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レビュー Pixel7 Pro ファーストインプレッション!カメラ性能はiPhone14 Pro以上!?
こんにちは、あおい(@tolkoba)です。
- Pixel7 Proのファーストインプレッション
- Pixel7 Proのカメラ性能
- Pixel7 ProとPixel6 Proの違い
Google Pixelシリーズ待望のフラッグシップモデルの2022年版がついに登場。Pixel4の下取り額が65,000円で購入できて、さらにストアクレジットがもらえて実質27800円という破格。
ずっとAndroidのハイエンド端末を狙っていたので、勢いでiPhone12の下取りプログラムを利用して購入ました。
Googleフォト無制限であるPixel4を市場から無くしたかったという噂も流れましたが、iPhoneのシェアを奪いに来たのか、採算度外視でハイエンド端末を配るGoogleの本気度がどのくらいなのか試してみました。
実際にGoogle Pixel 6 Proを触って感じた良さやイマイチな点の実機レビューしていきます。
\ Pixel7 Proをチェックする /
Google Pixel7 Pro 特徴
Pixel7 Proの主な特徴は以下。Pixel6 Proから進化したのは処理性能とカメラの2つ。Pixel6 Proまでは指紋認証のみでしたが、顔認証まで対応したのは嬉しいところです。
- Google Tensor G2搭載
- 6.7インチディスプレイ
- リフレッシュレート120Hz
- メモリ12GB
- 強固なセキュリティチップ「Google TitanM2」
- トリプルカメラ30倍ズーム対応
- 撮影した写真のブレやボケを補正
- 10bitカラーのHDR撮影
- 指紋認証+顔認証対応
- 5Gのミリ波対応
- Pixel6 Proから7,700円の値上げ
Google Pixel7 Pro 外観・サイズ
デザイン
横に並んだトリプルレンズがかなりインパクトがあるデザインが特徴。カラーリングは3色で、「Hazel」「Snow」「Obsidian」。Hazelと迷いましたが、購入したのはホワイト系のSnow。
白とカメラ部分のメタルな色があいまってシンプルでいい感じです。
個人的にはPixel5までのシンプルな背面が好きでしたが、年々大きくなるカメラを隠すために導入されたのがこのマスク。
オリジナリティがあふれているデザインは好き嫌いが分かれるところではあります。
本体表面はガラスのような素材を採用しているため、非常にスベスベで光沢感があります。
ホワイトなのか指紋が目立つということはありませんでした。
カメラのカバー部分にはステンレスを採用。ガラスとステンレススチール素材の組み合わせは高級感があります。
iPhoneのようにカメラの存在感を主張するのではなく、マスクで目立たなくさせているのはPixel 6 Proからの特徴です。
サイズはPixel6 Proとほぼ同じ
サイズは162.9 x 76.6 x 8.9mmでPixel6 Proとほぼ変わらず。
前面、背面にはどちらもCorning製のGorilla® Glass Victusを採用。落下時の衝撃や引っ掻きによるキズがつきにくい素材となっています。
ガラス素材には指紋がつきくいコーティングも施されており、裸のままでも使いやすいです。
重さは212gとpixel6 Proよりも2g増加していますがほぼ同じ。iPhone14 Pro Maxと同じでかなりサイズが大きいため、片手操作は難しいです。
付属品
Pixel 7 Proの付属品はこちら。
- 本体
- USB-C to USB-Cケーブル(1m)
- USB-A変換スイッチアダプター
- 説明書
本体の他にはUSB-C to USB-Cケーブル(1m)と、USB-Aに変換できるスイッチアダプターも付属。充電器は自分で用意する必要があるありますが、どんなタイプの充電器にも合わせられるのが嬉しいところです。
ただし、USB-Aでの充電は最大12Wになってしまうので、高速充電をしたい方はUSB-Cの電源を用意しましょう。
インターフェース
側面もカメラのマスク部分と同じステンレススチールを採用。
