映画は毎年多くの名作が生まれますが、どうしても知名度がなくて面白いのに埋もれてしまう作品があります。
今回はマイナーだけど面白いと感じた映画をご紹介。
映画レビューサイト「Filmarks」のレビュー数を参考に、面白いのに有名ではない映画を取り上げていきます。
記事掲載時にはあまり取り上げられなかったものの、口コミで人気が広がっているものも含まれます。洋画、邦画、アニメ関係なく取り上げます。
このランキングは随時更新されていきます。
映画が本当に好きな人のためのサブスク
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- エリックロメール作品
- ビクトル・エリサ監督「ミツバチのささやき」
- ナスターシャ・キンスキー「パリ・テキサス」
- 60年代の名作「勝手にしやがれ」
- 「恋する惑星」
- 村上春樹原作「バーニング」
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マイナーだけど面白い映画 まだまだ知名度の低い作品12選
若松孝二を知らなくても楽しめる
止められるか、俺たちを
(2018)
3.5点
ヒューマンドラマ
白石和彌
門脇麦、井上新
- 実在した監督の自伝
- 70年代の若者の姿
- 「凶悪」の白石和彌監督作品
ピンク映画の監督・若松孝二を中心とした1970年代。その若松プロへ助監督志望として入り、若くして命を絶っためぐみという女性の視点で映画は描かれている。若松孝二という監督を知らない人も多いだろうし、私も知らない。それでも十分楽しめたのは、映画の作り手たる彼らの想いが伝わってくる映画だったからだ。
私は一体何を見せられているのか?_
ホース・ガール
(2020)
3点
スリラー
ジェフ・バエナ
アリソン・ブリー
- 精神疾患を実体験するスリラー映画
- 尖りすぎだがそれがいい
- モヤっとして終わる
馬と映画が好きな大人しい女性が、精神を徐々に病んでいく過程をサスペンスでもホラーでもなくシュールに、妄想の世界をありのままに描いているところは新しい。演出は、ホラー的な演出はないのにもかかわらず、どこか怖くてでも楽しくて。精神に異常をきたした世界を見たことはないけれど、確かにこういう世界であれば周囲から見れば狂ったように見えてしまうのかもしれない。爆発的な評価を得ることはないだろうけど、なかなか良作。
アダム・サンドラーのクズだけど見捨てられない男の演技に注目!
アンカット・ダイヤモンド
(2020)
3.7点
クライム
ベニー・サフディ
アダム・サンドラー
- ギャンブル狂人の話
- ゲス男は死ぬまでゲス男
- ブラッドダイヤモンドとはスケールが全然違う
クライムムービーと言いながら、それほど犯罪臭はなく、 タイトルの「ダイヤモンド」から察するに、どんなに血なまぐさい話なのだろうと期待を膨らませてみれば、ただのギャンブル狂いの話で終始する。とはいえ、自転車操業的にお金集めに奔走するハワードの行動や心情をテンポは良い映像にのせているため、飽きることなく最後まで観られる。「ダイヤモンド」に関わるドロドロの犯罪映画だと思って観ずに、ゲス男は本当にゲス男なんだなと思いながら観ると結構楽しめる。
バズるためなら人殺す
スプリー
(2021)
3.4点
クライム、コメディ
ユージーン・コトリャレンコ
ジョー・キーリー
- 承認欲求の成れの果て
- 井上三太のようなコミカルな世界観
- テンポはめちゃくちゃ良い
ライドシェアサービス「SPREE」とライブ配信アプリを駆使して、フォロワー獲得のために生配信で人を殺していく話。テンポの良い映像とコメディ感もあり、それほど不快にならずに楽しめるが狂気の一作。ソーシャルメディアの大きな問題になっている承認欲求は、時に性的欲求を満たすための犯罪よりも危険なのかもしれない。
エイリアンに地球が侵略された後の世界
囚われた国家
(2020)
3点
SF、スリラー
ルパート・ワイアット
ジョン・グッドマン、アシュトン・サンダース
- 敵はエイリアンではなく人間
- なぜ人間たちは再び立ち上がったのか
- 猿の惑星の監督作品
2019年にエイリアンに地球が侵略され、全市民にはGPSが埋め込まれ、常に監視下に置かれた世界。人間たちは統治者(エイリアン)により資源を搾取され続け街は荒廃していく。この支配から逃れるためにレジスタンスは爆破テロを企むが、、敵は人間だったという話。猿の次はエイリアンに人間が征服されてしまうなんともM気質のある監督だが、その出来栄えは想像以上にエモくて美しくて、最高で最悪のディストピア映画だった。
