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Nebula Capsule ll レビュー 片手で持ち運べるモバイルプロジェクター
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
本日紹介する「Nebula Capsule ll」はAndroid9.0を搭載したモバイルプロジェクター。
モバイルプロジェクターとしては高機能なANSI200ルーメンを備えていて、真っ暗な環境ならくっきりと綺麗に映りますし、投影サイズを小さめにすれば昼間の環境下でも実用レベル。
解像度も1280×720まで向上した上に、AndroidTV9.0によりさまざまなアプリをスマホを利用することなく使えるのが便利。
小型で持ち運びが可能なので家の好きな部屋を映画館にしたり、友人の家やキャンプ場で映画を贅沢に楽しむことができます。
家では据え置き型のホームシアターがある身としてはこんな手軽なプロジェクターが出てきたことに驚きを隠せません。
もう少し早く発売してくれれば。。。
この記事ではモバイルプロジェクター「Nebula Capsule ll」についてレビューしていきます。
▼モバイルプロジェクターのエントリー機「Nebula Astro」のレビューを見る
本記事はメーカー様から商品を貸与いただき作成しています。
Nebula Capsule ll 外観・仕様
仕様
製品名 | Nebula Capsule ll |
サイズ | 約150 x 80 x 80mm |
重さ | 約740g |
バッテリー容量 | 9,700mAh |
明るさ | 200ANSIルーメン |
解像度 | 1280×720画素 |
スクリーンサイズ | 40〜100インチ |
スピーカー | 8W |
OS | AndroidTV 9.0 |
価格 | 59,800円 |
外観
「Nebula Capsule ll」は、片手で持ち運べるぐらいの小型プロジェクター。
前面にレンズを備えており、さまざまな映像を映し出すことが可能です。
付属品はこちら。
- 本体
- USB-Cケーブル
- 充電器
- リモコン
- 保証書/説明書
サイズは約150x80x80mmで、350ml缶よりも少し大きいぐらいのサイズ感。
重量は約740gとペットボトルよりも少し重たくなりますが、持ち運べない重さではありません。
このように片手でプロジェクターを持ち運ぶことができます。
良い時代になりました。
ただし、レンズが剥き出しでフタもないので、持ち運びには気をつける必要があります。
保護フィルムをつけるか、ケースに入れて持ち運ぶのが良いでしょう。
インターフェースも豊富に揃っています。
- AUX
- HDMI
- USB-A(デバイス充電用)
- USB-C(本体充電用)
USB-CはPD(PowerDelivery)対応なので急速充電も可能です。
通常充電では7.5時間ほどかかりますが、対応する充電器を利用すれば2.5時間で満タンにできます。
- PD (PowerDelivery)とは
- USBポートを経由して最大100Wまでの受給電が可能となる規格。これにより、大容量・高速の充電ができるようになる。
再生時間は、ローカルで動画を見る場合は3時間。Wi-Fi利用時で2.5時間視聴可能。
キャンプ場のテントの中で映画を見たりゲームをしたりといった使い方が可能。
大自然の中で迫力ある映像を見るのは格別です!
充電しながらの視聴もできるので、電源を挿しておけば充電残量を気にする必要なく楽しめます。
満タンで映画一本分なので、念の為バッテリーは持っていった方が良さそうです。
背面には電源ボタン、赤外線レシーバー、Bluetooth/プロジェクター切替ボタンがついています。
上部には「カーソルボタン、確認ボタン、音量ボタン、戻るボタン」を搭載。
かんたんな操作であれば、本体のみでできます。
再生/停止や音量調整などはここから操作すると楽ちんです。
下部には汎用的な三脚と同じサイズのネジ穴。
台形補正で上下の調整は可能ですが、限界があるので基本的には高さが必要でしょう。
Nebula Capsule ll 発色・明るさ
「Nebula Capsule ll」の輝度は200ルーメン。
据え置き型のプロジェクターでは2000〜4000ルーメンが標準なので少なく感じますが、思いのほかしっかり写ります。
実際に100インチのスクリーンに映してみましたが、暗い場所であれば全く問題ありませんでした。
日中でカーテンを閉めて暗めにした状態。
暗めにしていますが、テストのために光をある程度取り入れています。
光が入ると視認性は悪いですが全然見られないレベルではありません。
カーテンを開けて完全に明るい状態では見られません。
暗闇のシーンではさらにはっきりと差が現れます。
夜間で部屋の明かりを消した状態なら問題ありません。
