の境界があいまいになったかのような、あの独特な意識です。
引用:最高の体調
子どもを外で遊ばせることに心配は絶えないです。とはいえ、ずっと子どものそばにいるわけにもいきません。
早めに危機管理能力を育てることも大切です。
まだ親と行動を共にする幼稚園~小学生の間にできる限り自然のある場所につれていってあげてください。
外へ行くだけであれば公園でも良いですが、時間がとれるのであればぜひキャンプに連れて行ってあげてください。
もちろん、パパママの中にも色々な事情があります。
仕事が忙しくてなかなか遊びに行けない人もいますし、インドア派の人もいます。
私自身、キャンプをはじめたのは子どもが生まれてからです。それまでは超インドア派の人間でした。
キャンプやBBQには行ったことはあるものの、それも数える程度。自然にもあまり興味ありませんでした。
そんな人間でも子どもをきっかけにアウトドアをはじめてみようと思い、今では自分自身の方が楽しんでいるぐらいです。
特に畏敬の念を感じることは、大人の体調管理にとってもメリットが多いです。
今回は子どもとのキャンプがおすすめな理由をまとめました。
これを見ればあなたも子どもとキャンプに行きたくなるでしょう。
子どもとの旅行にキャンプがおすすめな5の理由
子どもも大人も生きる力がつく
さわる、におう、味わう体験を重視する「原体験」を幼少期に行うことは、「生きる力」を育むためにとても大切だと言われています。
原体験とは、「火、石、土、水、木、草、動物」の7つの自然物を五感で直接体験し、恐怖感、空腹感、自然への畏敬の念などの感覚を「ゼロの体験」とした8つの体験のことをいいます。
この感覚を幼少期に育むことで、地頭を向上させると言われており、早期教育よりも大事だといいます。
小難しい話は抜きにして、自然に触れ合うことはいいことのような感覚は誰しも持っていますよね。
多分これって、世の中の価値観とかではなく、古来から自然と共に生きてきた人間が持っている遺伝子レベルでの感覚ではないでしょうか。
大人になるとアウトドアが好きな人はともかく、なかなか自然の体験は行わなくなります。
石や土、水などの自然は公園に行くだけでも十分体験できますが、火や動物などはなかなか体験できません。
ゼロの体験のような恐怖感や自然への畏敬の念を持つことは、外でテント1つで寝るだけでもずいぶん違うものです。
さらには、自然と触れ合うことは大人にとっても重要なことなのです。
クイーンズランド大学が2016年に行った研究では、1538人オーストラリア人を対象に、全員が1年のあいだに公園などで自然と触れ合った量を調べたうえで、鬱病や高血圧の発症率と比べました。
(中略)
鬱病の場合は、自然とのふれ合いがない人にくらべて発症リスクが37%も低下する。
高血圧の場合は、週に1回30分のラインを超えたあたりから症状が改善していく
引用:最高の体調
手伝いから協調性が身につく
キャンプ場では、寝る場所を作ったり、ごはんを作ったりと、ホテルや旅館で泊まるときよりもやらなければならないことがたくさんあります。
そうなると子どもたちにも手伝ってもらう必要がありますし、彼らは手伝いたがります。
子どもが小さいうちは大人だけでやった方が早いことも多々ありますが、手伝いが人の役に立つという経験をしておくことは大事なことです。
小さいころは、たいしたことはできません。それでも荷物を持つことを手伝ったりするだけでもずいぶん違います。
旅行のなかでの役割を子どもに与えることにより、責任感や積極性が生まれるそうです。たとえば、バスの運行予定時刻や施設の開館時間を調べさせるのはどうでしょう。また、「公共の場所では静かにする」「教科書に載っていた銅像を自分の目で見る」など目標を設定させ、達成したら褒めることは、子どもの成功体験につながるそう。
引用:こどもまなび☆ラボ
旅育なんて言葉もありますが、いつもと違う1日を過ごす日ってわくわくしましたよね。
いつもよりちょっと遅く起きたり、違う場所で食事したり、それだけでも全然違うのです。
家族・友人とのコミュニケーション能力がつく
仕事に出ているお父さん、最近は共働きも増えていて、子どもとのコミュニケーションをとる時間がなかなかとれない方も多いのではないでしょうか。
キャンプはコミュニケーションをとる絶好の機会。
みんなで寝る場所の準備をして、食事を作って一緒に食べる。それだけでも普段と異なる体験ができるでしょう。
友人とキャンプに行けば子ども同士で遊べる絶好の機会。
森下教授が2010年、18~25歳の1,700名を対象に実施したアンケートでは、子ども時代に家族旅行の経験が多かった人ほど、自主性やコミュニケーション力が高く、精神が安定していることがわかりました。
引用:こどもまなび☆ラボ
キャンプに限らず家族旅行がプラスの結果に働いている研究結果もあります。
ご飯は安いものでも美味しい
キャンプであれば、どんなご飯でも美味しいです。ちょっと失敗しても気になりません。
キャンプ場ではBBQをしなければならないわけでもありません。カップラーメンだっていいんです。
むしろ子どもが小さいうちはBBQなんて手間がかかるわりにたいして食べません。
例えカップラーメンでも家で食べるよりも美味しく感じられます。外で食べるという体験のためでしょう。
パパが普段作らないのであれば、パパ手作りのものを食べさせてあげたり、子どもにも手伝わせてみたりするのも楽しいです。
くれぐれも小さいうちは簡単なモノで済ませましょう。キャンプは面倒なものではありません。楽しむものだからです。
宿泊料が安い
旅行ってお金かかりますよね。独身だったり夫婦のみであればいいですが、子どもがいると大変。2人以上いるなら一泊二日の旅行でもかなりの金額になってしまいます。
ビジネスホテルに泊まるにしても、4人家族で最低でも1万円程度はかかるでしょう。
キャンプであれば、初期費用はかかりますが、キャンプ用品さえそろえてしまえば宿泊料は安く済みます。
市営のキャンプ場では無料~数百円のところもありますし、一般的なオートサイトのキャンプ場の場合3,000円~6,000円が相場です。
キャンプだからといって、ごはんを自炊しなければいけない決まりはありません。
浮いたお金でちょっといいお昼ご飯を食べるのも良し、1泊延長して2泊するのも良いですね。
キャンプのハードルは思っているより低い
キャンプ用品もこだわらなければ、今は安くていいモノがたくさん発売されています。
私もキャンプを始めるときは分からないことだらけなので、色々と調べました。でも実際にやってみると、それほど難しくないことが分かります。
少なくとも近場で1日宿泊するぐらいなら、なんとでもなります。
まずは、デイキャンプや、手ぶらBBQでもいいので手をだしやすいところから始めるのもいいでしょう。
レッツキャンプ!