鬱展開– tag –
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80点以上
映画「死刑にいたる病」殺人の目的と真犯人とは? ネタバレ考察・解説
「死刑にいたる病」は2022年公開の映画。 櫛木理宇(くしきりう)の同名小説を白石和彌監督が映画化。24人を殺害し、うち9件で罪を問われて死刑判決を受けた犯人。しかし、最後の1人だけは自分がやってないと主張し、その背景を調べていくうちにおぞましい... -
60点以上
映画「前科者」は原作をうまく改変した良作 ネタバレ感想・解説
映画「前科者」は2022年に公開された邦画。 前科を持つものが仮釈放される際、保護観察対象者の社会生活への復帰を手助けしたり、助言や指導を行う人のことを保護司という。 なんとなくそういう存在がいることを知っている人は多いだろうが、実はボランテ... -
レビュー・考察
映画「さがす」は佐藤二朗による緊張と緩和がすばらしい作品 ネタバレ感想・解説
「さがす」は2022年公開の映画。 駅や交番に懸賞金のかかった指名手配の張り紙を一度目にしたことがあるだろう。 その中で実際に顔写真に似た人を見た人はどれほどいるのだろうか。 もし仮にそれが同一人物だった場合、あなたは通報するだろうか? 「さが... -
80点以上
映画「空白」は怖いけど笑えるし泣ける ネタバレ感想・解説
映画「空白」は2021年に公開された邦画。 スーパーで万引きした女子中学生が逃走中に路上に飛び出して事故死してしまう。 万引きをした事実を信じない父親と正しいことをしたはずなのに執拗に世間から責められるスーパーの店長。 マスコミや無関係の他人に... -
60点以上
映画「MOTHER マザー」に長澤まさみは適役なのか?あらすじ・ネタバレ感想・評価・解説
「MOTHER マザー」は、2020年の大森立嗣の映画。 実際に起こった少年による祖父母殺害事件に着想を得た作品だ。 職をもたずに生きる母親と、その母親に育てられた子どもが凄惨な事件をいかにして起こしたのか。 そこには信じがたい関係性が潜んでいた。 主... -
70点以上
映画「ひとよ」 はキャストが最高だし思ったより感動するネタバレ感想・評価
映画「ひとよ」は、2019年の白石和彌監督作品。 佐藤健、松岡茉優、鈴木亮平の三兄妹が、母親が父親を殺してしまったことで狂ってしまった人生を描く。 父の暴力から子どもたちを守るためにした決断は、果たして正しいことだったのだろうか。 親の想いは子... -
60点以上
映画「ビジランテ」で分かる日本の怖い話 ネタバレ解説・考察
映画「ビジランテ」は、2017年に公開された邦画。大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太によるトリプル主演の映画だ。 暴力シーンや性描写も度々出てくるノワール作品なので、この映画は観る人を選ぶ。 エグイ描写はあまりないけれど、痛くて目をそむけたくなるシ... -
60点以上
映画「デイアンドナイト」は純粋すぎる映画 ネタバレ感想
「デイアンドナイト」は、山田孝之プロデュースの映画で、日本の地方に存在する陰湿な空気感の中、「善と悪とはなにか?」を問うヒューマンドラマである。 主人公の父親が自殺したきっかけを作った相手に対して復讐をしようとするクライムサスペンスでもあ... -
80点以上
映画「誰も知らない」はハッピーエンド? あらすじとネタバレ感想
「誰も知らない」は、万引き家族の是枝裕和監督作品だ。 2004年に公開され、主演の柳楽優弥はカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した。 母親からネグレクトされ、子どもたちだけで生きていくという本作品は、万引き家族とはまた違う家族のあり方を見せて... -
80点以上
映画「何者」ネタバレ感想 大学生版、桐島、部活やめるってよ
「桐島、部活やめるってよ」の朝井リョウが原作。「桐島、部活やめるってよ」が高校生のスクールカーストを題材にしていたのに対して、「何者」は、大学生の就職活動にスポットを当てている。 就職活動といえば、エントリーシートを書いて、面接にのぞみ、...
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