しかし、光が少しでも入っている状態だとほとんど見えないことがわかります。
光を完全にシャットアウトしなくても使用はできますが、基本的には暗い部屋で使うことが想定されています。
私が所有しているエプソンのプロジェクターは2000ルーメン。昼間でもカーテンを閉めるとそこそこ映るのでこの差は明らか。
日中の利用では、据置き型の方が強いですね。
暗い部屋であれば「Nebula Capsule ll」も十分な明るさを確保できていました。
黒のコントラストの弱さなど、細部までこだわると弱点はありますが、200ルーメンでここまでの画質が得られることには驚きでした。
気軽に楽しむには全然気にならない画質ですね。
明るい場所では100インチの投影には不向きです。ただし、オフィスでの会議など、20〜30インチ程度のサイズで良ければ比較的明るい場所でも鮮明な映像が得られます。
電源コードを持ち歩かずにモバイル運用ができるので、小さな会議であれば明るい場所でも十分実用的だと感じました。
Nebula Capsule ll シャープさ
「Nebula Capsule ll」の画質は720p HD(1280×720)ですが、100インチで投影してもそこそこ綺麗に映ります。
粗さはそれなりにありますが、見るに耐えないこともなく、言われてみればちょっと画質が粗いかなという程度。
字幕についても、細かい部分を見るとシャギーなどの粗がありますが、適正な距離で見る分にはわかりません。
画面サイズは投影距離により決まります。
サイズ | 距離 |
---|---|
100インチ | 3.08m |
80インチ | 2.46m |
60インチ | 1.73m |
40インチ | 1.15m |
6畳ぐらいの部屋でも100インチの投影が可能です。
Nebula Capsule ll 音質
「Nebula Capsule ll」のスピーカードライバは8W。
この小型なサイズ感にしては音質もそこそこ。
中音域から高音域についてははっきりとクリアに聞こえます。
スピーカーは1つしかありませんし、低音域の迫力は弱いので、アクションシーンや濃厚なBGMは物足りないです。
とはいえ、静かな映画であっても音が聞こえにくいといったこともなく、性能としては問題なし。
Bluetoothも対応しているので、外部スピーカーやワイヤレスイヤホンで楽しむことも可能です。
Nebula Capsule ll 調整機能
オートフォーカス、台形補正
「Nebula Capsule ll」にはオートフォーカス機能が搭載されています。
エントリー機である「Nebula Astro」にはついていない機能ですが、毎回動かすたびにフォーカスを合わせてくれます。
動かすたびにいちいち調整しなくていいのすごく楽。
台形補正も可能で、映し出す角度が垂直でなくても画像の歪みを調整してくれます。
ただし、左右の台形補正はできないので真正面に設置が必要になります。
天井への投影
本体が円筒形なので天井への投影には工夫が必要です。
俯瞰撮影用の三脚があればしっかりとした固定ができるので、天井投影も楽々。
持っていない場合は別のもので固定してあげる必要があります。
梱包時の箱でも代用できました。
しかし、スイッチが背面についているので背面のスイッチを操作するには、毎回持ち上げる必要があります。
Nebula Capsule ll 静音性
「Nebula Capsule ll」は静音性にも優れています。
備え付けのプロジェクターと比べると動作音はかなり小さく、目の前にあっても気になることはありませんでした。
備え付けのプロジェクターは動作音がかなり響くんですよね。。
とはいえファンの音ははっきり聞こえますので、人によってはうるさく感じる人もいるようです。
しかし、据え置き機と比べるとかなり小さく耳障りな印象はありませんでした。
バッテリーモードにして画質を暗くすることで静音性を高めることもできます。
Nebula Capsule ll 利便性 アプリからミラーリングまで
「Nebula Capsule ll」はAndroidTV9.0を搭載し、3600もの豊富なアプリケーションを利用できます。
YoutubeはもちろんのことAmazonPrimeやNetflixのようなサブスクリプションからTVer、U-NEXTなどの日本発のアプリも利用可能。
GooglePlayが利用できるのが強みですね!
豊富な出力機能も搭載し、nasneと繋げればTVも視聴可能。
HDMIを利用すれば外部出力用としても使えるので、Switchなどのゲーム機やPCモニターを映し出すこともできるようになっています。
USBリーダを使えばマイクロSDに保存している動画の再生もできます。
ミラーリング機能も搭載し、スマホに入っている動画や写真も大画面で映し出してみんなでワイワイ楽しむことができます。
いろんなライフスタイルにあった使い方ができますよ!
