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iPhone8 レビュー!2022年でもまだまだ使える所有欲を満たせるガジェット
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
iPhone8を覚えていますか?
iPhoneが発売されて10周年の記念モデル。今まではiPhone7, iPhone7Sのように数字が上がるのは2年に一回でしたが、iPhone8が発売された2017年から毎年ナンバリングされるようになりました。
発売から5年が経過しますが、サポートも継続中で2022年秋リリースのiOS16への対応も決定しています。
すでにAppleの公式からは販売停止になっていますが、中古市場ではたくさん出回っています。
2万円以下で手に入るわりに高級感があり、所有欲を満たしてくれるのがiPhone8です。まだまだ使っている人も多いiPhone8。2022年でも使えるのか徹底レビューしていきます。
iPhone8 外観
最近のスマホは全面ディスプレイが主流でベゼルもほとんどないので、ぱっと見はディスプレイ黒一色で形が異なるだけのデザインになってしまいます。
iPhone8は良くも悪くもベゼルが太めでホームボタンも残っているので、前面にもデザイン製が感じられるようになっています。
デスクの上に置いてあって、存在感があるのはiPhone8の方でしょう。
今回レビューするカラーは、ゴールド。前面はホワイトパネルを採用し、TouchIDの部分はサイドフレームと素材を合わせることで見た目の良さと高級感を引き上げてくれます。
iPhone8の美しさが最も感じられるところは背面。ガラスパネルを採用し、ツヤが加わったことでうっとりするような外観になっています。
iPhone8から採用されたガラスパネルは、耐久性をかなり向上させているため、非常に割れにくくなっているのも特徴です。
ガラスパネルはエッジ部分を湾曲していて、手にも馴染むのでフィット感も上々です。
背面ロゴもシンプルで、アップルのロゴとiPhoneという文字のみが刻印されています。
ちなみに同じデザインのiPhoneSE(第3世代)や、最近のiPhoneはロゴのみとなっています。
サイドはアルミボディを採用。iPhone7Sまで採用されていたスチールフレームとは異なる高級感があります。
ただこのアルミニウム製のバンパーは曲線になっていてなめらかなので、不意に滑って落としたりする危険があります。
特にポケットから取り出す際には注意が必要で、やはりケースをつけておくのが安心です。
iPhone8のケースならiFace Reflectionがおすすめ。背面がガラスになっているため、iPhoneの美しいデザインがそのまま活かせるタイプ。側面はTPU素材でおおわれており耐久性も非常に高いのが特徴です。
また、デスクの上など、平面に置いてあると掴みにくさを感じます。
左側のミュートボタン、音量ボタンや、右側の電源ボタンとSIMカードスロットも最新のiPhoneと全く同じです。
下部はステレオスピーカーとLightningポートのみで3.5mmジャックもありません。
カメラはまだ単眼レンズ。画素数は1200万画素でiPhone13と同じですが広角や望遠、接写などの表現はできません。
画面サイズは4.7インチで本体サイズはiPhone12よりも一回り小さいサイズ感。iPhoneSE3と全く同じ筐体なので、気になる方は一度実機を触ってみることをおすすめします。
同時期に発売されたiPhoneXがTouch IDを廃止したことで注目を集めがちですが、2017年発売のiPhoneなのに高級感は健在で、ここまで所有欲を高めてくれることに驚きを隠せません。
これでいて、当時の販売価格は78,800円〜なので、いかに今のiPhoneが高価なのかわかるでしょう。
iPhone8 使いやすさ
TouchID(指紋認証)対応で快適に
マスクをすることが当たり前の時代、FaceIDはかなりストレスでした。
昨年よりFaceIDがマスク着用時にも対応し、高確率で反応することにはなりましたが、ベッドで寝ながら利用していたり、暗がりだと反応が鈍くなります。
メガネを変えると反応が鈍くもなりました。。
確かにホームボタンに指を置く必要がないのは非常に快適なのですが、認証できなかったときのストレスも大きいです。
マスク着用時も100%の精度ではないし、角度が悪かったり、太陽の下で認証できないこともあります。
何回か失敗するとパスコードの入力を求められるため、キーボード操作を行わなければならないのも不満要素。
そういうわけで、FaceIDは決して使い心地が良いとは言えず、TouchIDの復活を願っているユーザーも多い状況です。
iPhone8以降は、iPhoneSEで採用されている以外はすべてFaceIDに置き換えられています。