アカデミー賞国際映画祭候補に上がった映画
アウシュヴィッツレポート
(2021)
3.2点
戦争
ペテル・バビヤーク
ノエル・ツツォル、ペテル・オンドレイチカ
- スロバキアの映画
- アウシュヴィッツ収容所から脱走した実話
- 直接的な暴力表現は少なめだが惨さは伝わる
前半はアウシュヴィッツ収容所からの脱走を図るまで、後半は脱走してから安全な場所まで逃げ込むまでの逃走を描く。逃げた先で赤十字に提出したレポートは、ブダペストで移送を待っていた12万人のユダヤ人の命を救ったという事実に基づいたストーリー。映画の見応えとしてはやはり「シンドラーのリスト」の方が良かったけれど、ちょっと冗長になりそうな脱出後からの逃走シーンは、よく考えられていて飽きることはなく、この恐ろしくて忌まわしき感情をそのまま見せつけてくれる。
圧巻の長回し
私というパズル
(2021)
4.5点
ヒューマンドラマ
コーネル・ムンドルッツォ
ヴァネッサ・カービー、シャイア・ラブーフ
- Netflixオリジナル作品
- 冒頭の長回しは圧巻
- 赤ん坊の死にどう向き合っていくのかを描く
ハンガリーとカナダ合作のこの映画は、ヴェネツィア国際映画祭で主演のヴァネッサカービーが女優賞を受賞した。日本ではそれほど注目を浴びてない作品だけれど、見ればわかる。賞をとるのも納得の演技。出産直後に死んでしまった赤ん坊。深い悲しみから彼女がどう向き合っていくのかを描いた作品。大げさな表現は使われず、淡々と描いているのに登場人物の感情は流れ込んでくる素晴らしい出来の映画。
映像の美しさとラストの余韻
ミッドナイトスカイ
(2020)
2.6点
SF
ジョージ・クルーニー
ジョージ・クルーニー、フェリシティ・ジョーンズ
- 地球の最後
- ジョージ・クルーニーと謎の少女のストーリー
- ラストで評価が上がる映画
ジョージ・クルーニー監督が製作した近未来SF。終盤までは物語の繋がりが見えないけれど、ラストで評価は上がる。なぜ地球に住めなくなったのかは多く語られず、空白を楽しむ映画。ところどころ挿入される音楽が合わないのが非常に惜しい。
美しい映画の世界を堪能する
ペイン・アンド・グローリー
(2020)
3点
ヒューマンドラマ
ペドロ・アルモドバル
アントニオ・バンデラス
- スペインの映画監督の自伝映画
- 色使いがオシャレ
- 独特な世界観は退屈に感じる人も
歳を重ね体がボロボロになった映画監督の苦しみと懐古の物語。地味さは隠せないが、この映画の魅力は、美しいインテリアの数々に、独特のカラー。貧困地区にある洞窟の神秘的で調和された世界。そしてバックで流れる音楽は不協和音を奏でつつも絶妙なバランスの中で作られた完成度の高い映画だ。
少女漫画をオシャレにすると化学反応が起こる
ホットギミック ガールミーツボーイ
(2019)
3.6点
青春、恋愛
山戸結希
堀未央奈、清水尋也、間宮祥太朗
- 少女漫画原作
- ストーリーはベタベタ
- 音楽と映像が素晴らしい
少女漫画原作のあるあるストーリーに芸術という調味料を加えるとこんなにもマッチするのかという映画。臭いセリフと重たい設定のテンプレに飽きてきた人たちにも見てほしい。目まぐるしく変わる視点変更と音楽の使い方が美しさを増している
元殺し屋・韓国マフィア・タイマフィアによるノワールアクション
ただ悪より救いたまえ
3.8点
クライム
ホン・ウォンチャン
ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェ
- 色んな映画の良いとこ取りをした映画
- 「イカゲーム」の主演が超怖い殺人鬼に
- 悪が悪を呼び込み、悪と戦う
タイの人身売買に巻き込まれた娘を助けるために単身で乗り込む元殺し屋インナムの救出劇と、引退前に殺した男の弟に狙われる復讐劇が複雑に絡み合ったアクション映画。イカゲームの主演が超怖い殺人鬼に変貌した意外性と色々な映画の良いとこ取りをしてシンプルにまとめた韓国映画の質の高さが感じられる一作。
韓国系アメリカ人の男が国外追放されそうになる話
ブルー・バイユー
(2022)
4.4点
ヒューマンドラマ
ジャスティン・チョン
ジャスティン・チョン、アリシア・ヴィキャンデル
- アメリカの養子縁組制度の問題点を取り上げた作品
- なぜ幸せな家族と離ればなれにさせられるのか
- ラストは涙腺を崩壊させる