インターフェースは、右側に「上:電源ボタン、下:音量調節ボタン」を配置。
Androidは「上:音量、下:電源ボタン」であることが多いので、混乱する人も多いようです。
左側にはSIMカードスロットが搭載されています。
底面にはUSB-Cポートとスピーカーを装備。
USB-Cは、USB Type-C 3.2 Gen 2という最新の規格に対応。最大転送速度は20Gbpsとなるため、Pixel7 Proで撮影した写真や動画を高速にPCに取り込むことが可能です。
取り込み先のPCも同じ規格に対応している必要があります。
ちなみに、MacBookであればThunderboltケーブル(最大40Gbps)に対応しているため最大スピードでの転送が可能です。
SIMカードはnano simとeSIMのデュアルSIMを搭載しています。スピーカーはステレオスピーカーで、マイクが3つにノイズキャンセレーションも、搭載されています。
イヤホンジャックやSDカードスロットはありません。
Google Pixel7 Pro ディスプレイ
- 6.7インチの大画面ディスプレイ
- 552ppiで詳細までくっきりキレイ
- ピーク時の輝度1,500nitで直射日光でもバッチリ
ディスプレイサイズは6.7インチのエッジタイプ。
アスペクト比 は19.5:9で、QHD+(1440 x 3120)はPixel6から変わっていません。
リフレッシュレートは120Hzでヌルサク。使い勝手は60Hzでも問題ないですが、実際に触ってみると違いが分かります。かなり快適です。
前面にはパンチホールを配置。iPhoneのノッチと違い非常にシンプルで動画を見ていても全くジャマになりません。
最大輝度 1,000nit(HDR)、ピーク時の輝度は1,500 nitです。
直射日光の下に置いても画面ははっきりと見えます。
iPhone14 Pro シリーズの最大輝度は2,000nitのため、数値上はiPhoneの方がより見えやすいですが、目に見える差は見られませんでした。
Google Pixel7 Pro バッテリー性能
- 5,000mAhで24時間以上のバッテリー駆動
- バッテリーセーバー利用で最大72時間
- ワイヤレス充電、急速充電対応
- リバースワイヤレス充電対応
バッテリーは大容量の5,000mAh。24時間以上のバッテリー駆動性能を持ち、バッテリーセーバーを利用することで最大72時間の駆動時間を実現します。
急速充電にも対応し、最大30分で50%まで充電できます。急速ワイヤレス充電にも対応。最大23Wまで出力可能です。
リバース ワイヤレス充電もできるようになっているので、ワイヤレスイヤホンなどの充電も可能です。
Google Pixel7 Pro スペック
Antutu スコアは81万点
Google初の純正チップ、Google TensorはG2によりさらなるパフォーマンスを実現しています。
Antutu ベンチマークでスペックを比較したところ81万点。
iPhone14ProMaxは90万点と比較してもかなり高めです。
Pixel6 Proが70万点台と考えると、順当にスペックアップしたというところです。
メモリは12GBの大容量
Pixel 6 ProとPixel 7 Proのメモリは12GBで、ストレージは128GB/256GBから選べるようになっています。
microSDメモリカードには対応しないため、たくさんデータを保存したいならストレージ容量の多いものを選ぶ必要があります。
写真や動画が多いのであればGoogleフォトを利用するのが良いでしょう。
Google Pixel7 Pro セキュリティ
Pixel7 ProではTitanM2というセキュリティチップを搭載。個人情報の塊となったスマホを強固に保護してくれます。
顔認証+指紋認証のW対応
iPhoneでは搭載される望みが薄い指紋認証は、Pixel6 Proから搭載されていましたが、Pixel7 Proでは新たに顔認証も搭載されました。
これにより、マスクをしていたり、日中の日差しが強い場所では指紋認証、手袋をしているときは顔認証を使うことで、よりストレスの少ないアンロックを体験できます。
実際に試してみました。
軽くサッと触れるだけで一瞬で開きました。