実際にiPhone8で指紋認証を試してみると、読み取り速度も速く、指をホームボタンに置いたらサッと認識してくれます。指紋認証を使いたいなら最高の機種でしょう。
ワイヤレス充電対応
iPhone8からワイヤレス充電にも対応したため、Lightningポートを利用しなくても充電することが可能です。
ずいぶん前から私もiPhoneの充電をワイヤレスでしか利用していないので、今さら有線接続に戻ることはできません。
iPhone8は最新のMagsafe充電には対応していませんが、ワイヤレスで充電できるので快適。
有線接続の方が充電速度は速いですが、置くだけのワイヤレス充電は圧倒的に楽なので、まだ使ったことない人は試してみてほしい機能の1つです。
おサイフケータイ(Apple Pay)対応
iPhone7から搭載されたFelica(おサイフケータイ)は、iPhone8にも実装されています。
ApplePayの機能を使えばSuicaだけでなくiDやQUICPayなども利用できるため、キャッシュレス決済がはかどります。
最近の店舗でキャッシュレス可能なところは、大抵の場合、QR決済やおサイフケータイに対応しています。
iPhone8さえ持っていればサイフだけでなく、クレジットカードすら持っていなくてもそれなりに買い物はできてしまいます。
一度使ってしまうとキャッシュレスのない生活は耐えられないため、必要な機能と言えるでしょう。
防塵防水機能はIP67
iPhone8はIP67という防塵防水機能を備えているため、一時的に水の中に落としてしまっても耐える性能を持っています。
雨の日や水場のあるキッチンで利用するときもあまり気にすることなく使えます。最近のスマホのほとんどは防水性能を持っていますが、5年前のiPhone8でも備わっています。
ちなみにiPhone12以降はIP68に向上しており、水没した後の経過時間に強くなっています。とはいえiPhone8でもお風呂場でスマホをいじるぐらいのことはできます。
iOS16にも対応し、2023年まで保証付
iPhone8は2022年秋にアップデートされるiOS16に対応することが正式決定しています。
少なくとも2023年の秋までは最新のiOSを使い続けられることがわかっています。
今回、iPhone7がサポートから外れてしまったので、2024年はどうなるか微妙なところですが、アップデートしなくても使い続けることは可能です。
修理保証は2025年終了予定なので、まだ当面の間は使うことができるでしょう。
iPhone8 使いにくい点
ウマ娘は非推奨端末の処理性能
Geekbench5で性能を測りました。
左は、A14 Bionicを搭載するiPhone12ですがやはり性能は大きく変わります。
最新のゲームをするには不向きですが、原神をプレイしてみたところ多少カクつくものの正常に動きました。
ただiPhoneが熱を持ちますので長時間のプレイには不向きでしょう。
また、ウマ娘はiPhone8を非推奨端末に変更しているなど、最新ゲームをしたいのであればおすすめできません。
Youtubeは私が試したところは特に問題なく使用できました。しかし、複数のアプリを動かしていると落ちることもありそうです。
Web閲覧や、SNSを利用したりするだけであれば問題なく利用できるため、2万円で手に入るなら格安と言えるでしょう。
カメラの画質は良いが表現の幅は少ない
iPhone8は1200万画素。これはiPhone13Proでも同じ画素数です。
実際に写真をいくつか撮ってみましたが、同じ画角や構図で撮影する分にはそれほどわかりません。
接写もきれいで高精細に撮れていることがわかります。ただ写真を綺麗に写すだけなら2017年のカメラでも十分満足できる画質です。
iPhone8とiPhone12で撮影した写真を比べてみましたが、大きな違いは見られません。
※写真タップでアップ
iPhone8 iPhone12
iPhone12の方が色補正で空の色がより青みがかっていて映えますが、比較しなければわからない程度の違いです。
日中に撮影するだけならほとんど差がないことがわかります。
ただ、構図や画角などにこだわり撮影する場合や夜間の撮影では違いが見られます。
iPhone12ではレンズが2つあるため広角撮影が可能です。同じ場所でも多くの被写体を含めることができます。
また、A11 Bionicの処理能力ではポートレート撮影(背景をぼかす)はできません。
ナイトモードがないので暗がりでの撮影は最新のiPhoneのほうが明らかに魅力的です。
最新のiPhoneは画質ではなく表現の幅を上げることに重きを置いています。そのため、より一眼レフに近づいた撮影が可能になっていますが、iPhone8にその能力はありません。
素人が普通に記念撮影をする分にはiPhone8でも思い出として十分綺麗に残すことができるでしょう。
eSIM、デュアルSIMに非対応
iPhone8はeSIMには対応していません。そのため、物理SIM(nano SIM)が必要になります。