アメリカの養子縁組制度に焦点を当てた映画。3歳の頃からアメリカで暮らす韓国系アメリカ人が、家庭を持ち、もうすぐ生まれてくる新たな命もいるのに国外追放される話。映画の雰囲気は決して感動をあおるタイプではない。淡々と養子縁組に対する問題を描きながらもエモーショナルなシーンを挿入し、家族の在り方を示していく。大きな盛り上がりはないものの、ラストに向けて涙腺を刺激してくるので良い意味で期待を裏切られた作品。
映画が本当に好きな人のためのサブスク
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- 映画が本当に好きな人には人気の高い良作揃い
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- 作品数が少ない
- 邦画がない
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マイナーだけど面白い映画 口コミで話題になった作品11選
殺人を繰り返すタイムリープ映画
残酷で異常
(2014)
3.5点
スリラー
マーリン・ダービズピック
デヴィッド・リッチモンド
- ひたすら罪を告白・殺人を無限に繰り返す
- 脚本にアラはあるけど演出が秀逸
- スリラーだけでは終わらない映画
妻を殺した男が殺した日の行動を繰り返すことになるタイムリープスリラー映画。殺害の日を繰り返す残酷さに加え、罪を犯した者たちを閉じ込めておく監獄のような場所で永遠に罪の告白を繰り返す無間地獄。脚本にツッコミどころがあるのは否めないが、演出が巧みなため楽しめる一作。単純なスリラーとして終わらないところも良く、それぞれのキャラもいい。
香取慎吾の愛されキャラに注目
凪待ち
(2019)
3点
ヒューマンドラマ、家族
白石和彌
香取慎吾、恒松祐里
- 性根は良いがギャンブル好きのダメ人間
- 秘技 ゲロ土下座は必見!
- 「凶悪」白石和彌監督作品
ギャンブル好きの香取慎吾が、恋人と一緒に新天地で再起を図るも、唐突な恋人の死により、さらなる底に落ちていく話。喪失感は半端ないけど、「凶悪」のように胸くそ悪いわけでもない。キレやすくてギャンブルをやめられないほど自堕落なのに、性根は優しい人間の葛藤を描いているからだ。果たして彼は「凪」のように穏やかな生活を取り戻せるのか。
「しょうがない」はもったいない
アルプススタンドのはしの方
(2020)
3点
青春
城定秀夫
小野莉奈、平井亜門
- 高校野球のアルプススタンドのみで展開されるストーリー
- シュールなのにいつの間にかのめり込む
- 2020年映画ランキングで邦画第1位
野球部の夏の地区大会に応援に来た野球を知らない演劇部員と野球を辞めた男子、いつも1人でいる成績優秀女子が、アルプススタンドのはしの方で繰り広げられる地味な青春。野球をしているのに野球部員の姿を全く映さないのでシュールな印象を受けるのだけれど、展開が進むにつれて青春要素が爆発し、いつの間にか手に汗握る熱い展開が繰り広げられる青春ドラマだった。大人になるにつれて「しょうがない」とか「あきらめる」をどんどん受け入れてしまいがちだけど、「本当にそれでいいの?」という言葉が胸をつきさしてくる。この映画では高校生の設定だけれど、大人であっても遅くない。何かに心当たりがある人は一度観て欲しい。
緊張と笑いの緩和が光る
泣く子はいねぇが
(2020)
4点
ヒューマンドラマ
佐藤快磨
仲野大賀、吉岡里帆
- 伝統行事で酔い潰れてやらかした男の話
- 親は子に何を伝えていくべきか
- 吉岡里帆の演技が光る
娘が生まれたばかりの男が、伝統行事の「ナマハゲ」で泥酔して裸で走り回っているところをテレビに映されてしまい、自分の居場所を無くしてしまう話。大きな盛り上がりがあるわけでもなく、話のテーマから明るい方にいくわけではないのだけれど、緊張と緩和の使い方が上手いのでシュールで笑える部分が多く、変にダレることなく最後まで楽しんで見られる。伝統行事を残すことと同じように、親は子に何を残していくのか。ダメ男のたすくを通して伝えていく良質なヒューマンドラマ。
宗教と思春期を描いた傑作
星の子
(2020)
4点
ヒューマンドラマ
大森立嗣
芦田愛菜、岡田将生
- 思春期特有の子供の葛藤を描く
- 子どもは被害者みたいな演出はない
- 「信じる」についての芦田愛菜のインタビューは名言
主役は天才子役と言われた芦田愛菜。すでに16歳になっていて、一時期よりは露出は少なめになっているものの、着実に女優としての力をつけている。「星の子」では怪しい宗教を深く信じる親の子どもを演じ、思春期特有の心の葛藤を描く。宗教の怪しさを前面に押し出したり、子どもは被害者みたいな演出もない。ただ純粋に大好きな親と宗教、そして好きな人の間で揺れ動く感情を表現した名作だ。