顔認証は、日中であれば一瞬でロック解除できるため、わざわざ画面をタッチしなくても良いところは非常に便利です。
しかし、暗闇の中では認識しませんでした。また、マスクはもちろん、口元まで見えないと認識してくれないようです。
この辺りは、マスクありでもほぼ実用的に使えるiPhoneと違ってまだまだという印象です。
また、Google自身、顔認証はセキュリティレベルとして低めに設定しており、ログインの時しか使えません。
それでも、指紋認証と顔認証を併用できるのはあらゆるシーンで便利なのは間違いありません。
Google One VPN搭載(近日予定)
Pixel7 ProではGoogle One VPNを搭載します。
送受信間を第三者に見えない仮想的なトンネルと構築して通信する仕組み。内部は暗号化されているので第三者からの侵入を防ぐメリットがある。暗号化されていない公衆回線でも安全に利用できる。
これにより、公衆の無線Wi-Fiに繋げるときも第三者に読み取られることなく、接続することが可能。
ファイルのやりとりを安全に行うことができます。
緊急時対応
iPhoneでは衝突検知機能を利用した緊急通報を使うことができますが、Pixel7 Proでは3つの緊急機能を使うことができます。
- 緊急通報
- 位置情報の共有
- 動画の録画
こういう機能は普段使うこともないですし、検証もしづらいですが、何かあった時の保険にはなりそうです。
Google Pixel7 Pro カメラ性能
- 50MP広角カメラ、12MPウルトラワイドカメラ、48MPペリスコープ望遠カメラ
- 望遠レンズ5倍ズーム、超解像30倍ズーム
Pixel7 Proで大きく進化したのはカメラ性能。
背面のカメラは三眼レンズを搭載。50MPの広角カメラに、12MPのウルトラワイドカメラ、そして48MPのペリスコープ式望遠レンズがついています。
望遠レンズは5倍光学ズーム、さらに超解像ズームを利用することで最大30倍のズーム撮影が可能です。
前面は10.8MPのインカメラがついています。
夜景も綺麗です。光で白飛びすることもなく、綺麗に写っています。
暗所撮影もできました。ただシャッターが完了するまで数秒待ちがはいったため少しブレています。
暗所でもキレイに撮ることはできますが、惜しいところです。
30倍ズームがあれば子供の運動会でもスマホでOK
スマホのズーム機能を利用しても画質が荒れたり、文字がぼやけたりしがちなのでオマケのようなものだと思っていたのですが、実際に撮影してみるとめちゃくちゃキレイでした。
30倍のズームにしても、文字がギリギリ読めるのが素晴らしいです。
小学校の運動会だとスマホのズームでは画質悪いし、小さいしであまり使えなかったのですが、Pixel7 Proのズーム機能を使えば、もうスマホ1つで良いのでは?と思うほど。
iPhone14 Pro Maxの光学ズームを使っているとほとんど文字が潰れて見えませんが、Pixelは結構はっきりと分かります。
ズーム機能についてはPixel7 Proが圧倒的でしょう。
マクロフォーカス
マクロフォーカス機能はPixel7 Proから新たに搭載された機能。かなりの接写にしてもボケることなく細部まで美しく撮影してくれます。
手ブレしても自動で修正する
手ブレ補正もできるようになっています。昔に撮影した写真も綺麗な状態で保存可能。
10年前に撮影した写真ですが、確かにブレブレの画質が少しはっきりした感じ。
過去の写真を見返していてイマイチ焦点が合ってないなぁというものに試してみると効果がありそうです。
とは言え、解像度を上げてくれるわけでもないので、昔の写真が蘇るというほどは期待ができなさそうです。
動画撮影はシネマティックモードに対応
iPhoneと同じくシネマティックモードの撮影にも対応しています。
被写体にピントを合わせればサッと背景にボケ感を与えてくれます。フォーカスの移り変わりも早いので実用レベルで使える印象を受けました。
動画の手ぶれ補正も優秀
iPhone14 Pro MaxとPixel7 Proの手ぶれ性能を比較してみました。
両手にスマホを持った状態なので実際はかなり揺れています。全然ブレがないiPhone14 Pro Maxが超優秀なのに対してPixel7 Proも大健闘していることがわかります。