スマートフォンに内蔵されたSIM。物理的なSIMカードが不要で開通が可能なので、SIMの破損・紛失リスクが少なく、回線開通までの待ち時間も短縮される。
ネットで回線契約することも主流になってきており、eSIMに対応していれば、SIMカードが郵送されてくる時間を待つ必要もないので即日契約も可能です。
最初の契約だけですが、eSIMの手軽さを知ってしまうと物理SIMでの契約や設定は面倒だと感じます。
また、デュアルSIMにも非対応なので、2022年にauで起きた大規模障害に備えてdocomo回線を副回線として準備しておくことは不可能です。
eSIM、デュアルSIMともにiPhoneSE(第3世代)では対応しています。
iPhone8とiPhoneSE 第3世代の違い
iPhone8とiPhoneSE(第3世代)の違いは搭載されているチップで筐体は全く同じものです。
iPhone8ではA11 Bionic、iPhoneSE(第3世代)ではA15 Bionicが搭載されています。
製品 | iPhone8 | iPhoneSE 第3世代 |
プロセッサ | A11 Bionic | A15 Bionic |
本体容量 | 64GB/256GB | 64GB/128GB/256GB |
カラー | ゴールド シルバー スペースグレイ (PRODUCT)RED | スターライト ミッドナイト (PRODUCT)RED |
バッテリー(ビデオ再生) | 最大13時間 | 最大15時間 |
参考価格 | 約20,000円 | 57,800円〜 |
iPhone8は中古市場の価格を参考にしていますが、この価格差はチップ性能によるものです。
iPhoneSE第3世代で採用されているA15 BionicはiPhone13シリーズと同一のものであり、かなりサクサク動きます。
重たいゲームやアプリを利用したいならiPhoneSE(第3世代)がおすすめです。
また、電力効率もA15 Bionicチップでは大幅に向上しており、iPhone8よりも長く使えます。加えてiPhone8は中古品で、バッテリーの劣化もあるので毎日の充電は欠かせないでしょう。
カメラ性能もチップの違いにより、ポートレートモードを使うことができます。ただしナイトモードを使うこともできませんし、広角レンズもないので画角を変えることはできません。
- iPhoneSEなら重たいゲームもサクサク動く
- iPhoneSEの方がバッテリーの持ちが良くなっている
- カメラでポートレートは使えるが、価格差ほどの違いはない
まとめ iPhone8は2022年でもまだ使えるのか?
iPhone8についてレビューしました。
- ウェブ閲覧やSNSがメインの人
- 重たいゲームを利用しない人
- カメラに夜景やポートレートモードが必要ない人
- 顔認証にストレスを感じている人
- 子供に使わせるスマホを検討している人
ゲームなど、重いアプリを動かしたい場合は5年前のiPhoneではさすがに厳しいため、iPhoneSE(第3世代)の購入が必要です。
ただし、ウェブ閲覧やSNSを利用する分には全然問題ありませんし、Youtubeなどの動画閲覧もできました。
カメラもiPhone13と同じ1200万画素。単眼レンズでポートレートやナイトモードには対応していないですが、日中の明るい場所での撮影であれば綺麗に映ります。
お財布ケータイにも対応し、ワイヤレス充電もできるため、最新のiPhoneにも大きく劣る機能もなく、まさにiPhoneの集大成というべきものでした。
TouchIDにも対応しているiPhoneなので人気はまだまだ続きそうです。
iPhone8を安く手に入れる方法
総合商社の伊藤忠商事が運営している「にこスマ」では三つ星と言われる高品質なiPhoneを手に入れられます。
ネットワーク制限なし
本体に割れや欠け傷なし
バッテリー容量80%以上で機能不良なし
メルカリなどのフリマサイトの方が安く手に入れられる可能性はありますが、初期不良をつかまされる可能性はゼロではありません。
ネットワーク制限など、余計な心配をいろいろするのも面倒です。
また、それほど安くなるわけでもないので中古で買うなら信用のある中古販売サイトがおすすめです。
今回、「にこスマ」より、実際に販売されている製品を提供いただきましたが、中古Cグレードでもとても綺麗な状態でした。
Cグレードは目立つキズがあるとのことですが、側面にいくつかキズがついているものの、気になるほどではありませんでした。
中古ショップとしてはイオシスも有名です。
イオシスなら中古品の取り扱い実績がたくさんあり、Apple製品も多数取り扱っています。
初期不良による交換や、一定の保証期間もあり、状態もランク別によって分けられているので、安心して購入することができます。
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。