第12回TAMA映画祭受賞作品
37セカンズ
(2020)
4.5点
ヒューマンドラマ
HIKARI
住山明、神野三鈴
- 脳性麻痺の女性の話
- 障がい者がハンディキャップを乗り越える話ではない
- 1人の女性としての成長の物語
生まれたときに37秒間息をしていなかったため、脳性麻痺となった女性がマイノリティとなる世界での生きづらさを描く。障がい者がそのハンディキャップを乗り越える感動物語ではない。そこには健常者や障がい者がなんて関係なくい1人の魅力ある女性として描かれている。ここまでフラットな視点で描ける監督と、そしてユマに最大限の絶賛を送りたい。
うまくいかないのが人生
ステップ
(2020)
3点
家族
飯塚健
山田孝之
- シングルファーザーが娘を育てていく話
- 大げさな表現や涙を誘わずに、日常をメインに描く
- 結局最後は涙する
山田孝之を主演に、シングルファーザーとなった父親の苦労や悲しみ、そして幸せを描いていく。でも単純なシングルファーザーが大変だという話ではない。すべての人が経験する「うまくいかないのが人生」を映画の中で伝えている。大げさな表現も少なく、ドラマチックに涙を誘うわけでもない、突然妻を失った夫と娘の日常を、11年間の歳月をかけて描いた良作品。
私はもうクラクションを鳴らさない
アオラレ
(2021)
3点
スリラー
デリック・ポルテ
ラッセル・クロウ
- 煽り運転x寝取られ
- ラッセル・クロウがまるで別人
- 胸糞注意
日本でも問題になっている煽り運転。アメリカでも同様の問題らしく煽り運転で起こりうる最悪の悲劇を描いた映画。B級映画っぽいタイトル付けのわりに内容はバイオレンスかつショッキングな演出になっていて、タイトルのハードルは楽々超えてくる。下手なホラー映画よりもマジで怖いし、爽快感もなく後味の悪い映画。邦題が「アオラレ」となっているのでちょっと誤解を生むけれど、煽り運転がテーマの本質ではない。
イジメは世界中の問題だし、青春の痛みも世界共通
少年の君
(2021)
4.1点
青春
デレク・ツァン
ラム・ウィンサム
- 香港の受験戦争といじめの問題を取り扱った社会派
- 2021年アカデミー賞ノミネート作品
- 淡くて切ない青春ストーリー
香港のスクール生活における受験戦争とイジメを取り上げた社会派の映画。エンタメとのバランスが非常にとれていて、ティーンエイジャーが晒されているストレスフルな競争社会や、イジメの問題提起はきちんととりつつ、エモーショナルな音楽を使い、青春の痛々しくてむずがゆいストーリーも実によく仕上がっていて、全方位におすすめできる一作。
チャドウィック・ボーズマンの遺作
21ブリッジ
(2021)
3.4点
サスペンス
ブライアン・カーク
チャドウィック・ボーズマン
- 2021年アカデミー賞ノミネート作品
- スリリングなクライムサスペンス
- 21ブリッジは封鎖可能
故チャドウィックを主演、制作に携えたクライムサスペンス。コカイン50kgを盗み出した犯人が警察官を8人殺して逃走。マンハッタン島から出さないために全ての橋やトンネルを封鎖して犯人を追い詰めていく話。100分という短い時間でストーリーをコンパクトにまとめられ、スリリングさと迫力を損なわせずに楽しませてくれた。
ダニエル・ラドクリフがアメコミ?のヒーローに
ガンズ・アキンボ
(2021)
3点
アクション、コメディ
ジェイソン・レイ・ホーデン
ダニエル・ラドクリフ
- ダニエル・ラドクリフ主演
- ゲームと現実を混ぜこぜにした映画
- ぶっ飛んでて最高のノリ
ハリーポッターのポッター役でお馴染みのダニエルラドクリフが主演の映画。イギリスで生身の人間が本当に殺し合いをする「スキズム」というゲームに、自堕落な生活を送っているプログラマーのマイケルが、手に拳銃を固定されて無理やりスキズムに参加させられるアクションコメディ。この皮肉めいたブラックコメディは、さすがはイギリスと言ったところで、少なくともこの殺し合いが現実ではないとわかっている私はとても楽しめた。
まとめ マイナーだけど面白い映画
あまり知られていないけどおもしろい映画を紹介しました。
知名度がなくてもおもしろい映画はたくさんあるので、ぜひこれらを参考に見ていただければ幸いです。
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