一定のタイミングでブレが生じている感はありますが、それでも見てられない映像でもありません。
iPhone12はかなり揺れているので、比較するとそのすごさが伝わるでしょう。
総合的なカメラ性能という部分ではiPhone14 Pro Maxの方が上に感じますが、高解像度ズームなど、やれることの幅が広いのがPixel7 Pro。
多くの人にとっては、どれだけかんたんに撮りたい写真や動画が撮れるかが重要なので、カメラ機能に関してはPixel7 Proの方が強いです。
Google Pixel7 Pro 音質・コーデック
スピーカー
Pixel7 Proはステレオスピーカーを搭載。
実際に音質のテストをしてみました。
音量、音質ともに無難な印象。悪くもありませんが良くもなし。iPhone14 Pro Maxの方が音の伸びも広がりも大きく聴きやすいです。
コーデックはLDAC対応
内蔵スピーカーはそこそこですが、Pixel7 ProはLDACに対応しています。iPhoneは最高の音質よりも最高の体験に重きを置いているため、対応コーデックはSBC。音質にこだわりのある方には残念な仕様です。
Pixel7 ProはPixel6 Proと同様にLDACに対応し、ハイレゾ音楽を聴くことができます。
- SBC
- AAC
- aptX
- aptX HD
- LDAC
実際にハイレゾ対応のイヤホンを利用してiPhoneとPixel6 Proを聴き比べてみましたが、静かな環境で聴くハイレゾ再生は格別。
高音の伸びは4万円もするAirPods Proよりもクリアに聞こえます。女性ボーカルの声も解像度が高く、キンキンしないので長時間聴いていても疲れません。
iPhoneとはまた違う、純粋に音を楽しむ体験ができるようになっています。
Google Pixel7 Pro 特徴的な機能
おサイフケータイ
Pixel7 ProはFelicaに対応。Suicaなどの交通系カードはもちろん、おサイフケータイにも対応しているため、スマホ1つで出かけることも可能です。
QuickPayやiDを入れておけば、ほとんどどこの店舗でも使えます。
防塵・防水はIP68
Pixel7 Proの防塵・防水性能はIP68。
1メートル程度の水に30分間沈めていても問題なし。
ちなみにiPhoneは水深4メートルで30分など、さらに深くまで沈んでいても大丈夫な性能を誇っています。
Pixel7 Pro と Pixel6 Proの違い
Pixel7 ProとPixel6 Proは、スペックで比較すると違いがわかりにくいです。
主に大きく変わったのはSoCがTensor G2になったことと、カメラ性能のアップが大きいです。
- TenSor G2
- 最大輝度25%増加(1,500nit)
- スーパーバッテリーセーバーで72時間
- 超広角カメラの画角が広がった
- 光学ズーム5倍
- 超解像ズーム30倍
- ボケ補正、マクロ撮影
- 顔認証
- 価格が7,700円高い
特にカメラについては、性能が大幅に上がっており撮りたい写真や動画が気軽に撮影できるようになりました。
マクロ撮影など、iPhoneにもついている機能を実装し、ボケ補正や30倍の超解像度ズームなど、独自の進化も遂げているところは魅力です。
まとめ
この記事ではPixel7 Proについてレビューしました。Pixel6 Proからの弱点をしっかりと潰し、iPhoneよりも安く購入でくるうえに大幅値引きや下取りを駆使してお得感を出しています。
カメラ性能も大幅に上がりました。マクロ撮影ができるようになったうえに、超解像ズームでは30倍で撮影ができるようになっています。
iPhoneにある機能をしっかりと補完し、ない機能を実装してきたあたり、かなり人気が出る機種になるのではないかと感じます。
- マクロ撮影、30倍ズームなどカメラ性能が大幅に向上
- 指紋認証+顔認証のW認証搭載
- 夜景撮影の白飛びがiPhoneより少ない
- 下取り、ポイントキャンペーンでコスパが良い
- スピーカーの音質は普通
- 暗い場所での顔認証はできない
- 上:電源、下:音量ボタンは違和感
最後までお読みいただきありがとうございます。あおい(@tolkoba)でした。
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