Nebula Capsule ll 操作性
スマホアプリがおすすめ
「Nebula Capsule ll」の操作は本体、付属のリモコン、アプリの3つから選択可能。
動画を選択して選ぶのであればリモコン、途中の再生/停止操作は本体、細かい操作を必要とするならスマホアプリと使い分けるのが良いです。
マイクでの音声操作も可能になっています。
リモコン操作も快適なのですが、文字入力などを必要するときはやはりスマホアプリが便利。
Nebula Connect(CapsuleControl)
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基本操作はスライド型がおすすめ。
スマホと同じ感覚で操作することができるので、非常に操作がしやすいです。
Netflixの操作はしづらい
Netflixには純正アプリが存在していないので、「Nebula Manager」をインストールして操作する必要があります。
このアプリの場合、ブラウザを利用する形になるのでスライド型の操作を使うことができません。
そこで利用するのがマウス操作。
2本指でポインターをドラッグし、タップでクリックする操作に。パソコンのタッチパッドに類似しているのですが、スマホからの操作だと戸惑うことも。
使いにくいわけではないですが、「Netflix」などの一部のアプリだけ操作を変えないといけないのが残念な点でした。
Nebula Capsule ll がおすすめな人
「Nebula Capsule ll」は投影する場所が決まっていない人におすすめ。
家の中の好きな部屋や、寝室で寝ながら天井に映し出したりして鑑賞するのに向いています。
また、アウトドアに持っていったり、映画好きの友人宅の家に持ち運んで映画館の雰囲気を楽しむのも良き。
価格も6万円ほどと、それなりに高価になります。観る場所が固定されているなら高画質、高音質な据置型も視野に入ってくるでしょう。
Nebula プロジェクター比較
Nebulaシリーズのプロジェクターを比較しました。
製品名 | 解像度 | 再生時間 | 明るさ | スピーカー | OS | 台形補正 | サイズ(mm) | 重さ | 価格 | タイトル |
Nebula Vega Portable | FHD (1920×1080) | 3時間 | 500 | 4Wx2 | Android9.0 | 垂直:オート 水平:マニュアル | 59x192x192 | 約1.4kg | 79,900円 | 詳細を見る |
Nebula Mars ll Pro | HD (1280×720) | 3時間 | 500 | 10Wx2 | Android7.1 | 垂直:オート 水平:マニュアル | 150×80 | 約740g | 69,800円 | 詳細を見る |
Nebula Capsule ll | HD (1280×720) | 3時間 | 200 | 8W | Android9.0 | 垂直:オート | 138x122x178 | 約1.5kg | 59,800円 | 詳細を見る |
Nebula Apollo | SD (854×480) | 4時間 | 200 | 6W | Android7.1 | 垂直:オート 水平:マニュアル | 131×65 | 約579g | 46,100円 | 詳細を見る |
Nebula Capsule Pro | SD (854×480) | 4時間 | 150 | 5W | Android7.1 | 垂直:オート 水平:マニュアル | 120×68 | 約470g | 43,000円 | 詳細を見る |
Nebula Capsule | SD (854×480) | 4時間 | 100 | 5W | Android7.1 | 垂直:オート 水平:マニュアル | 120×68 | 約470g | 39,800円 | 詳細を見る |
Nebula Astro | SD (854×480) | 2.5時間 | 100 | 3W | Android7.1 | 垂直:オート 水平:マニュアル | 91x82x89 | 約380g | 29,990円 | 詳細を見る |
「Nebula Capsule ll」は片手で持ち運べるサイズでは上位モデルに当たります。
持ち運ぶこともあるし、家でも映画を楽しみたい人にはうってつけです。
Nebula Capsule ll まとめ
「Nebula Capsule ll」はAndroidTV9.0搭載で、さまざまなアプリが利用可能。
スマホと繋げることなく、これ1台でさまざまなコンテンツを楽しめます。
家の中の好きな場所に持ち運んだり、外出先に映し出してみんなでワイワイ楽しむこともかんたんです。
モバイルの中では画質へのこだわりもあり、しっかりと映画の世界に没入できる一台です。
単体で60,000円ほどするので、持ち運びすることもなく定位置で利用するなら据え置き型がおすすめですが、
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。